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【サークルか部活か問題】両方の経験者が一般論を疑ってみる

こんにちは、東大京大ナビです。そろそろ新入生はサークル/部活に入る時期だと思うので、今日は大学でスポーツやるならサークルか部活か論について、両方の経験者として一般論を疑ってみようと思います。なお、筆者の行なっていたスポーツは個人競技なので、団体競技だとまた違うのかなと思います。

「競技するなら部活一択」を疑う

「本気でやりたいなら絶対部活」との意見が一般論ですが、僕は必ずしもそうではないと思います。
例えば実業団選手も沢山出る大阪国際女子マラソンではサークル所属の選手が3位入賞しました。
https://www.waseda.jp/inst/weekly/news/2024/04/23/116849/

サークルを選んだ場合、制限されるのは「本気で取り組む」ことではなく、「大学の名を背負ってインカレや対校戦に出る」ことです。別にサークルでもインカレにこだわりがなければ、日本選手権や国体には出れるので。

また、大学時代競技以外(勉強、アルバイト、インターン、留学等)にやりたいことがある場合や、そもそも集団行動が苦手な場合は部活じゃなくてサークルの方がうまくいくでしょう。部活は活動参加とルールの両方がサークルより厳しいですから。

さらに、怪我をしやすい人は、部活に入るよりも自分のペースで取り組めるサークルでやる方が、結果として競技力向上できるかもしれません。
あとは、猛者がひしめく部活の大会よりも、サークルの大会で上位を目指す方が現実的ですし、むしろモチベーションが高められる可能性もありますね。

「部活生の方が就活有利」を疑う

体を日常的に動かしたり、目標に向かって日々努力したりする人は生き生きとしていて印象が良いですし、部活をやっていると自己管理能力とか、縦社会の生き抜き方も覚えるので、部活生は就活に有利だと言われています。

ただ、エントリーシートを書きやすいのは多分サークル民なんですよね。「ガクチカ」「自己PR」「趣味」を別に聞いてくる企業も数多くあります。部活だけやってきた場合、多岐にわたるエピソードを話せるでしょうか?競技以外に色々取り組みやすいサークル民の方が、ネタとしては多く書けるのではないでしょうか?

プロ/実業団でもない限り、部活生でも実績で評価されることはないでしょう。大事なのは競技を通じて何を身につけ、それをどう社会人生活に生かすかをアピールすることです。サークル民でありながら競技で結果を残している人は自己管理能力が物凄く高いですから、就活力は高いでしょう。

どちらにしろ競技力向上以外にも何か取り組むと就活でも有利ですし、大学生活も充実したものになるでしょう。部活であれば、学連の運営や大会の運営に取り組む、スポーツ系の研究やビジネスに取り組む。サークルであればイベントが多い分イベントを企画して運営する、兼サーをして複数の競技に取り組む等が良いでしょう。
一番ダメなのはサークルでただ受動的に過ごすことです。本当に何も得られないですからね。

「部活の方が仲を深められる」を疑う

確かに部活では、長い時間を仲間と共にしますし、競技という共通の話題もあるので、仲は深めやすいです。
ただ、部活という組織の目的はあくまで「競技力向上」です。一方で、サークルという組織の場合、「仲間と交流を深める」こと自体が目的なので、サークルの方が仲を深められるケースはあるかもしれません。実際、サークルの合宿は「仲間と交流を深める」ために行われ、チームを組んで運動会をやったり、バーベキューしたり、飲み会したりするので色々な人と話す機会が設けられます。
あとは、サークルの方が出席義務がないので、仲間と活動と直接関係ない遊び(旅行とか)をしやすいかもしれませんね。

上下の繋がり

ただやはり、先輩後輩やOBとの繋がりは部活の方が強いことは否めないでしょう。部活に所属する以上、どの部員も最低限のやる気はあると思いますし、一生懸命何かに取り組んだ”場”というのは、その瞬間よりも、後になって愛着が生まれるものです。

競技についてのあれこれの他に、楽単、割の良いバイトや、就活の情報なども先輩やOBから得られることが多いので、こういった点では部活生の方が有利ですね。

一方、サークルの場合、同期と友達になれればそれで満足で、他の代と交流する意欲のない人は割と多いです。卒業してもなお愛着がある人はかなり少ないでしょう。

恋愛のしやすさ

恋愛したいならサークルの方がおすすめです。サークルの場合、先述のように「仲間と交流を深める」ことが大きな目的なのですが、”仲間”には当然”異性”も入る訳です。学内の男女比に偏りがあれば、他大生にも新歓をして、健全な男女比にしようと頑張ります笑。若い男女が沢山集うと、どうなるかは想像に難くありません。

あとは、同じ競技力の場合、サークルの方が目立てるんですよね。結局目立ってる人がモテるんですよ…

ただ、サークルの場合、”競技”という共通項が弱い以上、恋愛のいざこざで、代自体が崩壊するケースも多々ある訳ですが…

部活の場合、男女で活動が別だったり、一緒であっても男女比が不健全だったりして、まず異性と巡り合いにくいです。
あとは部活の方が辞めにくいので、別れた場合非常に面倒だと思います。

「部活の方が費用がかかる」を疑う

部活は費用がかかると思われがちですが、大学から設備が与えられたり、OBや協賛企業からの寄附が見込める分、同じ頻度で活動するなら、実はサークルよりお金がかかりません。大会参加も、部活で出る大会は学生主体の大会が多いので、参加費も安めなんですよね。

確かに部で買い揃えるユニフォーム等の費用や、合宿参加費等はかかりますが、サークルだってコミットする為には同期Tシャツ/ウィンブレを買い、合宿(という名の旅行)に行った方が良いので、大して変わらないです。

「大学の部活は中高より厳しい」を疑う

個人競技の場合、部活の活動頻度は中高より少ないケースも多いです(週3とか)。強豪校でない限り、学業とアルバイトと両立できるようにしないと、そもそも部員が集まりませんからね。

また、上下関係に関しても、大学の方が緩いケースも多いです。大学の場合浪人や留年で学年がずれることもありますし、途中入部も中高よりはしやすいので、そもそも明確な上下関係を決めることが難しいです。

結局、「活動参加は自由だが、目標を持って取り組める部活orサークル」が最適解な気がします。マイナスポーツの場合、部活とサークルに分かれず、一つの組織に色々なスタンスな人がいるので、当てはまりやすいです。

ちなみに同じ競技の部活とサークルを両立する猛者も何人か見てきました。迷ったらこれもありですかね笑

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