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【つぶやき】再結成後のSPEED。

伊秩弘将がプロデュースしていたデビューから解散までのSPEEDは売れてからの楽曲には「ハモり禁止」「健康的なイメージ」にしてくれというオーダーがあったことをプロデューサー自身が明かしています。
「もっと歌えるし、出来ることもあるのに」「10代で居られる時や、その爆発力は'今'しかなくて、それを活かせる曲を歌えるのは今しかないのに」といった感情を抱いたとのこと。
デビュー当時の曲と、ブレイクしてからの曲でテイストが違うのはそのせいなんですね。
デビュー当時の曲は「若い女の子が背伸びした際どい歌詞を歌い上げる」みたいな昔からあるパターンを踏襲した路線で、ブレイクしてからは洗浄されたようなアク抜きされたようなレベルで健康的だったり等身大だったり。
大ブレイクし大衆に支持され同世代の憧れになったグループに「もっと奥まで行こうよ」とか「Go!Go!HEAVEN!」とか歌わせるような路線を続けるのは躊躇われるし、カラオケで歌いやすいようにとか親しみやすいようにみたいな狙いもあったんじゃないかなと思います。

で、再結成後。
本気を出してきます。
僕が好きなSPEEDって再結成後なんですよ。
ただねぇ。
続けてくれたら、続けられたら一番良かったんじゃないかと思うんですけど。
10代でデビューして解散。
20代で再結成って売り方や、ファンが何を求めるか、どういう戦略をとるかがそもそも難しかった感はありますが。

島袋寛子と今井絵理子のメインヴォーカル同士の掛け合い続ける歌声と、上原多香子と新垣仁絵のコーラス。
アカペラまで披露し、グルーヴ感や壮大さ。
爽やかさまで1曲でお届けしてくれる「大人SPEED」が堪能出来ちゃう曲。
このスキルやポテンシャルが商業的な理由で封印されてたなら、そりゃプロデューサーは不服だったろうよと。

ゴスペラーズ提供曲であり、ハーモニーとコーラスで聞かせて訴えてくる泣きの歌声。
これでもか、これでもかと次の歌声が叩きつけられる。

ブラックなテイストが漂うダンスナンバー。
10代から積み重ねてきたものをアピールする歌詞と、培ったダンスを惜しみなく披露する姿がカッコいい。
あと、やっぱダンスとなると仁絵の独壇場。
椅子の下から登場するくだりとかホントに良い。

「大人SPEED」は継続出来てれば評価されていって受け入れられ再ブレイクしてたかもしれないと思ってるんですけどね。
知名度は抜群の一時代を築いたグループに、あとは何が必要だったかと考えるなら「評価がどうであれ続けること」だったと思います。
SPEEDと同じアクターズスクール出身の安室奈美恵、MAX、DA PUMPらのデビューから低迷機を迎えての再ブレイクを見ていてそう実感しました。

唯一、問題を起こしていないクリーンなメンバーである新垣仁絵ですが、年長であることやデビュー前からブラックミュージック好きであること、デビュー後も一切振れることなくファッションやメイクからブラックミュージック好きであることがわかることを表せるくらい「自分」というものが出来上がってたのかなとも感じます。
SPEEDメンバーのソロデビュー曲の中では一番仁絵の「INORI」が趣味に走ってて好き。
お洒落で可愛らしくてカッコいい。

とはいえ4人じゃなくてひとりだからとかそういう単純なことではなく。
4人集まったときのオーラとか華とか圧としか表現出来ない何かは4人揃ってるときにしか放てないんだよなぁと。
ホントにグループって不思議。

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