唯一無二のポジションを取ることで得られるたくさんのメリットと、その具体的な取り方。
今日はポジショニングの話。この間話したら、案外みんな知らなかったので。便利ですよポジショニング。
僕たち(あえて、「たち」で)は圧倒的にポジショニングが上手です。これに関しては、日本一である可能性あるくらい得意かもしれません。もちろん揶揄的な意味も含めてです。悪いとは思ってないですが、そういう揶揄が一定数あるのは全然理解してます。はい。これ何が日本一かというと、実力と評価の差分ですかね。いやそこまでいうとちょっとズレて、実体的価値を社会的価値に変換する効率の良さ、くらいかもしれません。これがずば抜けてうまい。多分僕たちくらいの実体的価値だと通常誰にも知られず、評価もされず、お金も集められず、誰かに貢献もできません。ちょっとその辺りを詳しく話します。
まずですね、このポジショニングってやつ。何かというと、まぁ読んで字の如く、立ち位置を決める、くらいの意味です。ちょっとわかりにくいかもしれないので、具体例で話すと、僕たちは「瀬戸内のVC」です。こういうやつです。VCっていうのはベンチャーキャピタルって職種のことですね。つまりここで言ってるのは「特定の地域×特定の仕事」。これがですね、このポジションがですね秀逸なんです。自画自賛みたいに見えちゃうかもですが、あまりそんな意図はなく、どちらかというと自分達は持たざるものだし、数多ある素晴らしき緒先輩方との差分を認めつつなので悔しさみたいなのも多少あったりするやつです。今日ちょいちょい横道逸れますね。
もっかいシンプルに言い直すと、「瀬戸内VC」というポジションを取ることで、【瀬戸内エリアで唯一の独立系VC】という認知をとれます。あとSNSでわちゃわちゃやるのが好きなので、みんなの頭の中には、VC知ってる人知らない人含めて「あーなんか瀬戸内に2人組のVCがいるんだなー」という絵が浮かびます。唯一ですからね、第一想起です強制的に。あとVCって99%くらい東京にあるので、スタートアップにいてVCとかに詳しい人も「へぇ瀬戸内にもあるんだ」みたいな感じになります。
さらに地域にあるVCも別に東京のスタートアップに投資しちゃいけないわけじゃないので、東京の企業にも投資します。でも僕たちは「瀬戸内エリアにしか投資しないという制約と誓約」といいながら、東京への投資を拒んでます。もちろん意図や意義はあるんですが、今回はそれらをおいておいてポジションだけの話をしてます。そこは誤解なきよう。
でで、これ気づく人は気づくんですが、ハンターハンターだったりもします。ロゴとかも全部ハンタです。Webページの言葉も「道草を楽しめ」です。
さらに、VCなのに映像メディアもやってて、ええっ!?ってなってます。
つまりまとめると、瀬戸内という特殊なエリア、VCという特殊な職種、それにHUNTER×HUNTERという風味、映像メディアという飛び道具を加えることによって、強烈に人の頭の中に残ります。シンプルにおもしろいって思ってもらいやすいし、どれか一つのワードで関連性つくってもらえます。
他にもおもしろポイント散りばめてて、兼業VCだし、未経験GPだったりするとか諸々ある感じですね。
なんとなくこれで「まー唯一無二なのね?影響力は知らんけど」みたいになりましたかね?そうなんです、別にこのポジション取ったからって影響力なんてないんですよ。誤解しないでほしいのは、これだけで影響力がないってだけで、このポジションを使えば影響力が出るかもって話です。
ここからはポジショニングの効果の話。いいぜ〜、ポジショニングはめちゃくちゃメリットあるぜ〜。
まず、すべての情報が集まります。それはイコール、すべてのチャンスが最初に入ってきます。このエリアで、かつ、スタートアップ関連の。これ読んでくれてる人がもし東京の人だったら、「瀬戸内 VC」とか「瀬戸内 スタートアップ」とかで浮かぶの僕たちだけじゃないですか?ちょっと検索してもらってもいいですが、多分ほぼほぼ僕たちだけが出てくると思います。もしスタートアップとかに詳しい方でも、僕ら以外に浮かびます?僕らが浮かぶか、誰も浮かばないか、じゃないですか?これがポジショニングです。
第一想起どころか、唯一無二なんだから、そりゃ情報もチャンスも集まりますよ。ちょっと想像してほしいんですが、これ今から「瀬戸内のVC」みたいなの始めるのめちゃめちゃやりにくそうじゃないですか?目の上のたんこぶがすぎるというか。あいつらさえいなければ、というか。だから意図するしないに関わらず、この状態は続くわけです。これもメリット(多大なるデメリットも含みますが...)。
ここでのポイントは、実際の力とかそういうのは全然関係ないってことです。ただそこに立っている、それだけです。これがポジショニングの本質かもしれません。だから僕らがビジネス弱者でも、詐欺集団でも、この話は成り立ちます。もちろんそれは長続きしないと思いますが、でも立つことは可能です。そっから得た情報やチャンスで実際の実力をつけて行ったりすればいいと思って、そこは必死だったりします。まぁそれはそれとして。
なんとなくポジショニングのメリットみたいなの伝わりましたかね?
