ペンタトニックスケールが持つ様々な「顔」(1)
「ペンタトニックスケール」の話を数回に分けてお送りします。1回でいけるかなとも思ったのですが3000字を超えてしまいましたので連載にしました。
*以降「ペンタトニックスケール」を「ペンタトニック」と記します。
長い前置きが要らないかたは「ペンタトニックで注目したい事」に進んでください。
5音音階ならば何でもペンタトニックと呼べるはずですが(ですよね?)ここでは以下の2つに絞って考えます。民謡音階とかはまた別の機会に。
定義
始めはCで書いた方が説明としては一般的ですが、よく出てくるであろうFで書いちゃいます。
マイナー・ペンタトニック

メジャー・ペンタトニック

音符の下にある数字は基準になる音からの音程です。
メジャー・ペンタトニックってそのまま弾くと、とってもおめでたいですよね☺️そうやって「感じ」を味わってくださいね。
マイナー・ペンタトニックはブルージー
何故マイナー・ペンタトニックを先に記したかと言うと、経験的に使用頻度が高いからです。よく出て来ますので。ブルースなどある種の雰囲気を持った音楽では Key が F でも(Fmではなくても)普通に使えます。このマイナー・ペンタトニックにブルー・ノート(♭5)を足すとF Blues Scaleになることは知っているかたも多いと思います。

これ、よく見てみると3度も7度も半音下がっていて、広義のブルーノートの定義どおりの音が全て並んでいるんですよね。広義のブルーノートとは3度、5度、7度の音をフラットさせることを言います。少し調べれば色々と出てくると思います。
そうなんです。マイナー・ペンタトニックもブルージーなんですよ。3度と7度がフラットしてる。だからメジャー・キーに対して使える場合が出てくる。僕はそうやって見ています。面白いですよね。
そのような事情があり、ここではどちらのペンタトニックも Key=F で記しました。
西洋音楽の理論から見たらマイナー・ペンタトニックはメジャー・ペンタトニックの6度の音から並べた音階となるのでしょう。長音階と自然的短音階と同じ関係、同じものの見方です。「平行調」と呼ばれます。英語だと「relative key」。分かりやす!☺️
見えやすくするために調号なしで書きますね。


このあたりの事情を詳しく知りたいかたはこの記事をご覧ください。
ペンタトニックで注目したい事
ここから先は
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?
