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1番が好きな幼なじみが年明けと共に俺の部屋へやってくる……

今日は大晦日

俺はリビングで家族と一緒に紅白を見ていた

〇:今年の紅白なんか……懐かしいというか平成色強くないか?

今年の紅白に出るアーティストを見ながら俺が呟く

すると妹の奈央が俺の顔を見ながら言う

奈:懐かしいってなんかその言い方お兄おじさんみたい

〇:なっ!?おじさんって俺は奈央と2歳しか変わらないぞ

妹からのまさかのおじさんみたいという発言に俺は少し傷つきながら反論する

奈:えぇーほんと?

ニヤニヤしながら聞いてくる

〇:何がほんと?だよ、てか奈央も小さい頃は平成だったろ?ほらA〇B46の曲とかよく踊ってたじゃん

奈:それ保育園の時でしょ?覚えてないよ、奈央今中学生だよ?

〇:ま、まぁ確かに保育園の時の記憶はないか……てかなんかこの俺の言い方も年寄りぽいな……俺まだ高校生なのに

奈:ふふっ自分でおじさんみたいって認めてるじゃん

〇:うっ……

奈央にツッコまれると母さんが会話に入ってくる

〇母:何話してるのよ、そんな話してたらもう年明けちゃうわよ?お風呂お父さん出たから〇〇入ってきて

〇:えっちょうど紅白盛り上がってるのに……

〇母:仕方ないでしょ、奈央は1番最初に入ってるし、もう私と〇〇しか入る人いないのよ、それとも洗い物とかやってくれるの?そしたら私先に入ってくるけど……

〇:うっい、いや!!気分変わった!入る!!

〇母:もぉ、ほんと調子いいんだから、急いで入ってきなさい

奈:そうだよ、急がないとお兄が懐かしいって言ってたA〇Bとか終わっちゃうよー

奈央が少しいじるように俺に向かって言う

〇:なっ!……まぁでも確かに!!急いで入ってくる!!もし出てきそうだったら教えてくれ!!急いで出てくるから!!

反論しようとするが奈央が言っている事は確かにと思い俺は急いでお風呂場へ向かった



湯5分ぐらい浸かってシャワーは4分ぐらいで済ませて体を拭いたり髪を乾かしてを4分ぐらいでやってリビングへ急いだ

リビングに着くとちょうどAK〇が司会の有〇さん達と喋ってるところで俺は懐かしい平成色を浴びるほど楽しめた

楽しいことはあっという間で紅白は終わってしまった



年明けまで本当にあと少しになり俺は一旦リビングから出て自分の部屋に行く

え、なんでかって?

それは……年明けと共にわかる!

俺は自分の部屋でスマホを触ったりする

ふとスマホの時計を見ると23時58分になっていた

スマホを触るのをやめ部屋に置いてあるデジタル時計を見つめる

59分になるとリビングからカウントダウンする奈央の声が聞こえる

それと同時に玄関のドアが開いて俺の部屋に足音が近づいてくる

俺の部屋のドアで足音が止まる

同時にデジタル時計の秒数が55、56、57と0時に近づいていく、、、

58

59

……

………

ガチャッ!

ドアが勢いよく開き、それと同時にデジタル時計は59から00となる

そして満面な笑顔をしながら大きめなクラッカーを持っている幼なじみが俺の部屋にやってくる


〇:ちょっ!蓮加なんだよそ……



パン!!!!!!



蓮:ハッピーニューイヤー!!!!

幼なじみである蓮加に俺が問いかけようとした時には時既に遅し……元気なハッピーニューイヤーの声が聞こえると同時に俺の視界は煙とキラキラした金色のテープに埋め尽くされた……

蓮:ねぇねぇ!!びっくりした?

金色のテープが顔に乗っている俺の顔を見ながら聞いてくる

〇:……びっくりした?じゃねーよ!何俺の部屋でそんなでっかいクラッカー持ってきて使うんだよ!すげぇ量の金色のテープじゃないかよ

蓮:えぇーだっておばさんに聞いたらいいじゃん!!やっちゃいな!!って言ってくれたんだもん!!

