「トランスなんて最悪」なのか?(フィールドノーツ2025Sep 27)
世界で何が起きようとも、あなたがあなたであることは間違っていない。
英語で、メッセージの最初に、Rememberと付けることがある。そのことばと共に生きよ、というところだろうか。
上のことばは、そういうもの。
トランスに生まれることは、革命家として生まれることだ、というような強い気持ち、を維持するには、トランスの人生は辛すぎる。最悪だ、と、思わざるを得ないことも多い。
50歳になって、やっと男性として社会化されているなんて、アタシの人生を返して、みたいな気持ちになることも、往々にしてある。
でも、それって、もうコップに半分しか水がない、という考え方みたい。
まだ、半分ある、というか、半分は男として生きられる、というわけでも、ない。そんなに簡単でもない。でも、もう少し、未来を向いて生きても、良いんじゃないかな、と思う。
たまたま流していたYouTubeで、「アル中は、一生治らない、と言われているけれど、トランスだから治った。これから女性として生き直せるんだから、と、止められた」そう言っているを聞いて、なるほど、と思った。ちょっと特じゃない、と。
生まれ直し。生き直し?
ホルモン投与開始から2年。2本、あごひげが生えてきた。それを見て、心が躍る自分に、なんて小さいんだ、というか、浅はか、というか、今頃、というか、クソ食らえ、というか、なんとも言えない気持ちになる。
その屈折した感じは、何とかならないんかね。
もうちょっと、素直にのびのびしても良いはず。
取り戻して、構わないはず。
Remember. あなたが何者かは、あなたが何を考えるかで、決まる。
