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膝枕外伝 ヒザコッチ ひさこっち編

こんにちは。ノアです。皆さん、お久しぶりです。暫く外伝から遠ざかってました。今回初めて書くことになったような気持ちになってめちゃくちゃ緊張してます。
こもにゃんさんの悪魔の膝枕から、その中にでてくるひざこっちからヒントを得て、私風にアレンジさせていただきました。
 たまごっちとの出会いは大学生です。当時パナソニックで友人がアルバイトしていて、それで※1たまぴっちを勧めれたのがきっかけです。
 ひざこっちのことを書くに至って、沢山たまごっちのことを調べていたら、ついたまごっちのスパイファミリーのアーニャっちをAmazonで買ってしまいました。届くの密かに楽しみにしています。
 さて前置きが長くなりましたが、たまごっちいや、ひざごっちを作者自身が全力で楽しみ、作者の人生観、知識をフル回転させて書かせていただきます。
 今回の外伝は膝枕は出てきません。今回の主役はひざこっちの中のひさこっちです。
 流行は繰り返す。20年周期で流行は繰り返すと言われている。明確は理由は不明だが、※2  時はマサに大ひざこっち時代。
子供から大人まで老若男女問わず、誰もがヒザコッチの虜になってました。
「ひさこっちてやっぱ面白いよな!」
 色黒で見るからに健康優良児の健太。
 
「僕は※3光源氏さんを見習ってヒサコちゃんを理想の女の子に育てるんだ!」
隣でキラキラした目で嬉しそうに話しているのが、眼鏡をかけている優真。色白でイケメン。見るからに優等生タイプだ。
(「それは止めた方がいいと思うよ。優真君。光源氏さんは平安時代の時でもかなり際どい立場にいたし、今だって※4 推しの子のあかねちゃんがSNSで大炎上したし、一度炎上すると完璧に沈下することは難しい。作者、心の声)
 2人とも米5膝丹小学校に通う2年生である。健太と優真は同級生。2人は親友で鈴蘭さんが営んでいる※6カアロアロカフェにほぼ毎日通っている。そこでひさこっちや膝枕カードで遊ぶことが日課だ。
 このカフェは儲けを主としているお店ではない。ブレンドコーヒーを200円で提供している。個人的経営の喫茶だとブレンドは300円から500円が相場である。一杯200円は大衆喫茶のコーヒーの値段と同じくくらいだ。これはマスター鈴蘭さんの人柄を表している。今井先生が仰る金持ちより人待ちという言葉から、子供にも来やすい値段になった。ブレンドコーヒーと※7 10膝パンを合わせても500円。アロアロカフェではセットで頼むのが定番になっている。
 最もこの価格でお店をやっていけるのは、彼女の夫が大企業の社長?または大学病院の教授とも噂されている。
そんな中、一際賑やか明るい声の持ち主が、短いスカートを翻してやって来た。
「鈴蘭さーーん、アイドルのオーディション落ちたーー➖!」
オーディションを落ちた割には明るい。むしろ受かったような勢いである。彼女は※8膝浜学園に通う高校生2年生の順子。
「え?順子ちゃん、また落ち」
マスターの鈴蘭さんがうっかり真実を言おうとしたが、ギリギリのところで言葉を飲み込んだ。
「おもにゃん、私アイドル向いてないのかしら?」
ちょっと弱気になる順子。おもにゃんは順子のクラスメートで女優を目指している。お互い夢に向かって頑張ろうとすっかり意気投合して、すぐに仲良くなった。今では親友である。おもにゃんは順子の性格をよく知っているのだろう。
「ーーーで今回落ちた原因は何?」
間髪入れずに落ちた原因を聞く。
「そ、それは‥」
途端に口籠る順子。少し表情も硬くなる。
「そ、それは?またオーディションの前に食べすぎたのでしょ?今回は何を食べすぎたの?」
「ちょっと‥‥お肉を‥‥」
「肉?」 
思わずおもにゃんの声が大きくなった。余程驚いたのだろう。鈴蘭マスターも絶句している。
(作者も驚いている。当初はこんな話ではなかった。書いていたら、順子さんとおもにゃんさんが楽しく動き出してこんな話になってしまった)
「だ、だって女子高生ってお腹空くんだもん。オーディション中に力尽きるの嫌だったんだもん!」
こういう風に言うと割と最もらしく聞こえる。
「ヤンニョムチキン3人前、スンドゥブ3人前、おはぎ3つ」
「い、いやあー順子ちゃん、3で統一しても意味ないわよ。てゆーか、何考えてんの?韓国料理はあたしも好きだけど、ニンニクとかキムチ、入ってるよね?オーディション前に食べるものではないよね?」
「そりゃあ、ヤンニョンチキン3人前は食べ過ぎかもとあたしも反省してるけど、スンドゥブって飲み物だよね?
「はっ?」 
おもにゃんの頭はパニックになっていた。
おもにゃんの言ってることはご最もである。そもそもオーディション前に韓国料理を食べることが言語道断である。
そんな2人を鈴蘭さんは心配そうに見つめている。
(作者もこの物語が収拾がつくか心配である。) 
「オーディション終わってから食べるべきでしょ、そこは!何で前に食べちゃったかな?」
「で、でもおもにゃん、何か災害が起きたら、食べれなくなっちゃうじゃん!だから※9食べたいものは先に食べなさいってお母さんが」
「はい、はい。順子ちゃん、言い訳はそこまで!あなたはアイドルになりたいのよね?あなたは17歳で若いけど、残念ながらアイドルには賞味期限あるの!後3年ぐらいね。つまり残された期間はそんなに長くないの。アイドルは食欲に負けない。いや負けてほしくない」  
おもにゃんは順子の顔を真剣に見つめて言った。そんな2人の空気を察したのだろう。鈴蘭マスターがすかさず、
「まあまあ2人共、その話はこれぐらいにして※10スズランブランドと10膝パンはいかが?
「はい。食べます」
2人は即答する。甘くて美味しいものは無敵である。
「やっぱり米10スズランブランドと10膝パンは完璧な組み合わせだよね。※11ハイキューの日向と影山。※12コードギアス復活のルルーシュのルルーシュと朱雀だよね?」
おもにゃんはスズランブレンドを飲みながらしみじみ言った。順子は遠慮がちに、おもにゃんの肩に手をおく。
「あのさ、多分これ作者(ノア)しか分からない例えだよね。例えはみんなが分かりやすく説明するべきよね。全く作者(ノア)には※13やれやれだわ。本人書くのが楽しくて、読者をほったらかしにするいつものパターン‥‥」
と言う訳(作者の勝手な都合で)で今の例えはなかった事にする。※14ヘブンズドアー。
「やっぱりアイドルになるのって、大変なんだね」
順子は10膝パンを食べながら言った。
「そんなの今更じゃない。何言ってんの。」
「アイドルはひざこっちの中のひさこちゃんに任せようかな」
順子はカバンの中に入ってる可愛いひさこっちに目を向ける。   
「コラコラひさこっちに現実逃避しないの。‥‥さあ、行くわよー」