〇:母さんOKしたのかよ……

OKを出したのが母さんと聞いて流石蓮加に甘々な母さんだなと改めて思った

〇:……まぁいいやこれ以上言ってもこの金色のテープは片付けられないし、それじゃ蓮加よろしくな

蓮:……よろしくなって何?蓮加が片付けるの?

なんでみたいな表情をして蓮加が言う

〇:いやそれはそうだろう、毎年年明けを1人で待ってるんだし、それにやったのは蓮加なんだから片付けてくれ

俺が何故年明けをリビングで過ごさず自分の部屋に戻ったかと言うと今俺が口にした事が理由である

そう、年明け1番最初に会うのを蓮加にするためである

いつからかと言うと小学生低学年ぐらいだったと思う

急に蓮加から年明け一番最初に会うのは蓮加にして!と言われ断る理由もなかったのでそれからずっと続いている

それと蓮加は他にも1番を狙ってくるようになった

例えば学年が変わる度に1番最初に喋ったり遊ぶのは私とか、新しいゲームを買うと1番最初に対戦するのは私とか他にも色々だ

理由とかを聞いた事はあるが蓮加は教えてくれないでいる

別に1番最初にあったからとか他にも1番だからと言っていいことは無いし何も起きないと言うのに……

そんな事を思っていると蓮加は不満そうに頬を膨らませる


蓮:何その言い方!〇〇は年明け一番最初に会えるのが蓮加で嬉しくないの?

〇:い、いや別に毎日会ってるし……

蓮:……ふぅーんそうなんだそういう事言うんだ、おばさんにあることないこと言ってもいいの?

〇:っ!?なっ!それはやめろ……あーわかったよやるよでも手伝いはしてくれよ?

母さんは蓮加にものすごく甘く幼い頃から喧嘩すると俺が絶対悪いと怒られてきた

なので俺は母さんに言われると100怒られると思いとりあえず首を縦に頷く


蓮:えー仕方ないなーそれじゃ片付けたらゲームしよ一緒に

〇:えっなんでだよ早く家に帰って寝ろよ

蓮:じゃ私手伝わない!それにおばさんにあることないこと言うよ?

ニヤっとしながら蓮加が聞いてくる

〇:っ!わ、わかったよ!!わかったやるよゲームだから母さんには言うなよ

蓮:ふふ最初からやるって言えばいいんだよって言うことで早く片付けよ!ほらゴミ袋一応持ってきたからさ

〇:なっ!ゴミ袋持ってたということは片付けるつもりあったんじゃねーか、蓮加こそ素直に最初から片付けくれればよかったじゃないか

蓮:そしたら1人で片付けることになるじゃんそれだと大変だし、それにゲームも付き合ってくれないでしょ?

〇:ま、まぁ確かに……てかまんまと蓮加の罠にハマったという事か……

蓮:ほらそんな落ち込んでないで早く片付けよ!ゲームする時間減っちゃう

〇:はいはい、わかったよ

俺は頷きながら部屋に散らばっている金色のテープを片付け始めた

ベッドの下とかも細かく探していると蓮加がゴミ袋を手から離す



蓮:もう大丈夫じゃない?そろそろゲームしよー

〇:いやもうちょっとあそこの棚の後ろとか……

蓮:えー探してもないよ、ほらゲームしよ!!ほら!

蓮加は部屋に置いてあるテレビの前に既に座っておりコントローラーを俺の方へ渡そうとしてくる

〇:……まぁ、確かにある程度は見たしもうないか

俺はこれ以上言っても蓮加はゲームをやりたいだろうと思い諦めてコントローラーを受け取る

蓮:ふふそうだよ!ねぇねぇ!どのゲームする?

〇:まぁマ〇カでいいんじゃないか?

蓮:お!いいね!!やろ!絶対負けないから

〇:俺もやるからには負けないぞ

キャラクター選択やマシン選択をしてレースを始める



〇:……負けた

蓮:ふふ勝った!!

〇:次は負けないからな

蓮:ふふっ私こそ負けないんだから

俺は蓮加に負けたことで悔しくなりゲームを操作してコースを再び選ぶ

蓮加は余裕そうな表情を見せる

それから俺はまた蓮加とレースを走った

結果は……俺の勝利だった



〇:よし!!勝った!!

蓮:負けた……〇〇!次!次!!

〇:次も俺が絶対勝つ

蓮:絶対負けない!!勝つのは私!

