しろい春、くろい春
1.世界の一部、自分の全部
自分の『好き』を大切に
自分が好きなこと、推していること。
たまに、その『好き』を簡単に否定してくる人がいるけれど、自分の大事なことを否定したり笑ったりする人とは付き合わなくていい。
自分のことも、自分が大事にしていることも受け入れてくれる人を大切にしよう。
空だけはいつも同じ
毎日勉強して友達と遊んで、この日常が当たり前だと思っていた小学生時代。
ある日、風邪を引いて学校を休んだ時にふと思う。
「私がいなくてもこの世はまわる、そこに私がいないだけ」
当たり前の日常が崩れていきそうだったけど、そういう時は空を見上げる。
青空にくもり空、雨や雪の日もあるけど
なんだ、やっぱりいつもと変わらないな。って少し安心できるから。
果てしなく、世界
私は海外旅行の経験が一度しかない。
イギリスやフランス、オーストラリアなど、行きたい国はたくさんある。
世界を見るまで、月にはまだまだ行けないな。
無限に広がる世界を、この目で見てみたい。
2.ひとりの時間が大好き
何よりも自分を大切に
家は私の遊び場所、落ち着ける場所。
まわりを気にせず自分らしくいられる場所。
友達や家族と会うことも楽しいけれど
詰め込みすぎずに、自分との時間も大切に。
先の予定が楽しみであり、そうではない
少し先の日付に友人との遊びや美容院の予約を入れると、
前日には憂鬱になる現象はなぜなんだろう。
当日家を出た瞬間楽しみな気持ちになるから、ただ家が好きすぎるのかもしれない。
どこにでも行ける
ご飯屋さんや映画館、カラオケ…
どうしてもひとりで入る勇気が出なかった場所。
勇気を出して一歩踏み出してみたら、見える世界が広がった。
人は意外と人を見ていないし、ひとりでも気に留めない。
それはちょっとだけ寂しいことかもしれないけど、自分を縛る鎖から解放されたことが、何よりも嬉しかった。
3.しろい春、くろい春
人生はバラ色にはならない
希望に満ち溢れている、明るく華やかな生活。
『バラ色の人生』とはよく言ったものだ。
今までもこれからも薔薇のようにはなれないけれど、何度でも立ち上がる雑草のような人生ならそれでいい。
くもを泳ぐ
静かに緩やかに、時には乱気流に飲み込まれ、ある日は青空の中に放り出されて。
まるで雲を掴むような人生を送っている。
それでも、くもの中にあるわずかな光も求めて、今日も私は泳いでいく。
青春じゃなくてもいい
『青春』と耳にすれば学生時代を思い浮かべる。
振り返ってみると、とても『青春』と言えるような経験はなく、世界が色づいて見えたことがない。
そのかわり、プール後の授業でみんながすやすやと眠る様子を見ながら、白いカーテンが靡くあの心地良い時間が大好きだった。
家に帰ると母の機嫌に左右されて目の前が暗くなるような、あの息苦しい時間が大嫌いだった。
白くもあり、黒くもあった私の学生時代。
青くなくてもそれでいい。
このしろい春とくろい春が、私の大事な思い出だから。
おわりに
日常生活の中でふと感じたことや思ったこと。
自分の人生を振り返って見えたことなど、正直な気持ちで綴りました。
読んでくださった皆様の日常にスッと溶けていくような、やわらかなエッセイを大切にいたしました。
寝る前の時間や何も考えたくない時、ゆっくりとした昼下がりの時間におともさせていただけると嬉しい限りです。
