ふくさなりしかちこちもち
厳しい寒さの中では
咲いている花も少なく、そのためか
ひとつの花に寄せるこゝろは
一段と強くなります。
水仙、冬から春へと季節を結ぶ花。
芳香も清楚な姿からも
こゝろも及ばれずして
冬を立ちゆく強さを
秘めている花だと思います。
そおっとつぼみに触れると
ぷっくりとして跳ぬるような
いのちの気が伝わってきました。

お正月の神さまは水仙の香りがお好きだそう。
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お正月の神さまをお見送りしました。
「今年のおもてなしはいかがでしたか。
また来年、お越しくださいませ」
重箱におせちをつめました。
人日の節句にお粥を煮つめました。
今日はあずきを煮つめて
ぜんざいを作りました。
(きなこももちろん)
お腹に、力をいっぱいつめました。
あれにもこれにも
こゝろをたっぷりつめました。
皆さまの無病息災をいのりつつ。
*
こゝろの壁の
どこかがこわれ
こゝろの扉の
どこかがひらく
鏡開きほどの
潔しはないけれど
*
