見出し画像

ウズベキスタン出張(と猫) 後編


ランチ


まず、上のサムネ写真の説明から
宿泊していたZarafshan Grand ホテルから3kmの所にある大きな市場の中にある、ウズベキスタン料理を出すレストランで撮影しました。日本で言う「町の定食屋(大戸屋?)」的な庶民のための店です。母親と娘が少し離れたテーブルで食事を始めようとしていた。何を言っているのかわからなかったですが、しつけに厳しそうな母親でした。
できれば、正面から撮影したかったのですが、さすがに控えました。この市場では、日本でならモデルとして通用するようなロシア系美形と10秒毎にすれ違うので、私の審美眼がバグって来ていた頃です。

中国から伝わったのか、シルクロードの中継地
トマト味のうどんは、ランチの定番
メニューはロシア語
座布団のようなパン
赤とおがらしは、そのままかじるのでしょうか?

次は、市場から離れて
会議室や作業場所の近くに役所のカフェテリアがあり、運がいいと事前に申し込みをしてウズベキスタン料理を食べられました。左上の豆のスープは、エジプトを思い出します。右上は、トマト味で肉と野菜を煮込むリコピンたっぷりのシチュー?それとも煮込み料理?

カフェテリアランチ

左下はご飯です。ふりかけは、日本から持ってきたものでした。そして、右下に注目。そうキムチです。アシアナ航空が直行便で韓国と結んでいる理由がこのあたりにあると思います。

(と猫)

と書いたからには、猫を出します。
エジプトの猫と比較すると耳が小さい。冬は、最低気温の平均値がマイナス2度なので、耳が大きいと体温を低下させるし、もしかしたら、凍傷になるかもしれない。放熱を避けるために手足も短い、日本の猫に近くなっています。

タシケントのホテルの裏庭にいた猫
にらまれました
タシケントのペットショップの前に佇む猫
こっちむいてよ! やだよ~

タシケントにあるナボイ劇場(シベリア抑留日本兵との関係)

ナボイ劇場は、ナボイではなく、首都のタシケントにある劇場です。多分、タシケントで一番高いステータスを誇る立派な劇場です。
「シベリア抑留」日本兵は、シベリアだけでなく、一部は、ウズベキスタンまで強制移送されてきて、この劇場の建設に携わりました。

演目スケジュールとポスター
劇場正面入り口
日本語で「1945年から1946年にかけて 極東から強制移送された 数百名の日本国民が このアリシェル・ナヴォイー名称劇場の 建設に参加し、その完成に貢献した。」と書いてあります。

日本のTV番組(バラエティーショー)でも、過去に何度も美談として紹介されたようです。日本のTVは美談が好きですね。Youtubeでも「ウズベキスタン ナボイ劇場」で検索すると、美談物語を観ることができます。
まるですべて日本兵が建設したと錯覚するような内容です。ウズベキスタン人によると、装飾系を手伝ったとの説明でした。

まるですべて日本人が建てたかのように言う日本人観光客には、閉口すると言っていました。まあ、どちらが正しくても、あの距離を陸路で移送されて強制労働させられたのは、悲しい歴史であることには間違いありません。
みなさん、無事、日本に帰還されたのでしょうか。帰れるあての無い中、どんな気持ちで過ごしていたのかと考えさせられました。

入口の屋根部分
入口の柱の彫刻は見事でした

帰国便が無くなった

まだ、ナボイで仕事をしている頃、「コロナ感染が拡大していた韓国からの飛行機をウズベキスタンが、拒否する決定をした」と日本大使館から連絡が入りました。仁川経由で往復の予定でしたが、帰りのルートを変更をしなければなりません。大変です。果たして、帰ることができるのか?30歳前後の若いメンバーは、「日本に帰れない」と多少パニックになっていました。

一応、会社に連絡するも、「現地で良きに計らえ。東京は知らん。ただ、追加費用は払えない。」と期待通りの反応。海外業務経験何十年のおじさん、おじいさんたちが雁首そろえてるので心配は無用でした。
最初タシケント発のどの便も予約でいっぱいになっていて、焦りました。しかし、なんとか2020年03月05日にタシケントからタイのバンコックへウズベキスタン航空で飛び、翌朝バンコックからは、ANAで東京(羽田)へ飛ぶe-ticketを入手して、無事タシケントを後にしました。

