昔はさんざん経済援助してたのになあ
皆さんはODAというのをご存じですか?
Official Development Assistanceの頭文字をとったもので、政府開発援助のことです。
これは開発途上国に対し、経済開発や国民の福祉向上に貢献するために政府が資金や技術を提供しているのです。
ODAの二国間援助には、無償資金協力、技術協力、そして返済が必要な有償資金協力、いわゆる円借款があります。
これまで日本が行ってきたODAを見てみると、外務省が公表している1960年から2022年までの累計額で中国が1位、2位インドネシア、3位がインドとなっており、如何にアジア地域を重視してきたのかがうかがえます。

近年ではインドへの援助が増加しており、2位のインドネシアに迫ってきています。
1位の中国は累計では1位ですが、2018年ですでに終了しています。
逆に言うと、終了しているのにもかかわらず、依然1位を保っている、つまり相当多額の援助が行われてきたことがわかります。
中国へのODAは、1979年大平元首相が訪中してからスタートし、2000年にピークを迎えています。
この前後には毎年2000億円規模の援助が行われ、中国の経済発展に大きく寄与しました。
その頃から、もはやODAの対象国としてふさわしくないという議論が巻き起こり、中国がこの援助を軍事目的に使っているという疑惑や、反日的な動向も増加して、段階的に減少させ、2018年安倍元首相訪中後に終了となりました。
つまり、ほんの数年前まで援助が行われていたということです。
1979年から2018年までの約40年間の実績を見てみると、円借款が3兆3165億円、無償資金協力が1576億円、技術協力が1858億円、合わせると3兆6600億円もの額が援助名目で提供されてきたのです。

一方経済成長率のGDPを見てみると、中国は日本が2000億円規模の援助を行ってきたころから急成長し、2010年には日本を抜き去ってしまっています。
今や中国のGDPは日本の約3.6倍にまで膨れ上がっているのです。

日本が中国に経済的に抜かれてから以降も中国への資金援助が継続されてきたのです。
具体的には2011年から20128年までの間に無償協力で約6.5億円、技術協力で約107.5億円の合計114億円もの額が拠出されています。
ちょっとびっくりしますね。どうしてそこまでする必要があったのかと思ってしまいます。
GDPの話題は以前の記事「日本は貧困国なのか」でも取り上げていますので、良かったらご覧ください。
ODAの問題は、今何かと政治的話題の多い中国との関係を考える上で、忘れてはいけないことだと思って調べてみました。
皆さんはこのことをどう思いますか。
ここから先は皆さん自身でお考え下さい。
選挙も控えていることですし。
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