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【実体験】 第1章[私はこうしてハラスメントのターゲットになった]

私は知りませんでした。
幸せだなぁって日々なんて、
驚くほどかんたんに終わるんですね。

たったひと言
それだけで。

〜〜〜 〜〜〜 〜〜〜 〜〜〜

少し前までの私の日常は、
 いたって平和でした。

とっても忙しくてバタバタしてるけど、
 やりがいを感じてるし、
難しい仕事だとがんばってるなって
 充実感を感じで仕事をこなす。
そんな、気に入ってる平凡な日々。

それが、ある日を境に壊されていった。

きっかけは、職場で起きていた
「ある不穏な空気」に、
つい足を踏み入れてしまったから。


そこには、
絵に描いたような
自己愛の塊」な人がいた。

自分のプライドのためなら、
平気で他人を足蹴にして、
少し仕事のできない人をマウントして
粘着していじめ抜くタイプ。


その人のターゲットになって、
毎日毎日
「チッ、遅いな」
「居るだけで邪魔」
「もう仕事辞めたらいいと思うよ」
と陰湿な攻撃を受け、
今にも泣き出しそうな同僚がいた。


いつもは少しざわざわしてる部屋が

シーンとする。

周りの人はみんな、
巻き込まれたくないと
見て見ぬふり。

(あー、
ちょっとやりすぎ、
もう、見てられない……!)

気がつけば、
私はその同僚のそばに歩いていた。

「あ、その件なら私が引き受けますよ」
「それ、みんなで共有した方が早くないですか?」

できるだけマイルドに、
   怒らせないように。

でも、無駄だった
 ピリっとした空気
ちょっとした静寂

その瞬間の、あの人の目の色を
 私は一生忘れられないと思う。


獲物を横取りされたのような、
 自分の聖域を汚された独裁者のような
強い感情を持った冷たい視線


心のどこかで、
「ピーピー」っと不吉な警報が鳴った

「ヤバ、怒ってる?
いじめてた人を私が助けたから、
タゲ(ターゲット)がこっちに代わったかな?」
嫌な予感は、裏切る事なく見事に的中した。


次の日から、
私への攻撃が始まった。


昨日まで助けた彼に向けられていた
生ぬるい無視や、嫌味の矛先が
一斉に私をロックオンしたのだ。


挨拶はスルー
 (わかりやすい、子供だなぁ)

頼んでもないのに
作成中の書類を見直してくれて
こまかいダメ出し
(チェックは上長がしてくれるからやめて)

発言や行動には
 悪意を込めたあげ足取り

周囲への根回しによる孤立化
  (気づくのには時間かかった)

「え、私なんか悪いことしました!?」
と叫びたくなるのを必死で堪える日々

家に帰れば、どっと押し寄せる疲労感

でも、悔しさから眠れない
一晩中、あー言われたら、こう言おう

あたまの中でぐるぐる考えてしまう

お酒と胃薬が完全に友達になった


情けないのは、「あーあ、余計なことしなきゃよかった。あのまま黙ってれば、私は今も平和に仕事出来てたのにぃ」なんて、真っ黒な後悔が頭をよぎっていた。

今思い返すと、
そんな事を思う自分がイヤになって、
暗い気持ちになる。

でもね。

ある日、ふと思ったのだ。

もしあの時、
私が自分の平和を守るために
下を向いて通り過ぎていたら、
今の私はどうなっていただろう?

きっと、
ターゲットにされていた同僚の
暗い表情を思い出すたびに、
「見捨ててしまった」という、
もっと苦くて消えない罪悪感を
ずっと抱えて生きていたんじゃないか。


他人をむやみに助けることが、
いつでも正解とは限らない。

自分の身を守ることの方が、
時にはずっと大事だったりもする。
それは身に染みて学んだ。
私はヒーローでもなんでもない、
ただの不器用な人間だし。

だけど、
ボロボロになりながらも、
あの時の「これ以上見過ごせない」と
思った自分の気持ちだけは、
嘘じゃなかった。

むやみに助けるものじゃないのかもしれないけれど。

まあ、後悔はしないでおこ。

だって、
誰かを助けて
自分がちょっと傷ついても、
それは私が
「冷たい人間にならなかった証拠」
だと思うから。

そう自分に言い聞かせていたのが、
はじめの頃の私でした。


〜〜〜 〜〜〜 〜〜〜 〜〜〜

まだまだ続きますが、書いてると今でも貧血みたいにスーッと血の気が引いていきます。なので、ゆっくりゆっくり書いていこうと思ってます。
スキとフォロー頂けたら書く元気になります。よろしくお願いします。

つらかったあの頃から解放されて
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