Photo by
suzukiyutaka
和声法とジャズ理論(コラム)
クラシックの和声法はそれこそ古典派やそれ以前の音楽のしがらみ(?)があって、新しい音楽が出て来るたびに記号を作ったりアップデートして来た結果が現在です。
しがらみとはそれほど悪い意味ではなく、古い音楽でまず成立しなければならない。それが土台ということです。
今でも古いOSとの互換を保ちながら追加機能を継ぎ足していったいわば重たいOSのようにも見えます。
シリンガーの理論に基づいていると言われているジャズ・ポピュラー理論は後発のメリットがあって、和声法に比べればそれ程学ばなくてもいいように出来ていると感じています。見落とされがちですが簡単というのは重要だと思います。カジュアル。
短調の固有和音(ダイアトニックコード)の記し方ひとつ取っても全く違う。bIIIかIII(iii)かの違いです。メジャー主義と呼びます。全て長音階が基準。これにも理由があります。手掛かりのひとつはブルース。
クラシックの固有和音でポップスを考えてもいいけど、必要以上にしがみつかない方がいいかもしれません。実際、これを使って展開しているポピュラー音楽理論もあり話は簡単ではありません。僕から見たらツーファイブが色々な場所に出て来るのを読むだけでもやや不利。音名の英語読みもおすすめします。ドイツ語読みにしない。コードネームと同じに読みましょう。
【公開記事】
