【小説】目が覚めたら夢の中 救済2+α
救済2+α
魔王の訪問により、私は自分の生まれを知った。
それにより私が疫病にかからない理由も推測された。
私が魔人だから。人間ではないから。
ならば、私が持っている何かを彼女に与えれば、疫病の症状を抑えられるのではないか。
助けられるのではないか。
問題はその与えるべき何かだ。
これも魔王の訪問からそれが何かを導いた。奪うことができるなら、与えることもできるのでは?通常の人間では不可能だが、魔人である私ではあれば可能ではないか。
そして与えることができるものは、今の私にはこれしかない。
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