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子どもを怒鳴って一人泣いた夜。怒りの裏側に隠されていた「二次感情」の真実

💢「なんで言うことを聞いてくれないの!」

静まり返った部屋に響いた自分の大声。
子どもに向けて発したはずの言葉が、そのまま鋭い刃となって自分自身の胸に突き刺さる。
そんな夜が、私にも何度もありました。苦しい。

すやすやと眠る子どもたちの小さな手、可愛い寝顔を眺めながら、「ごめんね」と心の中で何度も謝り、自分の不甲斐なさに涙をこぼす。
子育て中のママなら、一度はこんな胸がちぎれるような痛みを経験したことがあるのではないでしょうか。

でも、ある日、心理学と出会ったことで、私は大きな気づきを得たのです。

「怒り」という感情は、私がダメな母親だから湧き出るものではない。
「もう心が限界だよ」「私を助けて」と、私の心の奥底が必死に鳴らしているSOSのアラームなのだ、と。



🫣『怒り』『悲しみ』の正体

23歳で父をうつ病で亡くしたとき、私は感情を押し殺して生きるようになりました。「ちゃんとしなきゃ」「私がしっかりしなきゃ」と自分を追い込み、自分の「悲しい」「寂しい」「助けて」という声に固く蓋をしていたのです。

💡 心理学で解き明かす「怒りのアンガーマネジメント」

臨床心理学において、怒りは「二次感情」と呼ばれています。

怒り(二次感情)という感情は、単体で発生することはありません。
その下には、必ず一次感情と呼ばれる別の本音が隠れています。

  • 一次感情(本音): 「悲しい」「辛い」「寂しい」「疲れた」「不安だ」

  • 二次感情(表面): 「怒り」「イライラ」

例えるなら、怒りは「ライオンの仮面」です。
①本当は傷ついて泣いている小さな自分が(一次感情)
②自分を守るために必死でライオンの仮面(二次感情)

をかぶって威嚇している状態なのです。

子どもに怒りが爆発したとき。
それは、あなたが子どもを愛していないからではありません。
一次感情である自分の「寂しい」「休みたい」「手伝ってほしい」という限界の悲鳴を無視して、頑張りすぎている証拠なのです。

怒りが湧いてきたら、自分を責めるのをやめて、心の中でそっと自分に問いかけてみてください。
「私、本当は何に傷ついていたんだろう?」
「あぁ、私、すごく疲れていたんだね。よくここまで一人で耐えてきたね」と。

🫂🦁怒りや悲しみライオンを抱きしめてあげよう


怒り(ライオンの仮面)を排除しようとするのではなく、その奥にある「傷ついた本当の感情」を優しく抱きしめてあげる。
それだけで脳の興奮はスーッと鎮まり、子どもに注ぐ視線が、驚くほど柔らかくなっていくのを感じられるはずです。

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