ただ、今でも気になるのは、
タシケントのホテルのレストランでの朝食で挨拶した日本人のご婦人。50代くらい? おひとりでご旅行との事でしたが、帰りの便を確保できたのでしょうか。アシアナ航空のオフィスに行っても振替するフライトも無いし、払い戻し手続きしてもいつ振り込まれるのか。自分で、現地の旅行代理店か航空会社に相談して、飛んでるフライトを探して日本までの道を切り開くしかなかったかと。

社会主義の名残り(国民や外国人の移動を監視するシステム)

ホテルに泊まると、登録カードが発行されます。こんなカードは、初めて見ました。左右がタシケント、真ん中がナボイ。ホテルを移るとき、これがないと、次のホテルにチェックインできませんし、出国審査の時に滞在期間をカバーしていないと色々質問されるらしいです。最悪、出国できないかも。

ホテル宿泊証明書(登録証)

ウズベキスタン航空ラウンジ

まだ書きたいことは山ほどありますが、帰国モードになります。
ウズベキスタン航空のビジネスクラスは、チェックインから別の部屋がありました。その部屋にイミグレも入っていて、あっという間に出国手続きがおわりました。入国カードも不要でしたし、出入国の簡便さは、世界一かもしれない。
この頃は、出国時のPCR検査も無し。

ビジネスクラスのラウンジ

ラウンジの飲み物が一部有料という。ラウンジで有料?聞いたことない。
私を含む60歳前後の四人で、ウオッカとビール(私はコーラ)で酒盛りしていたら、あっという間に搭乗時間。
搭乗口へは、ラウンジから「こちらです、ついて来てください。」というので、ぞろぞろ団体行動で一般エリアの中を突っ切って行きました。こんな搭乗方法初めて。

ウズベキスタン航空チケット、私はコーラ

ウズベキスタン航空

ウズベキスタン航空の機材は、30年くらい前のものでしょうか。席にスクリーンなし。シートは、フルフラットになりませんでした。夜10時40分発のフライトで朝にタイ到着予定なので、フルフラットで、ぐっすり寝たいところでした。
映画を観るのにiPadを渡されましたが、どこに置いたら良いのやら。席のポケットは、底に穴が開いていて(そういうデザイン?)入れられない。邪魔なだけ。
朝ごはんは食べたと思いますが、写真は残っていません。多分、あまりよくなかったのだと思います。
ウズベキスタン航空の名誉のために一言、CAやスタッフは、良い感じでした。身だしなみはきちっとして、対応もよかったので、合格点を上げたいと思います。(すいません、上から目線で)蒸しタオルの代わりに配られたウェットティッシュはタイに着いた後も、重宝しました。(下の写真)

蒸しタオルはない。その代わりにウェットティッシュ
結構重宝しました

ANA(全日空)

バンコクからは、ANAです。バンコクでは、乗り換え便に乗るには、検温検査がありました。まだ、バンコック空港でPCR検査ができる体制になっていなかった時期なのでしょう。これで引っかかると、4人全員病院送りになり帰国できないと聞きました。一応、全員平熱という事で安堵しました。
先週のバンコクから羽田へのフライト、席は半分しか埋まっていませんでした。Fully bookedで予約が取れなかったのは、なんだったんだ?

羽田行きのフライトは、ガラガラ

久しぶりのANAでした。ウズベキスタン航空と違って最新の機材。時節柄、CAの皆さんマスクと手袋着用。食事は、10日ぶりの和食を選びました。豚冷しゃぶ、煮魚、最高でした。

豚冷しゃぶ最高
久々の味噌汁 魚の醤油系の味付け最高でした
デザートは、フルーツを
映画を観た後にコーヒーとアイスをいただきました

映画を観た後は、アイスクリーム頼んだのですが、新幹線のアイスクリームのようにカチカチ。美味しそうなお酒もありましたが、ウズベキスタンでウオッカ飲みすぎでしたので、煎茶とコーヒーと水で過ごしました。

Спасибо そして До свидания

たぶん、最初で最後のロシア語圏の旅。ホテル宿泊証明書など、初めての経験や発見があり、刺激的な出張でした。仕事的には、いまいち消化不良でしたが。帰国後、何とか入札用技術仕様書を書き上げる事ができました。この後、エジプトにまた飛ぶことになります。

最後に、私が主に写真をまとめたビデオをご紹介します。

ダスビダーニャ、ウズベキスタン(完)

いいなと思ったら応援しよう!