水彩画 心を込めて表現することがただただ楽しい
絵画教室にて、オウムガイをピンクに塗らせてもらいました。結果すごくうれしい体験ができたので記しておきたいと思います。
最初はオウムガイをそのまま描きました。

これをピンクにしてみたい、という気持ちが出てきました。
先生に色のヒントもいただき、自分の好きなピンクをすこーしずつ混ぜて作りながらイメージ通りに塗ることができて、すごく嬉しかったです!

完成すると、先生が皆さんにお声がけしてくださり鑑賞会みたいな感じになり、くすぐったうれしかったです。
お優しいみなさんが、すっごくいいね~とか、ここの色がすてきとか、
ほめられていいな~っておっしゃるおじさまも含めすごく温かかったです。
でも、昔なら、こういう状況は恐怖でした。
先生に褒められて喜んだりしようものなら、気づくと敵意を向けられてるという経験をしたからです。
自分の中に、強い劣等感と共に強い優越感があって、そういうものがそういう状況を創り出していたのだと思います。
純粋に表現することは好きだけど、評価で心が揺れてしまうから、なるべく目立たないように埋もれていたいっていう気持ちで、アクセルとブレーキを同時に踏むことでメンタルがおかしくなっていた気がします。
今回恥ずかしながらみなさんにすごく褒められるという経験をさせてもらって気づいたことは、褒められても怖がらずに素直に「うれしいです!ありがとうございます!」って受け取れてる自分がいたってことでした。
怖くなくて素直にうれしいって、おばちゃんになったかなぁ笑
もう、隠れなくていいぞ。表現していいぞ!
と思いました。

私は絵の具の淡い色のにじみが昔から大好きです。
この色とこの色を混ぜると、この色になるのか!!!
という発見があったり、混ぜながらこの色好きだーーーーー!!
と感動したり、混ぜて混ぜてやっと本物に近い色が作れたり。
美術で絵の具を使う時間が本当に好きでした。
パレットを洗うのとかも地味に好きだったな~。
でも、中3の時美術の先生が変わって、評定がずっと5だったのが3になって、「私才能ないんだ」って悲しくなって、美術好きだったけど、そっちの道は簡単にあきらめました。
高校の芸術選択も美術は選ばず音楽にしました。
比較されるのが嫌だったために、「好き」という純粋な気持ちをないがしろにしました。
YouTubeで永山裕子先生を見かけて、私もまた描いてみたい!と思って、誕生日祝いに絵の具、紙、本を買ってもらいました。(10年前のことです)
その後すぐ放置してしまったんですけどね。この度絵画教室に通うにあたり、また開いています。
永山裕子先生の水彩画の本です。これは今は中古しかないみたい。
こちらは販売中みたいです。
もう一度透明水彩を始めようの中でぐっときたのは
「リンゴを描く前にリンゴの軸をしばらく持ってみてください、
ずっと持ってるとけっこう大変ですね、実ってから収穫までリンゴの重みに耐えてきたこの軸を簡単には描けませんね」というくだりです。
うまく描くんでなくて、手触りや香りや、そういうものを感じながら描くということなんですよね!
ちゃんと、薄い色から塗るとか、影はこんな感じでとか技術的なレクチャーもありとても良い本です。
私は、オウムガイを描くときに一番伝えたいと思ったことは、
小人になってこの中に入ってみたい
ってことでした。だから、素敵なおうちにしたくて大好きなピンクで塗りたかったんです。
もうすぐ50歳が近づいている人にしてはメルヘンすぎるかもですけど、メルヘン過ぎてもいいと思うんです!
受講生のおじさまが
「あなたの絵は物語を感じるね」
って言ってくださったことが自信になりました。
私の感じた物語を自由に表現しても大丈夫だ!と思えました。
肯定的な評価はもちろんうれしかったです。
でも一番うれしかったのはただただ描くことを楽しめている自分に気づけたことでした。
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