くまちゃのピアノレッスンの哲学
音は急がなくていい。急ぐとだいたい事故る。
ピアノって、急ぐと指が裏切るんです。
「そんなスピード聞いてませんけど?」みたいな顔で止まる。
だから、ゆっくりでいい。
むしろ、ゆっくりじゃないと音がすねる。
音は、急かすと固くなるし、 待つと勝手に育つ。
植物と同じで、引っ張っても伸びません。
(昔、観葉植物で実験したことがあります。伸びませんでした。)
そんな僕は、北九州市小倉で、くまちゃのピアノレッスンをしています。
テンポはだいたい“歩く速度”なので、急がなくて大丈夫です。
できる日も、できない日も、そのままでいい。
大人にはいろいろある。
仕事、家事、気圧、眠気、謎の不調、謎の好調、謎のやる気ゼロ。
だから、 「今日は弾けない」 「指がストライキしてる」 そんな日があって当然。
レッスンは、 “今日のあなたをそのまま置いておける場所”です。
音を出す日も、 出さない日も、 どちらもレッスン。
(出さない日は、むしろ贅沢。)
好きな曲を、好きな速度で。速さは自由。
好きな曲を弾くとき、音は勝手にやわらかくなる。
弾きたくない曲は、音も嫌そうな顔をします。ほんとに。
だから、好きな曲を、好きな速度で。
速さの目安は、 「眠くならない程度のゆっくりさ」です。
速く弾きたい日は速く、 ゆっくり弾きたい日はゆっくり。
その日の気分でいい。
(僕はよく気分でテンポが変わります。曲がびっくりします。)
身体と心にやさしい弾き方を。がんばらないのが上手な人ほど上手くなる。
ピアノは、力むと音も気持ちも固くなる。
肩が上がってきたら、 「あ、またがんばりすぎてるな」と気づくだけでOK。
がんばらないほうが音が素直に響くのは、 人生と同じです。
力を抜くと、 音も人間もだいたい良い方向に転がる。
音は生活の一部であってほしい。
ピアノは、特別な日だけ触るものじゃなくて、 生活の中にそっと置いておける存在。
5分だけ触る
1音だけ鳴らす
好きな和音を押して「今日もいい音」と思う
それで十分。
「今日は1音しか弾けなかった…」 という日は、 “1音弾けた日”として堂々と胸を張っていい。
むしろ、1音で満足できる人は強い。
あなたの音を、あなたの速度で育てるレッスン
くまちゃのレッスンは、 上達を急がせるものではありません。
音が育つのを待つこと、
あなたのペースを尊重すること、
生活のリズムに寄り添うこと。
この3つを大切にしています。
ピアノは、 あなたの人生の速度で弾いていい。
その音がゆっくり育つのを、 静かに、ちょっと笑いながら見守っています。

レッスン後の1コマ写真
上の画像は、僕が生徒さんの着物のおばあちゃんと、ふぐ刺しを前に食事しているときの一枚です。
写っているのは僕だけですが、 “おいしい食事を前にした人間の静かな安心感”がにじみ出ています。
帽子・カラーレンズ・ショールで完全防寒なのに、 目の前には繊細なふぐ刺し。
このギャップが、冬の小倉らしい風景です。
ご飯がおいしいと、ピアノの上達より先に
心のテンポがちょっと速くなるという現象が起きます。
最後に
もし、北九州市小倉でゆっくりピアノを始めたい気持ちがあるなら、 その最初の一歩を、ここでお手伝いできたら嬉しいです。
レッスンに少しでも興味を持っていただけたら、
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