「まち」のみんなのためにお金を使いたい|メンバーシップ「はんだの納屋を探る」はじめます(た)
じっくりと自分と向き合って、思考したり、書いたり、話したりする時間と機会と場所を設けるためメンバーシップをはじめることにしました。
【▼メンバーシップの情報はこちら】
【▼僕のことをよく知らない方はこちらのページをご参照ください】
書くことの原点へ。出発点へかえるために
noteの利用をはじめて10年近く経ちます。日々の考えをまとめたり、何かを訴えたり、何気ない一日をエッセイとしてまとめたりと、いろんな使い方をしてきました。
誰でも閲覧できて、たまにコメントがあったり、意外と周りの方々が読んでいたり、ファンだと言ってくれる方がいたり、何を間違ったかバズってしまうこともあったりと、なんだかんだこのプラットフォームを楽しく使わせていただいてます。
自分が書いたものをオープンな形で“みんな”に読んでほしい、自分の考えや想いを共有したい。そんなブログ的な使い方をしてきたためこれまで無料で記事を書いてきました。
ただ、物書きとして独立して以降、自分の人生において関心あるテーマをより深く探究したい、追求したいと考えるようになり、そこにお金や時間を費やすことが多くなりました(そして、もっと費やしたいと思っています)。そうやって日々ジワリジワリと蓄積したことをひとまずは文字の形で表現する。その実験の場としてnoteを活用できないかと考えています。
また、クライアント様からの報酬を得ながら文章を書くこと以外にも、自分の文章、ひいては思考や感性を「売る」ことでお金を得たいとも常々思っていました。今でこそ、僕に対する周りの方々の認識は「ライター」だと思います。クライアントからの要請や取材をすることで記事を書く。現在はその比重が確かに大きいのですが、僕の物書きとしての出発点はエッセイにある。「エッセイスト」という物書きの原点、初心にかえるつもりで文章や「ことば」そのものに向き合いたくなってきたこのごろです。個人事業主としての自分の事業を再構築していくという意味でも出発点に立ち返りたい。
「ことば」とともに生きるわたし。「ことば」なしではいられないわたし。
気持ちに余裕をつくりたい、じっくりと思考しながら書く時間を確保したい。自分にとって「書く」ということは何を意味するのか問うていきたい。
そこに力点を置きたく、このたびメンバーシップ開設に踏み切りました。ぐずぐずしていたら1年くらい経ってしまった。有料記事も今後は増やしていきます。
“有料”の本音。連帯していくお金のあり方
これまでは「想い」の部分を語ってきましたが、「本音」の部分もお話します。
独立してから5年が経ちますが、請負中心の仕事には限界があることも見えてきました。そもそもクライアント様ありきなので、営業をしてもお声が掛からなければ仕事がない(だからこそ、これまでに一緒にやろうと声をかけていただいた皆様には感謝しています。頭が上がりません)。また、見積り交渉なく最初から価格が決まっているもの、そもそも提示されない場合もあります(諸々の事情があることと思います)。
自主事業の軸を構築しなければならない。事業という観点からも「ことば」を見ていたいし、探究したい。事業を練る場所としてもメンバーシップを活用していきます。
少しでも収入を増やしたい、お小遣い程度でも増やしたいことも本音としてあります。物価上昇は止まりませんし、税金も上がり続けている。正直、生活は苦しい。けれど、お金のことばかりに執着したくない。
実際、メンバーシップをやったからとて、有料記事を購入してくれた方がいたとて、大した収入にはなりません。とくに僕のフォロワー数ならなおさらです。手数料のページを見ていただければその理由は一目瞭然です。
ではなぜやるのか。
それは仲間をつくりたいから、仲間がほしいから。僕を応援してくださる方、お金を払ってくださる方々がどんな方たちなのか、ある程度見えるかたちの関係を築きたいし、そういう方々のことを知りたいし、なにより連帯したい。共闘していくような関係でいたい。そんなお金のやりとりをしたい。ただの交換関係ではなく、お互い贈与経済の感覚で。
「まち」のみんなのためにお金を使いたいんだ
メンバーシップを通じて連帯の関係をつくっていきたいと思ったのは理由があります。
僕はこのメンバーシップで得たお金を、自分の暮らす「まち」のみんなのために使いたい。
まちには僕の大好きな人たちがいて、大好きな場所がある。僕にとっての居場所もたくさんあります。本屋、映画館、喫茶店、居酒屋、定食屋、服屋、雑貨屋、花屋、お菓子屋、パン屋、スーパー、理美容室などなど。顔を思い浮かべることのできる「みんな」がいる。まちはその人たちと、その場所たちがあるからこそ、栄えて華やいで、風土ができて、文化がかたちづくられています。
