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初主催ライブ「全カットネタ寄席」を見てほしい理由

ワタナベエンターテインメント芸歴3年目、日本人のコウキと中国人のシンで「コウキシン」というコンビを組んでいるコウキと申します。
先日行った初主催ライブ「全カットネタ寄席」が配信開始されまして、それを是非見てほしい!という記事です。
配信URLはこちら(1月4日まで)
https://twitcasting.tv/nocutnetayose/shopcart/350312


全カットネタ寄席とは何か

概要

M-1グランプリ2024公式YouTube動画にて、コンプラや著作権等の問題がありカットされた芸人を集めたネタと企画のライブ。
コウキシンにとって初の主催ライブでもある。

この後TKO木下さん相手にMCをやる緊張感で噛みまくったオープニング

開催の経緯

今年大阪の3回戦動画がアップされたあたりから、ライブの楽屋がザワつき始めた。
「今年コンプラめっちゃ厳しくない?」
「牛ぺぺさんがネタパレでオンエアされたネタで全カットされたらしい」

東京3回戦もカットの嵐。
「男性ブランコさんが“口裂け女”って言ったら全カットされたって」
「はじまりの歌さん(TKO木下さん・こたけ正義感さん)のカットのされ方面白すぎる」

それを受けた我々コウキシンも、3回戦前日までコンプラ的にヤバそうなボケを削って調整に調整を重ね、披露し、ウケて、落ちて、全カット。

「シンくん再生時間6分しかない!3分ネタ3本なのに!」みたいな事を言った。
我々のような無名芸人にとって、3回戦動画で評判になる事こそが今後のために一番大事。
とても悲しい気持ちだった。
すぐにネタ動画を自分たちで撮影しアップロードするも、特に話題にならず。
とても悲しい気持ちだった。

その後全カット仲間でもあるワタナベの先輩、こたけ正義感さんにコンタクトを取り、せっかくの勝負ネタを披露する場所として「全カットネタ寄席」の開催を決定した。

はじまりの歌さん。全カット。

見てほしい理由

ネタがすごく面白い

本ライブで披露されたネタは下記の9本。
カットがどうこう以前に、そもそもが全て2024年のM-1グランプリにおける勝負ネタ。それが9本フルバージョンで見られるというだけで、相当お得。

1. コウキシン「ハイブランド」*
2. 不死身のレモン水「豚肉」*
3. ポテトカレッジ「搾乳」*
4. タイムボム「二郎系ラーメン」*
5. ラパルフェ「ラブソング(全カットネタ寄席Ver)」**
6. 戦慄のピーカブー「口裂け女の館」* **
7. ガクヅケ「お釣り」*
8. オダウエダ「ジョンレノン」* **
9. はじまりの歌(TKO木下、こたけ正義感)「弁護」*
* 3回戦ネタ **準々決勝ネタ

ラパルフェさんのニューヨークさんのラブソングの全カットネタ寄席バージョン

袖で見ていて全組めちゃくちゃ面白かった。
特にラパルフェさんのネタは本ライブ用の特別仕様、まさにこの配信でしか観られないネタ。はじまりの歌さんのネタも、過去類を見ないTKO木下さんいじりのネタで凄かった。

ネタが強いのに加えて、お客さんの反応もかなり良い感じ。
僕自身も配信ライブはよく買うのだが、ウケなさすぎていると若干面白くなく感じてしまう。逆に過剰にウケすぎていると冷めてしまう。
本ライブのお客様はM-1ファンが多いためか、「凄く盛り上がっている時のM-1予選」という感じのウケ方で、個人的には一番楽しめる塩梅。
お客様さまさま。

という事を述べた後に載せるのは大変恥ずかしいのですが、サンプルとして僕たちのネタ部分を公開しましたのでご覧ください。
僕たちは今めっちゃ漫才の形を変えているのですが、一旦今のコウキシンはこんな感じです。

企画がすごく面白い

本ライブの企画は、トーク形式で今年のカットされたネタについて振り返っていくというシンプルなもの。
これが大変盛り上がった。
特にTKO木下さん・オダウエダ植田さん・ガクヅケ木田さんの絡みがウケ具合は勿論、相当レアリティが高く良いものが見られた。

木下さんに話しかけようとするけど失敗するガクヅケ木田さん

また不死身のレモン水のデミルさんが終始爆発を起こしており、アンケートにもデミルさんの大立ち回りを絶賛する声が多数上がっていた。
ご本人も打ち上げの最中に思わずアツいポストをするほど。

純粋に各組によるカットされた理由やコンプラに対する考察も興味深く、思ったよりも遥かに充実した企画であったと思う。

シンくんがすごく頑張った

コウキシンの初主催ライブということで、張り切ったシンくんが作ってくれたものがこちら

・オープニング映像
・テーマ曲(3曲)
・出囃子曲および映像
・フライヤー
・特典映像
・グッズ各種

オープニング映像は中国の映像制作スタッフが手掛け、プロによるナレーションを挿入したもの。この時点でライブへの本気度が伝わってくれると思う。

特典映像はガチのドキュメンタリー映画撮影チームが舞台袖で撮影・インタビューしたもの。普通に依頼すると一日数百万円かかるチームを、このためだけに呼んで作って頂いた。
その他のものは曲も含めて全てシンくんの手作り。相当なコストと労力がかかっている。そのおかげで、ライブ全体としてかなり「クオリティが高い感じ」を楽しんでいただけると思う。

なお本編ライブ映像は、大喜る人たちの制作を手がける小川さんに撮影録音編集をお願いした。従って映像や音声のクオリティもバッチリ。

より多くの人に見ていただくため、配信チケットは1,000円。採算度外視。

できなさそうなのに配信できた

全ジャンルの反則が詰まったライブなので、配信は全然ダメだと思っていた。
が、関係各所と協議に協議を重ねた結果、配信できることになった。奇跡。
こうなったら見てほしい。
しかしタイムボムさんのネタとトークのみちょっと流石にヤバすぎるとの判断になり一部カット。力不足で本当に申し訳ない。

終わりに

「今年はM-1運営も泣く泣くネタをカットしている」というような事をシンくんがスーパーマラドーナ武智さんに教えて頂いたらしい。
このライブも別にM-1グランプリに盾付きたいとかいう意図は全く無く、純粋に大人の事情でカットされた面白いネタが勿体無いので供養したいという趣旨で始めたものである。
結果初主催ライブながら、ゲストの皆さまのおかげで相当評判が良いライブとなった。「2024年に見たライブの中でベスト」という畏れ多いお声も頂いた。
わざわざ上海から見に来てくれたお客様もいらっしゃった。大変楽しんでいただいたとのこと。
そんなライブが奇跡的に配信できることになった。
これは本当に是非みなさまに見ていただきたい。

エンディング

2025年の世相がどうなるかは分からないが、コンプラやポリティカルコレクトネスに対する意識が低くなることはないはず。とすると、来年も多くの芸人が悩み、調整を試み、それでもまたカットされてしまうのだと思う。
そういう悔しい思いを成仏させる場として、また来年も是非全カットネタ寄席を開催したい。

ので、配信買ってくれると本当に有り難いです!
1月4日まで!
一芸人として、またお笑いファンとしても、心からオススメです!
配信URLはこちら!
https://twitcasting.tv/nocutnetayose/shopcart/350312


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