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国公立大学入試に失敗する人のパターン

今回も、過去のブログに掲載していたものにある程度追記を加えたものになります。

2017年3月に作成したものとなります。

なお、作成時期の関係で、現在使われていない用語もあり、また受験状況は当時のものとなりますので、あらかじめご了承ください。




今回は、国公立大学入試に失敗する人にありがちなパターンを紹介していきたいと思います。

私は高校生の進路を調べて行く中で、受験を経験している大学生に話を聞くのですが、

その中でよく

「国公立大入試に失敗して…(今の私立大に入学した)」

という学生に話を聞くことが多々あります。

しかし、詳しく話を聞いていると、

「ああ、それは残念でしたね…」

という人も居れば、

「えぇ…そりゃ落ちるでしょ」

という人も居るのです。

そこで、今回はこういった学生をパターン別に紹介していきます。

パターン①

●滑り止めの国公立大に落ちたパターン

→本命の前期だけでなく、滑り止めだったはずの中期や後期の国公立大にも落ちたパターン。
一般的に、「国公立大入試に失敗した」と聞けば、こういうパターンを思い浮かべる人も多いのではないだろうか。

実際、「国公立大入試に失敗した」という学生の5割~6割方はこのパターン。

中期や後期は前期合格者が受けないために、試験の倍率が下がるとはいっても、結局、落ちる受験生は落ちるということだ。

こういった学生はコンプレックスの激しい場合が多いが、学力はあるので進学先の私立大でも頑張っているケースが散見される。

もちろん、ふて腐れている学生も多いが…。

ただ、就職は難なく出来る場合が大半である。

中堅上位の公立高校(偏差値50後半レベル)に多い。進学校の落ちこぼれと言われる人は大体このパターン。

☆アドバイス

滑り止めの私立大に進学するのが嫌なら、私は浪人をお勧めする。

特に、家庭の事情で国公立大しか進学出来ないのであれば尚更だ。

浪人出来なかったり、浪人するのが嫌なら、切り替えて学業に励むべき。

何故なら、この手の学生は、学力だけなら私立大の推薦入学者よりもはるかに優秀な場合が多いのだから。

パターン②

●前期で東大、或いは京大しか出願しなかったパターン

→要は、東大や京大志望で、

「その大学にしか進学しない!」

というパターンである。

トップ進学校に多い。というか、灘や開成などの有名進学校にしか居ない。

まあこのレベルの受験生は、落ちたら浪人するので、個人的には何もいうことはない。

それに、東大や京大は後期試験が廃止されたので、出願しようにも出来ないし。

パターン③

●前期・後期ともに同じ大学に出願したパターン(有名国立大に出願した場合)

→後期試験を科さない旧帝大や難関国立大の学部を除き、国立大の中でも上位の大学に、前期・後期ともに出願したパターンである。

旧帝大や難関国立大(一橋・東工・神戸)以外では、

金沢大、千葉大、広島大、筑波大の受験生に散見される。

要するに、その大学にこだわった、優秀な成績上位層である。

パターン②と同様、落ちたら浪人する受験生が多いので、このレベルの受験生にも私からは特に言うことはない。

但し、このレベルの受験生には、

中期・後期で他の国公立大学に進学した学生も多いため、

「単に周りが見えてないだけでは…」

という意見も少なくない。

パターン④

●単に周りが見えてないパターン

→パターン③と状況は同じなのだが、極端な地元志向と強いこだわりから、中期や後期で滑り止めの国公立大学に出願せず、前期と同じ大学に後期も出願したパターンだ。

しかも、大手予備校が、実績として大々的に公表しない中下位の国公立大の受験生である。

「国公立大入試に失敗した」という学生の2割はこのパターン。地味に多い。

しかもパターン③の受験生とは違い、多くは浪人せずに地元の私立大に進学しているケースが多い。

要するに、浪人を嫌がり妥協したということ。

それに、成績もあまり良くなく、どこかパッとしない学生も少なくない。

地元の私立大に妥協するような学生なのだ。良いはずがない。

中堅公立高校(偏差値50前半)に多い。

というか、まともな進学校なら、このレベルの国公立大に、前期と後期で同じ大学に出願させるようなことは受験生にさせないはずだ。

☆アドバイス

よくよく考えてほしいが、前期で不合格の受験生が、後期で同じ大学に受かる訳がない。

中期や後期は特別な場合を除いて、滑り止めとして受験するのが普通である。

ということは、本来の後期受験生は、この手の受験生が受けた大学よりも、高いレベルの大学に前期で不合格となった受験生が受けに来るのが自然の摂理であり、そんな競争にこの手の学生が勝てるはずがない。

奇跡を望むくらいなら、進路指導の先生のアドバイスを聞いて、滑り止めの国公立大学に出願した方がはるかに良い。

ただ、これらのパターンは極端な地元志向から来ているので、親の反対もあって解決に繋がることはまず無い。

パターン⑤

●中期や後期がチャレンジ校だったパターン

→前期と後期は違う大学を出願してはいるものの、後期がそもそも滑り止めではなかったパターン。

パターン④と大体同じである。

地元志向からこのパターンに陥るという点も含めて。

これも中堅公立高校に多い。が、パターン④と違う点が、

・そもそも学力がなかった

という点であり、「受かれば良いな」という希望から来ていることが少なくない。

全国津々浦々の国公立大学を探しても滑り止めの国公立大学が見つからず、敢えなく受験した、というケースも多い。

☆アドバイス

後期の話についてはパターン④と同じなので割愛する。

このパターンの受験生は、学力がないのであれば、いっそ割り切って滑り止めの私立大に入学し、在学中に必死に勉強することをお勧めする。

浪人はあまりお勧めしない。

このレベルだと、浪人して学力が上がらない受験生が少なくないからだ。

医学部志望でもないのに多浪を重ね、やっと国公立大学に受かった時には23(5浪)だったという人も居るくらいで、その学生が後に様々な点で苦労を重ねることは想像に難くない。

それならば、自分には国公立大に進学出来るレベルではなかったと割り切って、進学先で学業に励んだ方がまだ良い。

今の時代、浪人は全くといって良いほど就活に影響しない(むしろ評価されるぐらいだ)とはいっても、多浪を重ねるとその先の人生にかなり影響を与えるため、それなら22で新卒就職した方がまだ良いのではないだろうか。

浪人しても、伸びない人は何浪しても伸びないのである。

以上でパターンの紹介を終わります。

進路が決まった受験生のみなさん、入学後も頑張ってください。

先輩として、応援しています。


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