でも、昨今の物価高、税金によって苦しい思いをしている事業者は少なくありません。加えて、最近話題になった最低賃金改定のニュース。宮崎県でもついに1,000円超えとなりました。2025年11月16日から1,023円が適用される見通しです。労働者(雇用者)の立場から見ればとても喜ばしいことですし、僕も上がって当然だと思います。
しかし、その分は物やサービスの価格に反映されていきます。となると、僕らが店頭で目にする値段はさらに上がっていく。お店さんたちは、僕らお客さん側に良いものを届けたいと、楽しんでもらいたいと、素材や質を下げないために努力している。それでも渋々値段を上げなくては続けていくことができない。オーナーも、そこで働く人たちも、生きるためなのに渋々と価格改定をアナウンスしなければならない。
提供する側も、受け取る側も何か穏やかな気持ちではいられなくなる。それが今後も続いていく。そんなふうに考えてしまうのは、僕の想像に過ぎないかもしれません。
僕がまちのみんなのためにお金を使いたいのは日々の生活の糧を得たり、身なりを整えたりするため以上の、有用性以上の理由があるからです。ある喫茶店に行けば、僕はそこでコーヒーを1杯を注文し、その分のお金を支払います。だけど、僕はその場でコーヒー1杯分以上の体験を得ている。明日も頑張ろうと思える元気をもらったり、見知らぬ誰かとの出会いがあったり、その出会いが人生を大きく動かしたり。価格以上のものを、プレゼントとして受け取ってしまっている。
僕は彼ら彼女らに日々のパワーをもらってばっかりだ。何もお返しをできていない。1人分の売り上げ以上の何も貢献できていない。僕ができることは、みんながいる場所へ行き、ちゃんとお金を支払い、日々の活動を支えて応援することだけ。それしかできないのです。
ネガティブな理由で、まちからお店が、そこにいた人たちがいなくなって欲しくない。まちの文化の種が絶えていくのは悲しい。
だからこそ、「まち」のみんなのためにお金を使いたい。そのための収入を増やしたいと思っています。それがメンバーシップをはじめた理由の一つにあります。
プラン・探究したいテーマについて
※以下はメンバーシップの情報欄と同じ内容になります。
メンバーシップでは、日々考えていること、哲学的なテーマ、「人の話に耳を傾ける仕事」を通して学んだことなど、頭の中で渦巻いている物事をエッセイやコラムとして綴ります。また、独自のインタビュー記事やレビューも掲載予定です。
僕の頭の中(思考や概念があちこちに置かれた「納屋」)を探る感覚でお楽しみいただければ。僕自身がそんなつもりで執筆します。
<主なテーマ>
ことば、構造、自己と他者、AIと身体性、あいだ、境界、装い、時間と空間、場所と居場所、まちと文化の生成、働き方、弱さ、ヴァルネラビリティ、ケア…etc
<主な活動内容>
・思考の垂れ流し的エッセイやコラム
・アイデアのメモ帳
・独自インタビューの記事化
・ZINE、書籍化のための下書き原稿
これらを月4本〜程度掲載していきます。
「書く」だけではない「話す」「聞く」などの音声コンテンツも提供できればと考えています。メンバーの方々のお話を「聞く」ような会があってもおもしろいですね。
・ライトプラン/月500円
チェーン店のコーヒー1杯(トールサイズ)分の価格で、月3本ほどの有料記事が閲覧できます。
・スタンダードプラン/月1,000円
文庫や新書、漫画一冊分の価格で、すべての有料記事を閲覧できます。 月4回程度、エッセイやコラムを掲載します。スタンダードプラン優先の記事や駄文も掲載予定。
・スタンダード+お気持ちプラン/月1,500円
ご提供内容はスタンダードプランと変わりません。活動を応援してくださる方のお気持ちを添えたプランになります。
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ただ、すべての記事を有料設定にはせず、マガジン「宮崎の片隅のランニング日記」および付随するランニング絡みの日記、noteの企画に参加した記事、広く読まれておきたいと判断した記事は無料で全文読めるようにします。
ここまで長々と読んでくださり、また貴重なお時間を割いていただきありがとうございます。
僕の活動方針に共鳴してくださる方、連帯してくださる方、そんな皆様からのご支援いただけたら嬉しいです。
(キャッチの写真は宮崎市街中の古着店Taffeeです。僕のドストライクな音楽ネタがたくさんあります)
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