「シャイニングバタフライ」というアイドル活動を終えたアイドル達が歌う一曲。
モーニング娘。デビュー15周年プロジェクトとしてモーニング娘。OGが「ドリームモーニング娘。」というグループ名でシングル、アルバムをリリースし、春ツアーと秋ツアー、武道館公演と丸1年間の活動を行いました。
「シャイニングバタフライ」はドリームモーニング娘。唯一のシングル曲です。
ストーリー性があるのかないのかよくわからないものの、現役メンバーだった高橋愛が夜の世界っぽい空間でバチバチなOGたちが居る場に迷い込むのは、やはりよくわからないですが見どころや見ごたえはあります。
いちいちOGの圧が強いところにレジェンド感が漂います。
シングルリリース後に藤本美貴の妊娠が判明し、大事をとり休業に入ったためツアー後半からは不参加になりました。
ドリームモーニング娘。では安倍なつみ·藤本美貴という2TOPを見ることが出来て面白かったのですが、致し方ないですね。
この「シャイニングバタフライ」なのですが。
重いんですよね。
歌詞が。
「長いトンネルを抜ける あの頃のような弱い私はもう居ない」という歌い出し。
そこから綴られるため息や涙の日々がOGが頑張って駆け抜けてきた「モーニング娘。だった日々」のことで、長いトンネルのような日々だったあの頃を過ごし乗り越え今を生きる私は強くなれたということなのかと思うと。
「傷ついた跡は二度と元には戻らない」と更なる追い打ちをよりによって一番重々しい声質かつ歌唱の飯田さんによって叩きつけられるのですが、傷ついた今は上手に飛べると「高く高く舞い上がれ」と中澤姐さんによる歌唱と説得力でしっかりまとめます。
この曲。
すっごい重さや生々しさがあるからむしろ良い曲だと僕は思っていて。
ある種の枠、枷から解き放たれた方々がもう一度アイドルグループとしての活動をやるというタイミングで明るく楽しい曲ではなく、重々しくて生々しさのある曲。
そして「あの頃のその先の今を生きる私たち」を歌うことの意味や意義。
改めてグループを結成し、CDリリースやコンサートツアーをやれることを証明したことの価値はあったなと。
武道館公演には辻(出産のためグループには不参加で休業していた)と後藤真希(事務所を移籍してたりプライベートで色々あったりした)卒業してからは初めてオリジナルメンバーの黒江(石黒彩)がゲスト出演し、その後の福田明日香、市井紗耶香、加護亜依のOGとしてのコンサート出演や、20周年アルバムへの参加に繋がっていくので、この「モーニング娘。15周年」「ドリームモーニング娘。の結成と活動」は分岐点であり、転換期でもあったように振り返ってみると感じますね。
このあとだと1期から4期は揃うのがどんどん難しくなっていくんですよね。
結婚、出産、育児、その他もろもろ。
中澤、安倍、飯田、保田、矢口、石川、吉澤という「恋愛レボリューション21」参加メンバーがほぼ揃うのはこの後だとホントに難しくなっていく(本来ならグループに参加するはずだった辻が出産で不参加になり武道館公演だけ出演し、逆に藤本美貴が途中から妊娠の判明で休業に入るような時期なんでコンサートツアーやれたのもギリギリのラインだったなと)
5期以降のメンバーで新たなドリームモーニング娘。を見てみたいなーやってくれないかなーと思ってるし、当時と同じメンバーのドリームモーニング娘。も見たいですよ。
中澤姐さんが「解散はしない」「あくまでも第1章の閉幕」「2章が出来るようにしておく」と明言はしてますんで。
