はじめにあった違和感は、大きくなることはあっても無くなることはない。って誰かと仕事する時の真髄かもしれない。
コミュニケーションコストが低いってだけで、相当仕事ができるってなるんじゃなかろうか。というかどうなんだろう?このコストが低い人を、頭がいい、しごでき、プロフェッショナルとか呼んでるのかもしれない。
誰かと何かをやるとき、そこにはコミュニケーションが生まれる。目的で合意し、期待値を調整し、共に進んでいく。「仲間!」って感じの関係性になれたら最高だけど、それ以外でも「この部分はお願いできる」って関係性ができたらそれはそれでとても尊いなって思う。
一方で人である以上、うまくいかないことがある。一番よくあるのが、なーなーで始めて、お互いの頭の中にある想定が大きくずれてる時。期待値調整が失敗している時とも言える。そんなときはお互い楽しくやってたのに、ある時からギスギスして、一緒に仕事するのが楽しくなくなる。あんなに楽しく笑い合った瞬間があったはずなのに、、ってなるやつ。あれ辛い。だから、最初からそんな話しなくても、、って思っても、期待値はできるだけテーブルに上げて話すのが回り回っていいことになる。これは誰かと一緒に何かをやって失敗した人全員わかってくれると思う。辛いよね?
で、もう一つが、「最初の違和感」。これはねーあるよ。優しい人ほど「ダメだダメだ、会ってすぐの人をそんな風に悪く思っちゃ」みたいになるんですが、その人と道端であったり、友達の友達として会ったりする時に悪い人だって思うわけじゃないんで大丈夫です。そのセンサー信じた方がいい。一緒に仕事とかプロジェクトとかをやる時にそのセンサーが稼働してるだけ。言語化する前の直観はできるだけ信じた方がいいって思ってて、年間数千人の人に会って、本当に人たらしだなーって思う友達が言ってた言葉が今でも頭の中を反芻する。
「最初にあった違和感は、大きくなることはあってもなくなることはないよ」
まさに、である。これ絶対。信じよう。
いや確かに、ここに人がいてくれさえすれば、、ってタイミングで、明らかにその能力条件を備えた人がネギ背負ってきて、他のメンバーが「え、当然採用するでしょ?」みたいな目でこっちを見てる時、なんか違和感あるんだよなーくらいの感覚で断るのは相当しんどいんですよ。ですが、断言してもいいですが、絶対にその違和感当たってます。大丈夫。結果として採用しなかった方が事業も伸びるしやりたいことにも近づきます。大丈夫大丈夫。
一方で完全に遮断する必要はなくて、その人は外部の特定の取り組みをやる分にはいいのかもしれない。専門家とか違和感とかよりタスクの正確さや速さの方が大事だったりしますし。とはいえ、「仲間!」みたいな感じにしたいならそこは死守すること推奨です。
最近のクリエイターさんからの相談だと、「一人で働くの限界で誰か仲間を…」みたいなやつがあるんですが、これ恐ろしいほど失敗してます。なんででしょうね?人を見る目がないとか言い放っちゃえば簡単なんですが、それよりも構造的に騙されやすいところにいるような気がしてます。
というのも、一人の限界を迎えたクリエイターさんは大体売上も伸び、モメンタムも持ち、まー簡単にいうとビジネス界での成功の一歩手前みたいなところにいます。そうするとそこで一緒にやりたい!働きたい!支えたい!みたいなこと言ってる来る人って、ビジネス的なハイスペックな人が多いんですよ。それこそ某コンサル出身とか、メガバン出身、CxOやってましたみたいなみたいな。そうすると情報格差がえぐいんすよ。ビジネスにおける。だったらなんか違和感感じても、「まー詳しい人の言うとおりにしようかな」ってなるのわかります。これはしゃーない。相手もビジネス的にやった方がいいことが目について目について自分がバリュー出せると勘違いしてどんどん強気になってきます。「なんでやらないんですか?」って高圧的にき始めたらアウトですね。離れましょう。
ちょっと余談ですが、「なんでやらないんですか?」を、自分が本当はやった方がいいのになんか踏ん切りがつかないとか誰かの顔が浮かんでやれてないみたいなところに投げかけてくる人は優秀なんで、上記と区別した方がいいかもです。良き問い投げれるメンターは貴重。
