吉行和子さんの訃報について
女優の吉行和子さんの訃報が伝えられました。
さまざまな映画やドラマ、舞台で活躍された吉行和子さんは、
いろんな年代の役をこなされ、本当の年齢がわからない程でした。
90歳での訃報を聞き、さすが大女優だと思いました。
若い方には知らない方も多いかと思い、少しまとめてみました。
・生年月日 1935年8月9日 東京都で生まれる。
・父は小説家の吉行エイスケ、母は詩人の吉行あぐり。母はその後美容師として活躍。
・兄は小説家の吉行淳之介、妹はタレントでエッセイストの吉行理恵。
幼少期は戦時中に疎開生活も経験する。
女子美術大学付属高校を卒業後、文学座付属演劇研究所に入所。
1955年に文学座に入団し、舞台女優として活動を始める。
同年、映画「女の園」に出演し、銀幕デビューする。
1960年代、「にあんちゃん」「破戒」「刺青」などの映画化作品で注目される。
それ以後ドラマにも多数出演し、NHK朝ドラ「本日も晴天なり」(1981年)でお茶の間に広く知られる存在になる。またサスペンスやホームドラマ、大河ドラマなどにも出演。
2008年には紫綬褒章を受章する。
バラエティー番組やエッセイ執筆などでも活躍し、気さくでユーモラスな人柄が親しまれている。
代表作としては、
映画では、「にあんちゃん」(1959年)、「破戒」(1962年)、「刺青」(1966年)、「家族ゲーム」(1983年)、「死の棘」(1990年)、「東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン~」(2007年)がある。
また、テレビドラマでは、「本日も晴天なり」(1981年・NHK朝ドラ)、「家族八景」(1979年・TBS)、「あぐり」(1997年・NHK朝ドラ)、「やすらぎの郷」(2017年・テレビ朝日)がある。尚、「あぐり」のモデルは実母の吉行あぐりで、吉行和子自身が語りを担当した。
舞台では、文学座時代からシェイクスピア作品や現代劇に多数出演。「女の一生」「ピアフ」が有名。
1990年、「死の棘」で日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。2008年には紫綬褒章を、2017年旭日小綬章を受章した。
2025年9月2日に亡くなったとのこと。
ご冥福をお祈りします。
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