俺と蓮加はコントローラーを強く握りまたコースを決めレースを始めた

俺と蓮加は勝ち負けを繰り返した



〇:はぁ……負けた……流石に疲れた

俺は結局蓮加と多くのレースをして負け越した

疲れてしまいコントローラーを床に置く

蓮:私も疲れた……〇〇上手いね

〇:いや上手いか?別にそんな事ないと思うけど実際に蓮加に負け越したし

蓮:いやいや、ほかのみんなとやったら私圧勝するもん、〇〇は本当に上手いよ

〇:そうか?

蓮:そうだよ!ねぇねぇ次は違うゲームしよ!

〇:いや流石に時間も時間だし帰った方がいいだろ

蓮:えぇーもっとやりたい!!

〇:もう3時だぞ?それに初詣とか行くだろ?流石に1回寝た方がいいだろ

蓮:ぶぅ……まぁ確かにそっか、わかった帰る

不満そうにしながらも支度を始め俺の部屋から出る

俺は玄関まで一緒に行く



もう流石に奈央や母さん達も眠っており家は静かだった

蓮加が家のドアを開ける

蓮:じゃまたね、〇〇

〇:おうまたな蓮加

静かな玄関に俺と蓮加の声だけが響く

蓮加が俺に向かって手を振り俺も手を振り返す

すると蓮加は微笑みながら家を出ていった

〇:さて寝るか

俺は1人玄関で呟き自分の部屋に戻って眠った





パン、パン……

今年こそ〇〇に想いを伝えて付き合えますように……!!

願いを込めて私は神様に伝える

私は〇〇の事が好きだ

幼い頃からずっと

私は今まで〇〇の1番になるために〇〇にとって色々な1番になってきた

理由は幼い頃に図書室にあって読んだ恋愛占いみたいな本に書いていた、好きな人に好きになってもらうためにはその人のなれる全ての1番にならないといけないと書かれていたのだ

今思えば全ての1番になるという気持ちで想いをぶつけるということだと思うが幼い頃の私は文字通り信じたのだ

今もそれを続けているのはそれが私にとって当たり前になったからである

願いを伝え終わり私はママ達の元へ向かう



蓮:ママ、パパ〜!!お待たせ!

蓮母:ちゃんとお願いできた?

蓮:うん!

蓮母:ふふなら良かった

蓮父:今年こそ叶うといいな

2人とも私が〇〇の事を好きなのを知っていて応援してくれている

蓮:うん、今年こそ叶えないと……来年は受験とかしないといけないし大変だからね

蓮母:そういえば、おみくじ引くんじゃなかった?

蓮:あっ!そうだった!!

蓮母:私達はいいから引いてくれば?

蓮:うん!!引いてくる!!

私は小走りでおみくじを引きに向かった



チャリン

箱の中に100円玉を入れる

ガサガサ

手をおみくじが入っている箱の中へ入れる

蓮:……これ!!

私は1つ決め手に握り箱の中から出しておみくじの結果を確認する……

蓮:……っ!!やった!!大吉!!

人が多い中大吉が嬉しくて思わずガッツポーズをする

蓮:あっ!

急に冷静になり恥ずかしくなって体を小さくする

蓮:そ、そうだ恋愛、恋愛!!

まだ折れて隠れている恋愛の項目を確認する……

蓮:……思い伝えよ さすれば想い叶う

私は口にしながら読み思わず微笑みがもれる

蓮:これって……告白するなら今年って事だよね!!やった!!

また私は嬉しくなり少し大きな声で喜ぶ

そしてまた冷静になり恥ずかしくなる

蓮:……あっ!またやっちゃった……そうだ!早くママたちの所へ言って伝えよう!!

私は小走りでママ達の元へ戻った





ふぁ……

俺は今家族で初詣に来ている

だが昨日遅くまでゲームしていた事もありものすごく眠くてあくびがとまらなかった……

お参りを済ませ、おみくじも引いて家族全員で結んだ

帰ろうかなと話していると奈央が屋台が出ているので食べたいと言い始める 


奈:あ!屋台美味しそう!!パパ、ママ!!食べたい!!

〇母:確かに美味しそうね

〇父:そうだな朝ごはん食べてないし食べるか

奈:お兄も食べよう!!

