言行一致を意識してまずは一歩踏み出してみよう(『論語』公冶長篇)
今回取り上げるのは『論語』公冶長篇からの言葉。
吾人に於けるや、その言を聴きてその行を観る
(読み:ワレヒトにオけるや、そのゲンをキきてそのコウをミる)
私は他人に対して、その言葉をよく聞いて、その通りに行動するかきちんと見ることにした、という意味。
言行一致についてのお話ですね。
もともと孔子は弟子の言葉を信頼しており、実際に行動するかどうかは彼らに任せるようにしていました。
始め吾人に於けるや、その言を聴きてその行を信ぜり
(ハジめワレヒトにオけるや、そのゲンをキきてそのコウをシンぜり)
しかし、宰予(さいよ)という弟子がサボって居眠りをしていることを知った孔子は激怒し、「これからは発言を信じて任せるのではなく、実際に行動しているかどうかしっかり確認する」と言ったわけです。
自分の言葉に責任を持つというのは、割と難しいことだと思います。
何か目標を立てたとしても、仕事や家事が忙しくて時間が取れなかったり、体調を崩して行動するのが億劫になったり。
最初はモチベーションが高かったのに、気がつくと熱が冷めてきてしまって、「今日は疲れたし、明日頑張ろう!」という感じで毎回先延ばしにしてしまうんですよね…。
でも、それではいけないのです。
立派な人間になるためには、責任を持って言葉と行動を一致させなくてはなりません。
何か目標を立てたのなら、まずは少しでも良いので実際に行動してみましょう。
思い立ったらすぐやるのが吉です。
人間は現状を維持しようとする生き物なので、最初の1歩目さえ踏み出すことができれば、あとは意外と継続できるようになります。
すぐ行動できる人になるためのコツについては以下の本が詳しいので、そちらをご覧ください。
また、行動しやすくするためには、一つ一つのタスクをできるだけ小さく具体的にするのもおすすめです。
行動すること自体が習慣化されると、疲れているときでも無意識に行動できるようになります。
歯磨きをするのと同じくらいハードルが低くなれば、意識しなくても行動を続けられるようになると思います。
目標を達成するためには、とにかく行動しやすい環境を整えることが大切です。
言行不一致だと、孔子先生に怒られてしまいますからね。
吾人に於けるや、その言を聴きてその行を観る
(読み:ワレヒトにオけるや、そのゲンをキきてそのコウをミる)
発言と行動が一致しているかしっかり確認することにした、という孔子先生のお言葉。
言行一致はなかなか難しいですが、行動のハードルを下げることができれば格段に動きやすくなります。
最初の一歩目さえ踏み出すことができれば、半分くらいはクリアしたも同然です。
中国古典が初めてという方には、分かりやすい現代語訳・原文・解説で楽しく読める「ビギナーズ・クラシックス」シリーズがおすすめです。
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