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「スタートアップ」という最高のフィルター。次に生まれるワードはなんだろう?

3日間(+前夜)の狂乱を終え、今日からは日常パート。ちょっとだけ振り返ると、かなり異常な祭りとなりましたIVS。言葉を選ばずに言うと、今の日本でいっちばん筋のいい人たちが一堂に会するフェスティバル。もちろん人数が12,000人とかなので変な人も一定数いると思うんですが、アレだけの人が集まってて、ここまでいい人当たる率高い会は存在しないと思います。僕は海外のカンファレンスとか知らないんですが、世界的にも珍しいんでしょうきっと。運営の皆様まじ神でした。ボランティアの人たちの目がキラキラ具合もよかったです。そういう人たちが関わってることで、大きなトラブルなくやり遂げられたんだろうなって思います。本当お疲れ様でした。


もう一歩メタ的に引いてみると、「スタートアップ」というフィルターはまだまだ日本では健在で、もちろん10年以上界隈にいらっしゃる方々からすると「質が落ちたな」みたいなのもあるのかもしれませんが、それでも類似のカンファレンスである「起業」や「ビジネス」みたいなフィルターに比べてダントツの精度を誇ってると思います。まぁいつかはフィルターとして機能しなくなるとは思いますが、それでもあと数年はいけるんちゃうかな。

セッションとかほぼ見えなかったのですが、すごいなって思ったのは「ソーシャル」とか「インパクト」ってところの注目度の高さですね。こういうところに次は人が集まるんでしょう。それこそ1万人の歴史を背負ったカンファレンスだとどうしてもレジェンドが出てきて、新しい人へのチャンスが相対的に減っちゃう。ここ運営の方々もめちゃ苦心してると思いますが、構造的にしゃーない部分も絶対ある。とするとどうなるかというと、そういう人たちが所属しない新たなフィルターで人が集まり始める。Web3とかすごくそこだったと思うんですが、あまりにバズワードになって変な人(詐欺的な意味での、いい意味での変な人ではない)が集まって、フィルターとしての機能はイマイチだったなーなどと思います(冬の時代超えた猛者たちはみんな顔つきが違うから今はいいのかも知れませんが)。

次はたぶん「インパクト」か「ソーシャル」でしょうね。勝手な予言ですが。二十代以下の方々と話すと、明らかに興味が「儲ける」とかより「社会課題」とかですからね。その社会課題を解決し続けるためにどうやって儲けるか?お金を集めるか?のようにちゃんとお金関係が手段レイヤーに落ちてるのを感じます。

あ、一方でたまーに「超お金欲しいっす!」って若い起業家に会ったりするんですが、それはそれでめちゃチャンスだし、上の人たちからすると昔の自分を見ているような愛らしさがあるので、逆に今こそチャンス掴みそうだなって思います。時代の振り子、おもろい。


んで、インパクトとかソーシャルってのだと、社会課題が先行しがちで、どうしても日々がおざなりになっちゃう。だからここに「ビジネス」とか「お金」ってのの先人たちの知恵が活きる。ただ、「つべこべ言わずまず稼いでからやれや!」的な、お金至上主義の方々もここには集まるので、できるだけソーシャル理解度が高く、そこに想いを馳せられるような人で、かつ、ビジネス世界での成功者みたいな方が注目を集めるんでしょうね。


これは完全に余談ですが、宗教とかもなんか同じような構図で生まれてったのかなと。どうしても歴史があると、権威が硬直化して、いやいやそんなんだから、、から新しいワードでコミュニティができていく。俯瞰してみると転用できるものたくさんありそう。


「お金持ちになりたい」とか「モテたい」ってのは否定しなくてもいいと思うんですよね。割と根元的な欲求と紐づいてそうなんで。でもオープンに表に出しすぎるとネガティブなことが増えてるのが今なのかなと。たとえば、そんな人のところに人が集まらず採用できなかったり、良い企業との連携ができなかったり、とかそういうことが今は普通に起こってますね。

じゃあどうすんの?と。本当の欲求隠してキラキラでやりすぎると、うまくいった後に隠れて実行するようになる。ソーシャル界隈とかそういう人ちらほら見ます。悲しいかな。自分の欲求とちゃんと向き合えよ!と思わなくはないですが、外向きにキラキラをやりすぎた結果、分離して、行き場をなくすこともあるかもなって思うので、単なる加害者ってわけではなさそう。でも、ここを歯を食いしばりながらやってる人もいるわけだから、まずは食いしばってる側がもっと褒められた方がいいとは思いますけどね。いや、どうなんだろう。先に構造的にどうにかしたい?んー、わかりませんこのあたり。


ここからは自分の話ですが、僕も三十歳後半で、どっちかといえば権威側。悲しいかななんの権威ももってないという点だけ除けば、明らかなる権威側となるわけです。だから、今まで自然にしてた発言は権力の色を帯び、影響力を纏うわけです。ここはできるだけ自覚的でありたいなと思います。

一方で、別に目の前の人は一人の人で、それ以上でもそれ以下でもなく、存在の上下はないわけです。今まではそれを権威側の人に使って、よく言えば物おじしない、悪く言えば生意気なガキムーブだったわけです。全員そういう「存在の上下ないよ」って感じて接してくれてたら楽なんだけど、勝手に存在としての上下を作る人もまだまだ多いだろうから、常に相手にそれを求めるのは酷というか、あまりバランス感覚が良くない。


この間、「なんか同世代くらいかなー」っと気楽に夜お誘いした方がいたんですが、全然一回り以上下でした。これ別に外見が老けてるとかそういうことじゃなくて、事業やってるし、関わってる人たちも近いし、くらいの感覚でそう思ってたんですよね。ただこれを「同世代を気楽に誘う」という構図から「十歳以上離れた子を急に誘う」という構図に転換した時、ちょっとほんと気をつけないとなって思いました。というのもこれ断りにくい時もめちゃあるだろうなーっと。誘われたから行かなきゃ、と。

うう、呼びずらい。そんなにまでしてきてもらっても何も提供できない。さらにこれに異性関係とかそういうのを含んでいくともうちょっとキャパ超えます。そして、ま、大変だから誘わなくていいか、、ってなります。これどうですか?常識人の皆さん感じてませんか?


ということで、ちょっと年上かつ社会的地位の高い人は、もうちょっと雑に誘おうって思いました。僕くらいでもこれ感じてるんだから、権威持ってる人たち(そして僕が好きになるだろう人たち)は須くこのような感覚をもっている気がします。だから一番楽しい会が開催されない方向の力学が生まれてます。端的に、権威持ってるいい奴ほど誘ってくれない、です。断られても別にちょっとこっちが傷つくだけなんで、どんどん行こうと思いました。


多くの人が集まる場はとても苦手。その時間があったら事業に向き合うべき、というのもわかる。でも目に見えないものも含めて生まれてるものも沢山あって、少なくても一年後思い出せる「点」が生まれてる。それは、生きてる意味ってののとても大きな一つ「思い出づくり」の観点だと割と最高だったんじゃね?などと思いました。あー楽しかった!!


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頭の中がうるさい。でも、それでいいのかもしれない。


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