エッセイ|危うい私の現在地。お金の心配より人生の喜びを優先する日々
今日はイベント前なので、普段とは違うお昼のフラレッスンにお邪魔していた。
踊りながらふと浮かんできたこと。
フラダンス習って、一人旅に出かけて、すごい金持ちなんだろう、体験にお金かければ誰でも記事書けるよ、と思われてるかもな。
なかなかのネガティブな気持ちが浮かんできた。
実は、お金が余裕だから習い事や旅行をしているわけではない。
貯金がゼロじゃないから行けた。
ギリギリでも、目減りしても、ネジが飛んでて、「なんとかなる」という根拠のない自信がある。それに「我慢するよりも、自分を解放したい」という切実な願いがある。
若いころ、何のために生きてるかわからなくて、自己価値が感じられなくて、生きた心地がしてなくて、死にたい人生だった。一度心を病んだ経験を持つ私にとって、不安で使わずに貯めておくよりは、生きているうちに人生の喜びのために使いたい思いがある。
お金を整えていくことはこれからでいいという考え方だ。
非常に危うい人である自覚はあるが、これが私の現状だ。
かつて私は、お金だけでなく物も何もかも受け取ることが苦手だった。
自分に価値を感じないから、正当な対価も何も受け取りたくない、という根深い気持ちが底にある気がする。
それを象徴するような出来事があった。
以前、エアコンのリコールで修理しに来た人が、不手際でパネルを壊していかれた。劣化していたからしょうがないですよねと7000円請求された。夫が抗議したら、7000円戻ってきたけど、すぐに私がスピード違反で捕まって7000円支払うことになった。
これは、お金を素直に受け取れないという私のこだわりが引き起こした現象だと感じた。受け取ることに抵抗を感じて、消えていったお金がこれまでにもたくさんあったと思う。
「自分に価値を感じないから、正当な対価も何も受け取りたくない」
この根深い気持ちが少しずつ変化してきたのは、少し働けるようになり、対価がもらえてうれしい、感謝だと思えてからだった。
お金の大小で人の価値が図れるとは思っていないが、社会で少しでも役に立ったかもしれないということが自信となり、自分を元気にしたのだ。
自己価値が回復し始めてから、自分のためにお金を使うのを許すことが、だんだん、いやかなり上達しているかもしれない。
まずはそこから始めればいいと、今は思っている。まずはお金を好きになろうと思って。
おいしいものを食べ、好きなことをするときに、使っちゃった、減っちゃったでなくて、喜んで使う。お金ありがとう、サービスありがとう、体験ありがとう、おいしい食べ物ありがとう、と感謝する。喜んで受け取る。
ちゃんとお金を好きになって受け取ることが心から喜べるようになったら、不安から必死に節約して集めなくても、自然に安心な未来につながるはずだと、根拠のない自信を持っている。
そして、お金以外のものを受け取ることも喜べる自分になりたいと思っている。それは例えば、褒め言葉や、差し出された優しさや、そして自分自身への愛も含まれるかなと思う。
先日一人で訪れた出雲の居酒屋で知り合った年上のお兄様たちにごちそうになったできごとは、後から、ちゃんとお支払いしたほうがよかったのかなと不安になったりもしたが、「うれしいです!ありがとうございます!」と受け取れた自分を思うと、変化と成長を感じる。
お金を払わなかった罪悪感より、嬉しさや充足感が一周回って上回っている。私の受け取る器が少しずつ広がってきている気がする。
とはいえ、曖昧になっているお金の流れについては今年中に整えて、根拠の無い自信でなく、目に見える安心を感じてみたい。今年大学生になった娘は、ちょっと危うい私を密かに心配してか?ファイナンシャルプランナーの勉強をしている。特待生合格で学費免除を勝ち取ってくるという、私とは正反対の徹底した堅実ぶりだ。
私も、もう少し地に足つけて安心して暮らす地球暮らしを楽しめるようになりたいと思っている。
最近では、記事にチップをいただけたことと、有料記事を購入していただけたことがあり、めちゃくちゃうれしかった。「面白かったです」「背中を押してもらえました」そんな言葉にもすごく励まされた。
一瞬はこんな私でいいのか?と不安がよぎったとしても、差し出された愛とお金を受け取って、「うれしい!」と思えたことが、自分にとって大進化・大変化だと思っている。
自分の好きなこと、カードやカウンセリングや書くことで対価をいただくことは、怖いし、一たび動けば心が折れてきたけど、少しずつそちらへも自分を解放していくつもり。
少しずつ。一歩ずつでも。
世間は物価が上がり不安が蔓延する中で、「なんとかなる!」と、気楽に「受け取る練習」をしている自分は、呑気でズレてるとは思う。
それでもそんな自分を受け入れながら、労り、慈しみ、感謝し、人生を喜びたいと思っている。
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければ応援よろしくお願いします!いただいたチップは、よりよい創作のための冒険費として大切に使わせていただきます。