すべての道はスイスへつながっている🇨🇭|ゴルナーグラートで出会った人生の先輩が教えてくれたこと(スイス旅行 Day7-3)
1.ローテンボーデンに行く前に🚉
ゴルナーグラート展望台からの景色を楽しんだ後は、ローテンボーデン駅まで1駅ほど列車に乗り、リッフェルベルクまでハイキングします。
列車を待ちながら、マッターホルンを眺めていると、近くに日本人のご夫婦がいらっしゃいました。
リュック、シューズ、トレッキングポール。どう見ても「これから歩きますよ。」というスタイル。
次のハイキングコースをご存知かもしれないと思い、声をかけてみました。

2. 19年間、続けていること👵
奥さまにお話を伺うと、やはり、初めてのスイスではないご様子。
「自慢する訳じゃないんだけどね。」
そう前置きしながら教えてくれました。
「主人が定年してから、毎年スイスに来ているの。もう19年間になるわ。」
さらっと言われたその横で、海外からの観光客の方とおしゃべりされてるご主人は、なんと84歳。
「その代わり、普段は節約しているの。洋服もユニクロだけ。スイスでも、サラダとパンで十分よ。」
そして、とっておきの秘密を教えてくれるかのように、こう続けられました。
「うちの家訓ね。"すべての道はスイスにつながる"と貼ってあるの。」
「グリンデルワルト、行った?とっても素敵だったでしょ!」
「サンモリッツもいいわよ。あのエリアは連泊したらロープウェーとかの乗り物が乗り放題になるの。」
「毎年、1カ月ぐらい、スイスで過ごしているのよ。」
「どう?素敵でしょ?ファーっという気分になるわよ。」
そして、奥さまが両手を広げて見せてくれた“ファーっ”のポーズが本当に開放的で、スイス旅行への気持ちを体で表現しているようでした。

1駅区間、ご一緒しました
3. 84歳、年齢を理由にしない生き方👴
一方の旦那さまは、その間も海外の旅行者に自然に声をかけられ、楽しそうにお話されていました。
一緒にいらっしゃった、スイス人のお友達も、これまでの旅行の際に知り合い、こうして、毎年一緒にハイキングをされるほど仲良くなられたそう。
そして、私達に、旅をさらに楽しむコツをアドバイスをしてくれました。
「"Hello!"でも、"Hi!"でも、"Guten Tag!"でも、なんでもいいの。」
「現地の方に挨拶をしてごらんなさい。とっても楽しくなるわ。」
4. スイス旅の景色が変わる🇨🇭
列車を待っている短い時間でしたが、気づけば、自分の中にひとつ、目標のようなものができて、少しだけ旅への意識が変わりました。
それからのスイス旅も、いっそう楽しく感じられました。
ハイキング中、すれ違う人と交わす「Hi!」。
不思議なことに、それまでよりも、距離が近づいて心が通じたように感じました。
5. リッフェル湖畔へハイキング🥾
このあと、一緒に列車に乗ってローテンボーデン駅へ。
「初めてだったら、この真ん中のコースがいいわよ。ちょうど、あの日本人のツアーの方たちがいるからついて行ってごらん!」
と、道案内していただき、ここでお別れ。

3番目がスイス人のお友達。

名残惜しいですが、ここでお見送りです
こうして、マッターホルンを眺めながらの絶景ハイキングが始まります。