〇:いや俺はいいや眠いし、父さん車の鍵貸してくれる?先に戻ってる

奈:ちぇーお兄ノリ悪い!

〇:仕方ないだろ夜遅くまで蓮加にゲーム付き合わされたんだから

〇母:本当に何もいらないの?あれだったら買って車まで持っててもいいけど

〇:いいよ、夕飯でおせち食べるし

〇父:そうかそれじゃほい

父さんから鍵を受け取る

〇:ありがとう、それじゃごめん先に戻ってる

そして父さん達とは別行動となり駐車場へ向かった



あと少しで駐車場に着こうとすると後ろからこちらへ向かってくる足音が聞こえ振り返る

するとそこには蓮加がいた

蓮:〇〇!!

〇:おぉ蓮加か、元気だな

蓮:そういう〇〇は眠そうだね

〇:仕方ないだろどこかの誰かさんが初詣行くのに遅くまでゲーム付き合わせるからだ

蓮:何その言い方!〇〇だってノリノリだったじゃん!

〇:まぁ確かに……何も言い返せないな

蓮:ほらノリノリだって認めるんじゃん!

蓮加がイタズラに笑う

〇:てか蓮加おばさんたちはどうしたんだ?

蓮:〇〇見かけたから待っててもらってるの

〇:そうだったのか、でもなんでわざわざ話しかけてきたんだ?

蓮:別に話しかけた理由はな……あっ!そうだ!1つ伝えたいことがある!

〇:話したいこと?

蓮:うん、私達来年は受験生じゃん?だから2人で色んなところ行ったり、高校生活を満喫しよ!!

蓮加が笑顔で言う

〇:え、それだけか?

俺はわざわざ話したい事はなんだろうと思っていた手前普段と同じような事を話され拍子抜けしてしまった

蓮:それだけって何!

蓮加はさっきまでの笑顔はどこに行ったんだという感じで不安そうな表情で言う

〇:あ、いやだっていつもの事だろ?2人で色んなところ出かけるのも、高校生活を過ごすのも

蓮:違う!色んなところっていうのは夏休みとかで普段行けないような所に2人で旅行とか!高校生活も、今までより!!色んな事で楽しむってこと!!

〇:旅行ってそれって泊まるって事か?

蓮:当たり前じゃん!!嫌なの?

〇:いやじゃないけどお金とかどうするんだよ

蓮:それは……2人でアルバイトしてお金貯めたり!あとお金が足りなかった時は……パパとかからお金を貰ったりすれば何とかすればいいよ!

〇:……ふっ蓮加らしいな、わかったよでもおじさんからお金を貰うのは申し訳ないからアルバイトしてお金貯めるか

蓮:ふふ!やった!!アルバイト頑張ろう!!

蓮加が笑顔で言う

〇:あぁそうだな

蓮:よぉし!!今年は最高の思い出を沢山作ろうね!!

〇:おう

蓮:それじゃ私ママ達の所に戻るね!

〇:あぁわかった気をつけろよ

蓮:うん!!〇〇こそ!!それじゃ!!またL〇NEするね!!じゃあね!!

蓮加はそう言って笑顔で戻って行った

〇:……蓮加は本当にいつも元気だな、ふぁ……さて車に戻って眠るか

俺は蓮加の元気さに改めて凄いなと思いながらまたやってきた眠気であくびをしながら車に戻って眠った

そして、これからの1年間俺は蓮加と色んな思い出を作って、最後蓮加から想いを伝えられるのだがその話はまた別の時に話そうと思う






















妄ツイ読んで下さりありがとうございます!!
久しぶりの投稿になりすいません
今回は以前アンケートで1位になった蓮加で書きました!!
どうだったでしょうか?
面白かったですかね?
内容は年明けから書き始めていた作品なので年明けの話になりました笑
もう4月になりそうですが……
そこは優しい目で見てくださると嬉しいです()
今回の話のお気に入りは冒頭の紅白のところです笑
今年自分が思ったことをそのまま書いて奈央と〇〇の話が楽しくて書きました笑
次の作品は火曜に投稿しますのでお待ちください!!
マシュマロなどに感想などお待ちしております!
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最後に駄文ですが読んでくださりありがとうございました!
それではまた!

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