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面接官はどこを見ているのか

これまで、仕事のストレスやその対処法、進退を迷った時にすべきこと、そして会社との交渉や上手な辞め方などをお話ししてきました。
また、面接する際のポイントについての記事もあります。

今回は、辞める決断をした後、転職するための採用面接を受ける際のポイントを、面接する側の心理はどういうものかという視点でお話しします。

以前の記事はこちらからご覧ください。

新卒者の採用面接の場合は社会生活が未経験ということもあり、将来性やポテンシャルを重視します。
しかし中途採用の場合重視するのは、
「すぐに辞めたりしないか」、
「自社で活躍できるのか」といったことになります。


<社会人としての基本は備わっているか>

まず、中途採用する場合の大前提となるのが、社会人としての基礎がしっかりと備わっているかどうかです。

身だしなみや立ち居振る舞い、
話し方や言葉遣いに声のトーン、
そしてその表情や視線の動きなど、
あらゆるところから面接官はその人の情報を得ようとします。

これは一朝一夕に身につくものではありませんが、少なくとも意識すべき点となります。

<周囲とうまくやれるか>

既に稼働しているチームに合流するわけですから、会社やチームの雰囲気になじめないようだとお互いにうまくいきません。

これは本人のスキルの有無の問題ではありません。

会社の価値観とあっているか、
前職のやり方に固執せず柔軟に対応できるか、
質問の意図をきちんと理解して答えるなど、
意思疎通を的確に行えるコミュニケーション能力は備わっているか。

そして相手の目を見て落ち着いて話しているか、
うまくいかなかったときに人のせいにしないか、
などを見ます。

例えば「周りの人と意見が合わなかったらどうしますか?」という質問の場合の最適な回答は、
「まず相手の意図を確認し、目的が同じなら相手の意見も取り入れながら調整します。」がいいでしょう。

<主体性はあるか>

中途採用の場合、即戦力が求められるため、長々と手取り足取り教えている時間はありません。

ですから、自ら考えて行動できるかどうかを見られます。

この人は指示待ち人間か、主体性のある人間かということです。

「前職では**を担当し一人で回していました。」など、
任されて担当していた業務などがあればアピールするといいでしょう。

<即戦力として活躍できるか>

即戦力として、前職でどのような実績があり、それを同じように発揮できるかどうかは非常に重要です。

具体的な数字や成功要因の分析ができているか、
専門知識や技術は本物かなどがチェックされます。

しかし、安易に「何でもできます」などとは言わず、
「**はすぐに対応できます。」、
「@@などは御社のやり方を教えていただきたいです。」、
「@@は早急に(或いは3か月以内に)習得したいと思います。」と、
出来ること出来ないことを正直に言うのがいいでしょう。

<退職理由と志望動機>

面接官が最も関心があるのは、退職理由と志望動機、そしてそれらに一貫性があるかという点です。

退職理由は前向きなものか、
前職へのリスペクトはあるか、
単なる逃げではないか、
志望動機は自社の事業内容を正しく理解しているかです。

そしてそれらの話に矛盾がなく一貫しているか、
表情と言葉が一致しているか、
どこかで聞いたような話などネットで調べた話を暗記してきたものはすぐにバレます。

しっかり自分の言葉で自分の気持ちを語ることです。

「前の会社では難しい点もありましたが、**は学べました。」、
「次は御社で@@についてより深く関わりたいと考えました。」とか、
前職の悪口を言ったりしないかもチェックポイントです。

「御社の業務は負荷が高いと聞いていますが、前職で得た経験もあり、自分なら貢献できると考えました。」など、
前職の経験を活かした前向きな説明が好まれます。

また、「前職では**という問題があったため、改善の努力をしましたが叶いませんでした。しかしその経験でやりたいことがはっきりしました。ですから御社に入社してこれを実現したいと考えました。」というように、
退職理由と志望動機が一つのストーリーになれば完璧です。

<「何か質問は?」と聞かれたら>

必ずと言っていいほど、面接の最後には「何か質問はありますか?」と聞かれます。

「別にありません。」と言わないで、疑問に思っていることを聞きましょう。

「今現場で一番大変な事は何ですか?」、
「入社後3か月で期待される状態はどのあたりでしょうか?」など、
好印象になること間違いなしです。

<まとめ>

このように、中途採用の面接は、単なるスキルチェックだけでなく、これら様々な角度から即戦力として長期的に活躍し、会社に貢献出来うる人物かどうかを判断されるのです。

面接官は応募者が緊張していることは当然と見ています。
少しくらい言い間違えても慌てず、落ち着いて考えを伝えることに集中することです。

それができればすっきりと会場を後に出来るでしょう。

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