「え?行くってどこに?」
「順子ちゃん、沢山食べたんだから、体動かしてカロリー減らさなきゃ」 
おもにゃんは順子の手を取って、母親が経営するスポーツジムへ向かう。 
「アイドルも女優も体が基本だから、2人で頑張ろうよ!」
「はーい。おもにゃん先生。それじゃあ、またねー。鈴蘭さん」 
「ご馳走様でした」 
2人は明るい声でアロアロカフェを後にした。こうして今日もいつも通りのアロアロカフェの1日が終わっていく。めでたし、めでたし。 〔完」

で終わらないのが膝枕の世界ですよね。
(作者としては平和に物語を終わらせたいのですが?🧐)もう少しだけ続くので、ゆるい気持ちでお付き合い下さい。
 東京※15  S区内の住民のほとんどのひさこっちが突然真っ暗になって、フリージングする謎の現象が起こった。ある日の放課後のアロアロカフェ店内。
「なんかさあ、俺のひさこっち、いきなり真っ黒になっちゃってよ!」
真っ青な顔して、健太が店内に入ってきた。
「僕だって、もうちょっとで日本一のアイドルになったのに‥‥」
「俺の今までコツコツ育ててきた努力が?!」
「健太君もそうなのですね。僕のひさこっちも突然真っ黒になって、見事‥この通り」
一足早く来ていた優真はカバンの中から緑のひさこっちを健太に見せる。見事真っ暗になっていて、画面は何も見えない。 
「でもこれがおかしいのですよね。ひさこっちが真っ暗になったのは、僕らの地域だけ!あまりにも狭い地域に限定されています。大阪の友達にラインしたら、全く問題ないって‥‥」
眼鏡を掛け直しながら、優真は訝しげな表情をする。

「えーー?あなた達もなの?」
そこへ順子とおもにゃんもカフェにやって来た。アロアロカフェ常連のメンバーである。
「もってことは順子さんやおもにゃんさんのひさこっちもフリーズしてのですか?」
「マジかよ!?順子ねーちゃんやおもにゃんねーちゃんのひさこっちもぶっ壊れたのか?」
「あたしのひさこっちもこの通りよ。」 
順子はカバンから電源が入らなくなったピンクのひさこっちをみんなに見せる。
「私のも」
と言っておもにゃんも落ち込んだ表情で可哀想な状態になってるひさこっちを見せる。
その時、鈴蘭マスターが
「おもにゃん、何か紙が落ちたわよ」
と言って紙を拾っておもにゃんに渡した。
どうやらバックから取り出した時に落としてしまったらしい。
「何だよ?その紙きれは?」
「それ?何?」
順子と健太はほぼ同時に言った。その中で1番冷静な優真が、
「これってひょっとしたら‥」
明るい表情でその紙に目をやると
「おもにゃんさん、ちょっとこれかりますね。」
おもにゃんから落とした紙きれを渡されると、すみからすみまで目を通した。
「あーあ、やっぱりな」
その後落胆して、深いため息をついた。
「どうしたの?優真君?何が書いてあるの?」
とおもにゃん。
「おい、優真、もったいぶらずに早く教えろよ!」
しびれをきらして、健太が急かした。
順子も鈴蘭マスターも真剣な表情で優真の答えを待つ。苦笑いしながら優真は静かに話しだした。まるで名探偵〇〇〇のようである。
 取り扱い説明書に肉眼では読めないほどの細かい字で注意書きが綴られている。
ひざこっちののひさこちゃんはとてもデリケートな女の子です。Bバーにはひさこちゃんが大好きな彼氏と別れた悲しい思い出があります。決してBバー近辺にはひさこっちを持って行かないようにくれぐれもご注意下さい。誤った使い方をされると不具合が生じることがあります。そうなった場合、当社では一切責任をおいません。ユーレイ会社※※15コバルン&こもにゃん

