ヤマタノオロチはエゴのメタファーかも 内側の力にたどり着くための外側の力
前回の続きです。
同じ日に熱田神宮と春日神社をお参りして、
それぞれの神社にまつわる剣のつながりを知った。
フツヌシさんは、八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を討った剣に宿り
熱田神宮の草薙の剣は、ヤマタノオロチの中から現れた神剣だった
ということを後から知った。
翌日、9日の木曜日、会社からの帰り道、駅のホームから空を見たら、
龍の顔にそっくりの雲があった。
雲を見て「龍」って言うと、なんかふわふわしたスピリチュアリストみたいで恥ずかしい、と変な羞恥心が出て写真を撮らなかったが、あれは撮るべきだった。
雲で不思議な形を見る機会にはまあまあ遭遇しているほうだと思う。

富士山の近くで撮影した、やけに三角の雲
雲の龍は、鋭い牙を見せて口を開けていた。
横顔で頭だけだった。
その雲はものの1分で消えていった。
今思えば、あれ、ヤマタノオロチの頭じゃん。
と思った。
そしてヤマタノオロチは私のエゴを象徴していると直感した。
「もっと良い母、良い妻でいるべき(だいぶ捨てたけどまだ残ってる)」
「もっと正しくあるべき」
「もっと素敵な人であるべき」
「もっとちゃんとお金を稼ぐべき」
「もっと若く」
「もっと認められて」
「もっと……」
など、八つでは足りないエゴの数々。
そういう「あるべき理想」「こう見られたい私」が頭のなかにたくさんあって、なれないので、もがいて葛藤してきた。
本当は行きたい場所があるのに、でも普通だめだよね、と抑えてきた。
そういうエゴを断ち切り本当の望みを生きるサポートをしてくれるのがフツヌシノカミなのだと思う。
「フツ」とは、刀剣で切るときの音だという説もあるらしい。
スサノオノミコトは、ヤマタノオロチを倒す前に、お酒を飲ませて眠らせている。
スサノオさんは、力だけじゃなくて、知恵も使っているのだ。
お酒。私の大好きなお酒。
私をリラックスさせるお酒。
私を喜ばせるものは、暴れる私のエゴを眠らせてくれるのかもしれないと思った。
エゴと向き合い、エゴを断ち切っていったときに、尻尾という、人にかみつけないその人の根っこのような場所から、神剣、宝剣と呼ばれる「草薙の剣」が出てくるというのも面白い!なるほど真理だと思った。
スサノオの剣は、ヤマタノオロチのしっぽを切るときに草薙の剣で刃が欠けたらしい。
スサノオの剣が欠けたのは、外側の力よりも、内側の力の方が最終的には強いということを表しているのかもと思った。
しかし、外側の剣の力を発動させなければ、宝剣にたどり着くことはなかったとも取れる。
一人ひとりの中にヤマタノオロチのような激しくて手に負えない部分があり、それを手なづけ断ち切り手放した先に、本質的な、誰にも傷つけられない宝が現れる、とイメージした。
揺るぎない「内側の剣」にたどり着くために、
私は「外側の剣」である行動力と決断力を、今少しずつ育てている。
そこが今まで弱かったのだ。
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