感謝の気持ちを持つと今の自分を肯定できるようになる(『老子』三十三章)
今回取り上げるのは『老子』三十三章からの言葉。
足ることを知る者は富めり
(読み:タることをシるモノはトめり)
満足することを知っている人は、本当の意味で裕福な人である、という意味。
物質的な豊かさではなく、精神的な豊かさの大切さを語った言葉です。
いかにお金を持っていても、「あれも欲しい」「これも欲しい」と買いあさっていては、欲望は膨れ上がるばかりです。
自分が今持っているものを大切にし、その状態に満足することで、毎日が明るく前向きなものになっていきます。
しかも、物への執着から逃れることでストレスも軽減されるので、一石二鳥です。
感謝の心を育めば、ありふれた1日でも充実した1日になり、平凡な仕事でも喜びに溢れた活動になり、普通の機会でも大きな恩恵をもたらす出来事になる。
特に大事なのは、感謝の気持ちを持つこと。
以下の本で詳しく解説されているのですが、感謝の心を育むと自分が今持っているものに意識が向くようになり、日々をポジティブに生きられるようになります。
私にはたくさんのものが与えられていますから、自分に与えられていないものに思いを巡らせている時間はありません。
その他にも、睡眠の質が向上したり、心臓と脳の機能が向上したりなど、健康面でのメリットも豊富だそうです。
つまり、こういうことですね。
感謝の気持ちを持つと、自分が持っているものに意識を向けることができる。
自分が持っている物に意識を向けると、今の自分に満足することができる
今の自分に満足することができると、心が豊かになる
心が豊かになると気持ちが前向きになり、心身ともに健康になれる
改めて、老子の奥深さを感じました。
足ることを知る者は富めり
(読み:タることをシるモノはトめり)
満足することを知ると心が豊かになります。
今の自分に満足するために、まずは身の回りのことに感謝してみましょう。
感謝の気持ちを持つと、日々を前向きに過ごすことができるようになります。
一日一感謝。
私の今年の目標です。
中国古典が初めてという方には、分かりやすい現代語訳・原文・解説で楽しく読める「ビギナーズ・クラシックス」シリーズがおすすめです。
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