短編【義務と演技】小説
そろそろアレをする時期だ。
結婚して17年。
お互い二十代で入籍して今、私は41歳で妻は39歳。
盛りの峠はまだ越えてはいない。
だが、17年も夜のお相手が同じだと正直辛いモノがある。
最近ではひと月に一回になったが、それでも辛どい。
だけど、月一のアレで家庭が円満になるのなら夫としてやらない訳には行かない。
勘違いして欲しくはないのだが私は妻を愛している。
愛しているのだが、やらないで良いのなら、やらずに済ませたい。
もうそろそろアレをする時期なのだが妻から何も言ってはこない。
今夜も何事も無く過ぎ去る事を祈りながら私は夕食を黙々と食べていた。
テーブルを挟んで向こう側にいる妻は生まれて9ヶ月になる三人目の我が子に離乳食をあげている。
もう、9ヶ月か。
早いものだな。
と何気なく我が子を見ていると不意に妻と目が合ってしまった。
そして次の瞬間、妻は私にウインクをした。
とうとう来た。
今日が決戦の日なのか。
妻の機嫌を損ねる訳にはいかない。
私も妻にウインクをし返した。
夕食が終わって三時間後、私たちは寝室に入った。
寝室は一緒だがベットは別々にして私たち夫婦は寝ている。
結婚して17年目もなれば何処の家庭も似たようなのもだろう。
だけど今日はアレをする日。
私は妻のベットに潜り込んで優しく乳房を揉んだ。
妻は艶かしく喘いだ。
私は今から夫としての義務を果たす。
家庭が円満になるように。
そろそろアレをする時期です。
結婚して17年。
お互い二十代で入籍して今、私は39歳で夫は41歳。
盛りの峠はまだ越えてはいません。
だけど、17年も夜のお相手が同じだと正直辛いモノがあります。
最近ではひと月に一回になりましたが、それでも辛どい。
だけど月一のアレで家庭が円満になるのなら妻としてやらない訳には行きません。
なのだけど、やらないで良いのなら、やらずに済ませたい。
もうそろそろアレをする時期なのだけど夫から何も言ってはきません。
今夜も何事も無く過ぎ去る事を祈りながら生まれて9ヶ月になる息子に離乳食をあげていたら右目にゴミが入ってしまいました。
息子を抱っこして両手が使えない私は右目を二、三度まばたきしました。
それを見ていた夫が何を勘違いしたのか私にウインクしてきたのです!
ヤバイ!夫をその気にさせてしまった!
その夜、案の定、夫は私のベットに潜り込んできて私の乳房に優しく触れてきました。
仕方が有りません。
喘ぎ声の一つでも出してあげましょう。
私は今から妻としての演技をします。
家庭が円満になるように。
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