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ただ届けと願う

なにを届けようとしているのだろう。
どこの誰かもわからない人へ。
自分のことを知らない人へ。

なにをわかってもらいたいのだろう。
今どんな暮らしをしているかわからない人へ。
自分に興味がない人へ。

時々わからなくなる。
何にもならない言葉を並べ、
相手の気持ちを考えていないかもしれない想いを連ね、
自分勝手なだけだと思うことがある。

それでも届けと願う。
寂しいのかもしれない。
どこかに孤独を抱えているのかもしれない。
そんな思いを抱えながら、向かっている先のわからない言葉の影を見送る。

そして届けと願う。
一人でも、心にとめてもらえる言葉があれば。
それが誰のところに着いたのか、そんなことはわからなくてもいい。
ただただ、届けと願う。

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