JSON構造プロンプトを“写真以外”に拡張する:電車/プロダクト/人物/風景/イラストまで横展開できる「共通フレーム」入門 #151
0. はじめに:JSONは「写真専用」じゃない
前回の #150 では、
JSON構造プロンプトって何者なん?
なぜ「お願い文 → 設計図」へ変えると再現性が上がるのか?
KITAcore式 8項目JSON(subject / action / environment …)
という“写真寄りの入門”をまとめた。
あのときのワイは正直、「これは“写真のためのフレーム”やな」と思ってたんよ。
でも、そのあとで電車・プロダクト・イラスト…いろんなジャンルに投げまくってみた結果、
これ、むしろ“写真以外”でこそ真価出るんちゃうか?
という結論にだんだん変わってきた。
結論だけ先に言うと――JSONは、被写体を超えた「共通図面」になる。
電車でも、プロダクトでも、イラストでも、同じフレームで設計できる。
1. どういうことか:JSONは「被写体の種類」を超えていく
人/街/室内…といった“写真カテゴリ”はもちろん、
電車(東急・阪急・小田急まで型番指定OK)
クルマ・自転車などのプロダクト
文房具・雑貨系プロダクト
ビル・街並み・工場
イラスト(Y2K、Flat、アメコミ等のスタイル)
建築・プロダクトデザインのモック
まで、全部 同じフォーマット(=JSON)で管理できる。
理由はシンプルで、
フリーテキスト(文章)では“概念”を混ぜてしまうけど、
JSONは「箱」を使って概念を分離できる。
たとえば、ざっくり分解するとこんな感じ👇
電車なら:形状/塗装/形式番号/パンタの有無/窓の並び
プロダクトなら:材質/比率/面取り/光沢/ブランドの雰囲気
人物なら:表情/体型/ポーズ/年齢/髪型
風景なら:季節/天気/地形/空気感
イラストなら:線の強弱/レンダリング手法/トーン/パレット
被写体が変わっても、「情報をどの箱にしまうか」という構造自体は変わらない。
だから、ワイは「フレーム=被写体ごとに作り直すもの」じゃなくて、
1個の“上位フレーム”を決めておいて、
被写体ごとに“中身だけ”入れ替えていく
という考え方に落ち着いた。
2. 今回やること:“共通フレーム”を作る回
前回(#150)は、“人を撮るための8箱” が主役。
subject(誰が写ってるか)
action(何してるか)
environment(どこか)
camera / lighting / color / quality / negative…
みたいな、“人物ポートレート用のモジュール”やった。
今回(#151)は、もう一段上のレイヤーに行く。
電車
プロダクト
人物
風景
イラスト
…みたいな、ジャンルをまたいで使える「上位フレーム」 を作る。
このフレームを1つ持っておくと、
Xで「電車シリーズ」「プロダクトシリーズ」を一気に組める
noteの解説記事をジャンルごとに分岐させやすい
自分のJSONを“プロジェクト単位でDB化”できる
被写体が変わっても、「どの箱に何を書くか」で迷わない
みたいなメリットが、かなりデカい。
3. 共通フレームの考え方
3-1. 被写体を「category」+「domain」に分解する
JSON構造プロンプトで一番大事なのは、
「何を書くか」よりも、「どこに書くか」
という視点やと思ってる。
そこで上位フレームでは、ざっくりこう分ける👇
● category
電車/プロダクト/人物/風景/イラスト…
いわば“ジャンルタグ”っぽいもの。
「これは何の世界線の話をしているか?」を一言で示す箱。
"category": "train | product | person | landscape | illustration"
● domain
カテゴリごとに、「そのジャンル特有の仕様情報」をまとめる箱。
電車なら:形式番号、塗装、先頭形状、パンタの有無、側面窓の並び
プロダクトなら:材質、比率、面取り、光沢、ブランド感
人物なら:年齢、表情、ポーズ、髪型、服装テイスト
風景なら:季節感、天気、地形、時間帯、空気感
イラストなら:線幅、レンダリング手法、スタイル名、彩色方法
こんな感じで「そのジャンルにしか出てこない情報」は、全部domainに丸める。
あとは、
camera(視点・構図)
lighting(光の性質)
color_palette(色の方向性)
style(絵柄・質感)
quality(8Kなど)
negative(不要物)
は、ほぼジャンル共通で使い回せる。
4. じゃあ、全体構造はどうなるの?
ざっくり言うと、今回の“上位JSONフレーム”はこんな階層になる👇
subject:主題(何を一番見せたいか)
category:ジャンル(train / product / person / landscape / illustration…)
domain:カテゴリごとの特有情報(形式番号・材質・季節・線のスタイルなど)
camera:視点・構図(view / height / distance / lens / depth_of_field)
lighting:光の性質(type / direction / mood)
color_palette:色の方向性(tone / dominant_colors)
style:絵柄・質感
quality:レンダリング精度(8K, highly detailed…)
negative:要らないもの(text, watermark, logo…)
この“ひとつ上の抽象フレーム”を1個持っておくだけで、
「電車→OK」「人物→OK」「モックアップ→OK」「イラスト→OK」
みたいに、被写体の種類が増えても、フレームは使い回しになる。
…とはいえ、生成AIの一番おもしろいところは
「何が出てくるか分からんカオス」
でもあるから、ここまで箱でガチガチに固めるのが絶対に正義かどうかは、ワイにも断言できへんw
ただ、「いつもバラバラの一文プロンプトを書いてた自分」にとっては、
このフレームがあるだけでだいぶ楽になったのも事実。
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ここから先は、前半で説明した“共通フレーム”の完成コードを置いているゾーンです。
そのままコピペして、電車/人物/プロダクト/イラスト…
いろんなジャンルを設計できます。
利用ルール(ゆるく見えてわりと大事なやつ)
このJSONテンプレは、
「構造化プロンプトで遊ぶ人、増えてほしいな〜」という気持ちで配ってます。
その代わり、ここだけ守ってもらえると助かる👇
🚫 NG(これはやめてほしい)
このプロンプトそのものを売ること
(そのまま/ちょっと書き換えただけで有料販売するのはNG)
⭕ OK(むしろどんどんやってほしい)
自分用にガッツリ改造する
→ 項目増やす/減らす/名前変える など全部OKこのプロンプトから生成した画像の商用利用
→ たとえばこんな使い方はOKです👇有料note・メンバーシップのヘッダー画像
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