見出し画像

OKADENIC Syndrome◇02

▷ Previous Post……

オカデミック シンドローム 02

前回は、「賢いおじさまのずれた言論」が好きです、というお話をしました。
 
そして、そうした論客が多い理由として、ゼネラリストが育ちやすい企業文化が、ゼネラリスト的論客を許容する土壌となり、専門領域外のことまでひとつの一般論として語ることが許されるため、ずれも生まれやすい、というお話にまで寄り道をしました。
 
今回は、その本題である「賢いおじさまのずれた言論が、なぜおもしろいのか」に接近します。
 
前回の冒頭と文末でも名指ししたとおり、その代表格である岡田斗司夫を具体例として本稿で取り上げますが、批判ではないことだけは、再度明示したうえで進みます。
 
まず、なぜ、いつまでもデブだと思われている斗司夫をクローズアップしたのかというと、暇なわたしが、独自のインテリジェンス機関「チームLLM(ChatGPT・Grok)」を用いて調査を進めたところ、彼以上にこのテーマに適した経歴を持つ人物がいなかったからです。
 
たぶん自称オタクの彼ですが、生粋のアニメ・SFマニアのようです。アニメやオタク文化のスペシャリスト、といったところでしょうか。
 
彼の言論はそこにとどまることを知らず、多方面へと領域展開しています。これがテーマに適任な理由のひとつなのですが、それ以上に、過去の経歴を読み解くと、ど真ん中のゼネラリストだったことが、いちばんの理由になります。
 
大阪電気通信大学在学中なのか、中退後なのかは知りませんが、日本SF大会「DAICON Ⅲ・DAICON Ⅳ」という謎の大会に、運営側の中心人物として、謎に関わっていたようです。主催だったのでしょうか。
 
その大会で、庵野秀明、山賀博之、赤井孝美という謎の人物たちと出会ったのか、もともと友人だったのかは知りませんが、当時、大阪芸術大学という謎の大学の学生だった三名を巻き込み、オープニングアニメなる謎のアニメを制作したらしいです。
 
あ、大会のオープニングアニメなのかな。だとしたら、謎のアニメではないですね(笑)。
 
いずれにしても、超絶高学歴なわたしは、他人の学歴という無様なラベルなど気にしないので、大学名を聞いてもぴんとこないのですが、中退するのに入学するという、わたしからすると謎多き人物なのです。
 
その後、SFが好きすぎたのか、アニメや特撮関連商品を専門に扱う「ゼネラルプロダクツ」を立ち上げました。
 
のちに、ワンダーフェスティバルという巨大イベントもゼネラルプロダクツが始めたものらしいので、敏腕オーガナイザー的オタク、という立ち位置だったのでしょうね。当時としては、稀有な存在だったのではないでしょうか。
 
この時点で、運営・企画・興行・プロデュースをこなすゼネラリストとして、メキメキと頭角を現しているので、ガチで敬意を持って紹介しています。
 
その後、DAICON FILMとゼネラルプロダクツの当時の関係者らと、株式会社GAINAXという会社を共同で創業し、岡田青年は初代代表に就任したそうです。
 
岡田青年の「本格的に映画をやりたい」という、よくわからない想いで起業してしまうのだから、行動力と求心力を備えていたのでしょう。素直に尊敬します。
 
そして、その映画が「王立宇宙軍 オネアミスの翼」というアニメだそうです。このとき、株式会社バンダイに企画を持ち込み、岡田青年らは資金を調達したらしいのです。
 
やり手のオタクに格上げされた瞬間だったのかもしれません。
 
アニメオタクのわたしでも、この作品は知りませんが、代表作にして名作らしいので、ネトフリかアマプラで見かけたら、視聴してみようと思います。
 
その後、GAINAXは、わたしの知らないさまざまなアニメを制作し、岡田社長は企画・原作・脚本などにも関わったみたいです。
 
一文で要約するなら、サークルから趣味的なビジネスを経て、プロの制作会社にまで上り詰めた、と言えると思います。若干、過小評価気味ではあるけど……。
 
わたしがなぜ彼の経歴を書いたのかというと、彼はまごうことなきゼネラリストなのですが、実は、日本的な「広く浅く」というタイプよりも、近年海外で求められている、専門性を備えながら、総合的に展開できるゼネラリストに近い存在だからです。
 
前回列挙したおじさまたちとは、異質な存在だと思います。
 
この方は、時代を先取りしています。もうわたしも、いつまでもデブだとは思いません。
 
アカデミックではないナチュラルな賢さを持っていて、オタク文化をブランド化する道筋を作った人物のひとりに数えられる、ゼネラリストです。
 
つまり、専門領域外にも十分な射程を持っている、わたしの好物でしかないのです。もう、よだれが止まりません。
 
さて、冒頭でお約束したとおり、本題へ接近したので、今回はここまでとします。
 
次回こそ、本題にいきたいです!
 
わたしの文章は長いかもしれませんが、無駄がないので、千里の道も一歩からなのですよ。


▷ next:OKADENIC Syndrome 03

いいなと思ったら応援しよう!