「またいつものお約束の不具合が生じるパターンです。※16やれやれですね。」
「なぁー、不具合って何だ?それにBバーって駅の近くにあるし、避けるの難しくねーか?回り道するのめんどくさいよな!」
「その通りですね。健太君、不具合は簡単に言うと調子悪いって事です。そもそも人工知能に悲しい思い出も何もないと思います。作った人が好きにプログラミングできますからね」
優真は健太の疑問に丁寧に答えた。これもいつものパーンである。
「案外作者の実話とか」
鈴蘭マスターが鋭く突っ込む。
「ハハ、まさかね」
一同苦笑する。
「あー、いつもと違うパターン見つけた!ねぇ、みんな注意事項の後、よく見て!」
順子が会社名を指さした。
何とそこにはピンクの可愛い文字で※17ユーレイ会社コバルン&こもにゃんと書かれていた。
「何これ?」
「そもそもこの説明いる?」
「さあー?」
「ユーレイ会社って?よく日本政府許可したな!」

 (完)  

 ※1 たまぴっちとは今や廃盤となってしまったPHSの事。その中でたまごっち育てて遊べた。同機種で育てたまごっちをおでかけさせたり、一緒にご飯を食べたり等することができた。因みに携帯とPHSの違いは、携帯は大型の基地局遠介して高出力の電波を送受信することができる。一方PHSは有線回線と半径500mをカバーする低出力の短距離無線電波を組み合わせて受信している。しかし携帯のサービスが向上すると共に姿を消した。
PHSは近所で住んでいる仲間同士で使うのには適していたが、遠距離になると高額になった。
 ※2はワンピースの有名シーンからひざこっち用に引用しました。

※2アロアロカフェ 本当は鈴蘭さんを素敵な外国の言葉に変えたかったのだが、あんまり語呂がいいものがなく、思い切って鈴蘭ではなくて、ハイビスカスにした。ハイビスカスをハワイ語で言うとアロアロ。決して作者がハロハロが好きだからという訳ではない。笑

 ※3 紫式部原作の源氏物語に登場する光源氏のこと。
 ※4 推しの子 主題歌が最高にかっこいい。YOASOBIがアイドルを歌っています。(そのまま)因みに英語バージョンもある。
リアルが現実と酷似していて問題にもなってますが、色々な面で斬新。ブルロック(サッカー漫画)も大ヒット。推しの子もブルーロックも人間のエゴイストが描かれている。
 ※5 
※6膝偵(ニータン)小学校
※7膝浜学園 今井先生の膝浜から引用しました。中高一貫教育の学校。

※8 食べたいものは先に食べなさいってお母さんがはこれはノアが子供の頃から母に言われていた言葉。私は好物を最後に食べる習慣がある。

※9 スズランブレンドとはここではダルゴナコーヒーのことで、ミルクの上にコーヒークリームを乗せた飲み物のこと。このカフェでは鈴蘭さんオリジナルクリームを使っている。
※10  10円パンのこと。韓国の屋台で売っていたものがきっかけ。パンケーキの一種で生地にモッツァレア

ラチーズを入れて焼き上げたもの。ここでは形を膝の形にしている。
※11 ハイキューとは習慣少年ジャンプに連載していた大人気漫画。主人公日向と影山を中心に鴉の高校バレー部が全国制覇を目指す物語。2人のコンビネーションは最強。
※12 コードギアス復活のルルーシュに出てくるルルーシュと朱雀のこと。2人のコンビも最強。
「コードギアス好きすぎてごめんなさい」
※13 ジョジョ6部の主人公徐倫の口癖。
※14 ヘブンズドア ジョジョ4部岸辺露伴のスタンド名。標的を本にして情報を読み、書き込んで命令する。スタンド🟰超能力

※15 架空の東京の地名。

※16 やれやれですねはジョジョ3部承太郎から呆れた時に言う口癖。やれやれだぜをアレンジしたもの。

※17 コバルンは小羽さんの名前からヒントを得ました。ちゃんと本人の許可をもらいました。こもにゃんさん、順子さん、おもにゃんさん、鈴蘭さんも同様です。

この作品は皆さんと出会っていなければ、完成しませんでした。膝枕と出会って、皆さんと出会って、本当に感謝しています。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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