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楽に早く走るにはどうしたらいいか教えます

最近散歩をするようになったのですが、その際、ジョギングしている方をよく見かけます。
海岸に行くと、砂浜でランニングする部活性たちもたくさんいます。

私は、中学生時代陸上部だったこともあり、「あ~この人はもう少しココをこうすればいいのに」とか、「それじゃあ疲れるだけなのになあ」とか、ついついその人の走り方をチェックしてしまいます。

そこで今日は、楽に、早く、そして効率的に走るための話をさせていただきます。

中々自分では、自分の走り方がどうなっているのか、わからないと思いますが、チェックポイントを幾つかお話ししますので、次に走るときに思い出してやってみてください。
何かが変わると思いますよ。

まず、走る動作について見てみましょう。

地面を足で蹴って、体を前に押し出すようにしていますね。
足が地面から浮き上がらないと“歩く”ことになり、一瞬でも両足が地上から離れると“走る”ことになります。
強く蹴れば走ることになり、軽く蹴れば歩くことになります。

関節が固いとか、左右のバランスが違うかというのは別にして、いざ走ってみると、ちょっと変だなという方がいらっしゃいます。

多分学生時代にあまり走っていなかったせいだと思います。中学や高校で走り込みをしていると、特に教えられなくても自然と自分で楽な走り方を身につけるものです。そうしないとついていけないからです。

しかし、社会人になってジョギングを始められた方は、走ることに慣れていないので、ちょっと間違った体の使い方をされている方が多いように思います。


<肩の力を抜く>

まず最初に気になるポイントは、腕や肩に力が入りすぎている方が多いのではないかということです。

よく陸上部時代「腕を振れ!」と言われました。
腕を振ると足が上がって前に出るのです。
しかし、腕を振ることを意識しすぎて、肩に余計な力が入っている方がいらっしゃいます。
ダッシュならまだしも、ジョギングでそんなに力を入れなくてもいいのです。

手は軽く握って、肘を張ったりせず、腕が振りやすい程度に脇をしめて、足のリズムに合わせて軽く振るといいでしょう。無駄に変な力を使わず楽に走ることが出来ます。疲れなくなるので楽しくなりますよ。

<目線で誘導>

次のポイントは、どこを見て走るかという、目線の位置です。

前を向いて走るのはもちろんですが、重要なのは、前のうち、足元なのか、3m先なのか、50m先なのかということです。

私がハマっていたスキーにしても、ウインドサーフィンにしても、どんなスポーツでも、ターンを目線で誘導するということは非常に重要な事です。
このことはまっすぐ走るときにも言えることです。

人間は、自然と見ている地点に体を持っていこうとするものだからです。

よく考えてみてください。
止まっているところから走り始める時、目線は足元から徐々に上向きになって前を向くようになりますね。
下を向いて足元近くを見ていては、楽に早く前には進めません。
ですから、行きたい方を見るようにするのです。
「もう少し頑張ってあそこに行くんだ」と思って前を見ているのと、「あ~しんどいなあ、もうやめようかなあ」と思いながら下を向いて走っているのとでは全く違うのです。

スポーツで目線はとても大事なのです。

<地面を蹴る方向>

そして3つ目のポイントです。それは地面を蹴る方向です。

前に進むために、足で地面を後ろに向かって蹴っていますね。
この角度が垂直だと体は真上に向かって飛ぶことになります。
後ろに蹴って体を前に動かさなければいけないのに、その方向が上向きになっている方がけっこういらっしゃいます。
後ろに蹴らずに上に蹴っているので体は中々前に進まず、これでは力をうまく使えずロスしていることになります。
たぶんそういう方は、ジョギングだから早く走らなくてもゆっくり走ればいいと思っていらっしゃるのだと思いますが、足首への負担も増えると思いますので、もう少し後ろに蹴るイメージを持てば、同じ力でももっと楽に前に進むことが出来るようになります。
かかとから着地して、重心を前に移動して、つま先で地面を後ろに蹴るのです。

<体の向き>

そしてポイントの4つ目です。

これも前項の地面を蹴る方向と同じく、よく見かけることとですが、足が前に出てしまい、体が起き過ぎて置いていかれている状態になっていることです。
短距離走では思いっきり、体を前に突っ込みますが、やりすぎると足が置いていかれて前につんのめります。
この逆に上半身をそっくり返してしまうと、前を見るのもつらくなります。

ジョギングの場合、上半身はまっすぐです。そして体の中心を前に動かす、前に運んでいくイメージです。

<下り坂での走り方>

そして最後のポイントになります。
これを実践していらっしゃる方がいるかどうかは分かりませんが、私の場合の下り坂での“楽をする”とっておきの走り方です。

これを始めたのは、中学の陸上部での市街地トレーニングの時です。
私はどちらかと言うと短距離型で、瞬発力はありますが、持久力はあまりなく、長距離を走るトレーニングはきらいでした。
そこで、できるだけ体力を温存してて最後まで走りぬくためあることを実践していたのです。他の部員たちはやっていませんでした。
走っていたのは神戸の山あいの町で、当然アップダウンが激しい地形です。
上り坂を必死の思いで駆け上がり、下りになった時、私は突然早くなって一気に前に出るのです。皆何が起こったのかと思っていたと思います。

多くのランナーは下り坂では体重を後ろにかけてブレーキをかけ、スピードをセーブしながら走っています。
膝で体重を受け止める形になるので、膝を痛める原因にもなります。
私も「下りは気をつけろよ」と言われていましたから。

しかし、私はその逆を行ったのです。

下り坂に差し掛かると、大きく前に蹴って宙を飛ぶように駆け降りるのです。
ブレーキを掛けないので、膝への負担もありません。
何より飛んでいる感覚を味わうことが出来るので超楽しいひと時でした。

これは、スキーの滑り方にヒントを得たものです。
スキーでは急斜面になると足がすくんで体重が後ろに掛かったりしますが、これだとエッジもかけにくく曲がりにくくなってしまいます。
そうではなく、斜面に対し垂直方向に立つ、つまり斜面の下に突っ込んでいく感覚で滑る必要があるのです。
こうしないと正しい体重移動が出来ないのです。

これを応用して、下り坂に対し垂直に立つイメージで蹴っていくと自然と転がるように楽に下ることが出来るのです。
やってみてください。
この空を飛ぶような感覚を一度味わうと坂道が楽しくなります。

暴走には注意ですが。

<おまけ>

補足ですが、走り方には、ピッチ走法とストライド走法というのがあります。
ピッチ走法とは足の回転を早くして走る走り方で、ストライド走法とは、大股で走る走り方です。
昔は、背が低く足が短い日本人はとにかく回転数を上げないと早く走れないと言われてきました。
しかしウサインボルト達のように1歩の歩幅が大きいうえに回転も上げる選手が出て来て、ストライド走法も注目されてきました。
私の場合、短距離を走るときは、歩幅は小さくしても、とにかく回転数で勝負していました。
しかし、先ほどの下り坂の走り方の時は、出来るだけ1歩の歩幅を大きくして空中を飛び、その間に休憩するストライド走法です。

何事も一つのことに固執せず、いい所を認めて取り入れる姿勢が肝心ということですね。

皆さん事故には気を付けて、楽しんで走ってください。

今日もお読みいただきありがとうございました。
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これからもよろしくお願いします。

#ランニング記録

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