もしやりたくなった人がいた場合のために、ちょっとやり方というか考え方みたいなのを残しておきます。
まず、ポジショニングなんて基本弱者の戦略です。やろうと思えば誰でもできるんですよ。規模の大小じゃないので。まずはどれだけ小さくても、唯一無二になることを目指してみてください。どのカテゴリで、みたいなのは若干センスがいるかもしれませんが、まぁやっていけば身につきます。最初はわかりやすい箱とかで考えればいいと思います。たとえば、大学で唯一無二とか、飲食業界でとかとか。その辺の感度が上がってくると、抽象的なものの中で唯一無二を狙えるようになったりします。
で、実力あってすでに何らかのNo.1ならそれでポジションとってるようなものなので、それを発信していけばいいです。ストック作りつつ言ってけば大丈夫。おしまい。そのNo.1の範囲が小さければ、そこを伝え切った後、ちょっと外側まで広げていけばいい。たとえば、岡山でNo.1だったら、それをうまくつかいつつ、瀬戸内ってエリアでNo.1ですよ、的にしてく感じ。
そんな実力ないよって方だったら、「量」がおすすめ。コンビニスイーツ1000個食べました、みたいなのですね。やばってなるでしょ?そういうやつ。最初に言ったとおり、基本持たざる者の戦い方なので、誰もやってない量をこなせるものはとてもおすすめ。最近見た中で良かったのは、VCインターンで壁打ちするよ!みたいなやつ。まず「VC」っていうのが珍しいし、それを「大学生インターン」が「壁打ち」するというのが合わさって、超賛否生まれました。ビジネスのことわかってないだろ的なのもあるし、低俗なのもあって、本人は大変なこともあったと思うんですが、ポジショニングの例としては神がかってました。すごい。
ちょっとスタートアップとかから縁遠い人はわかりにくいかもしれませんが、なんというか「VC」ってのはこうスタートアップ起業家に対してすごく多くの情報や支援をする存在みたいなところがあり、それを大学生がやれるわけないだろ!みたいな感じがあったりします(とても歯切れが悪いな…)。でももちろん本人はそんなことわかった上で、それでもできることがあるってやってるわけなんで、それをわかった上でポジティブな反応する人も多かったですね。
で、一時の炎上だけだとポジションも取れないんですが、それをうまくnoteにまとめて、自分のやりたいことを伝えることで、僕たちの頭の中には「VCインターンって立場でチャレンジをすでに一回以上して、さらにこっから起業もするのか!これは応援だ!!」みたいな感じになります。日本にVCがそんなにないこともあって、「VCインターン」といえばその子、みたいになりましたね。すごい。もちろん長期間使えるわけではないのですが、これをうまく踏み台に次のステップに進んでいくんだと思います。恐ろしい才能…。おそらくあたしがあの域に達したのは20代の後半…。
(炎上の結果どうなったかはこちらのnoteをどうぞ)
と、まぁ大学生でもやれるので、すでに社会に出てる人はもっとネタをたくさん持ってると思います。あ、彼女みたいに短期間で成果出なくても、長期で積み上げるとかでも全然いいと思います。大事なのは空いてるポジションを見つけることです。
僕たちの例でいうと、瀬戸内にVC一つもなかったんです。彼女の例でいうと、VCインターンで壁打ち募集する人いなかったんです。スイーツの人でいうと、有名店ではなくコンビニスイーツを1000個食べた人はいなかったんです。つまり、空いてたんです、そこが。それを見つけられるかどうかです。あ、あと何気に一番大事なのは、そのポジションとることが自分にとって良いことか、は事前に考えておいた方がいいです。とってもどうしようもないものもあるんで。空いてるからって何でもとっちゃダメですよ(まぁ一回とってみるってのはそれはそれでありですが。ポジション取るってことがどれだけのメリットがあるか体験できるので)。
この視点を持って、今自分が知ってる人たちを眺めてみると、みんな何かのポジションを取ってることに気がつくと思います。領域が強い人(たとえば、ジャンプ連載作家、棋士、みたいなそもそもなれる人が少ないやつ)もいるし、領域は弱いけど掛け合わせが上手い人(コンビニスイーツ食べたという最弱な領域で、でもそれを1000個とかにすることでレアになったみたいな)もいると思います。ほんと世界変わるのでおすすめです。
最後に、ポジション取ることのデメリットを。
これはメリットの反転なんですが、社会的価値が高くなることで、社会的価値が相対的に低い人からめちゃくちゃやっかみがきます。足を引っ張られます。まー人間なんでわからなくもないんですよ。「何で俺じゃなくてあいつが評価されるんだ?」って気持ちですね。自分の方が優秀なのに、自分の方が頑張ってるのに、自分の方が貢献してるのに、みたいな気持ちから、普通に邪魔されたりします。うまくってるからこそなんですが、まぁありますねこれは。そしてこれは結構な権威の方でもしてきます。こちとら巨象とアリくらいの感覚なのに、真剣に邪魔してきます。おどろき。本当にすごい人たちは僕たちを見て「おーおー必死に頑張っとるな!」みたいな感じで優しく見守ってくれてるんですが、嫉妬の人たちは「あいつら実力ないくせに」みたいな感じになります。その批判がすでにポジショニングってやつを全くわかってないと思うし、そんなに評価が欲しいならポジションとりにいってみればいいんですよ、多分できないから。
みたいな感じですね。ポジションってやつは唯一無二が1番強いので、どうしても目立ちます。その影響力の範囲はともかく、少なくても同ジャンル、同カテゴリの中では目立ちます。なんたって唯一無二なんだから。だから当然やっかみもありますが、思っている以上にいいこともたくさんあるので、一つくらいとってみてもいいかもしれません。
あ、あと、僕らよく考えるのは「このポジション誰かに取られたら嫌だなー」ってところ見つけたらやる、みたいなこともします。そんな目線で世界見てみると、案外余白だらけですよ?
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→『頭の中がうるさい。でも、それでいいのかもしれない。』
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