で、まぁ詳しいしやってみるか、、とやってるうちに、どんどんクリエイティブへの敬意がなくなり、経済合理性だけのアドバイスが増えます。あ、あとこの人たちの特徴は、自分で手を動かさないところです。営業電話とかかけてくれないです。時給高いのかもしれませんが、いやそういうとこ一緒に潜ってない限り仲間になれないって。で、最後にはモラハラ野郎みたいに「俺の言うこと聞いておけばいいんだよ!」ってなります。最悪。そうして採用するより悪い状態になってお別れですね。
クリエイターさんは、その失敗を踏まえて、契約でどうこうしようとしたりします。これうまくいかないです。契約の範囲内だとうまくやってるわけなので。無力。法は無力、、。なんで、どちからというと「違和感を感じた時にどうするか」の手段を増やしておいた方がいい気がします。たとえば、メンターを見つけておく。これはビジネスのこと聞くならビジネス系のクリエイティブに敬意のある人がいいと思います。ビジネスだけでもダメで、クリエイターの先輩だけでもダメです。その両方がわかる人ですね。一旦自分の違和感吐き出せる場所があるのは大事。
他にも、そもそもそういう違和感を感じない人だけで構成されたクリエイター向けのプロフェッショナル集団とかいいかもしれないですね。今あるかわかんないですが、でてきてもいいかも(やろうかな?)。
今って、一人の限界迎えたクリエイターさんってどこに相談したりしてるんだろう?適切な場所がない限りこれは繰り返されそうですね。
「違和感」って言語化の前に生まれるからこそより効果を発揮するんですが、あえて振り返ってこのあたりから違和感感じたのかもなーみたいなやつをメモ的に書いてみたいと思います。
・お礼を言わない
呼んだのにお礼言わなかったり、ある程度仕事したのにありがとうがなかったりって結構確度の高い違和感かも。
・微妙なマウントとる
微妙に自慢してくると言うか、、。誇りに思うのはいいと思うんですが、それで屈服させようとするとあれかなと。微妙に匂わせてくる。ボーダーラインとして業界とかで行ってくるやつ。「コンサルではこれが当たり前で」みたいなのって情報を伝える時にやりたい場合と、説得とか納得を作るのがめんどくさい時に言う場合があって、後者だとこの人は無意識に自分側が正解だとしてコミュニケーションとってるんですよね。
・他の人に横柄
自分に対しては丁寧だけど、例えばその隣にいるアシスタントさんのことは存在無視するとか、定員さんを部下的なコミュニケーション取るとか。コンビニとか顕著ですね。レジのテーブルに物を投げておく人とか多分アウト。自分にとって利のある人だけに優しいってので惑わされそうですが、そのアシスタントさんにとってる態度、いつかとってきます確実に。
・肩書き多い
このあたり、この辺でも書きましたが、基本誰かにすごいと思ってもらうための行動なので幼稚だし、上下関係をつくりたいってことなのでそれだけで微妙。もちろん長く生きてると肩書き勝手に増えるのである程度仕方ないこともあるんですが、それを誇ってくるとダメっすね。こういう人の化けの皮を剥がすのは、普通にその肩書の一つとかちゃんと調べて見ればいいです。アドバイザーとか社外役員って書いてあるのに、Webページには記載なかったりします。恥ずかしい。
みたいな感じで書こうと思ったらひたすらに出てくるんですが、そういう後の言語化より、事前の直観を大事にしましょうって話でした。人間ってよくできてる。信じて大丈夫。あと、「あの人採用してたらうまく行ったのかな、、、」ってうまく行ってない時とか思ったりするかもですが、そんなことないです。多分今より状況悪いので大丈夫。安心して今からどうにかしていきましょう。逃した魚は大きく感じる物です。
まー、こんなこと書いてると「やまだはさぞいい人ばかりに囲まれてるんだな」って思われるかもしれないですが、今でこそってのはありつつ、そりゃーまーたくさんの失敗をしましたよ。普通に人足りなくて「完璧な能力フィットだ!」と思って採用した人が、徒党を組んで若いメンバーに悪いことばかり伝えてたりとか、「んー違和感あるけど、いい人ではあるし」と思って採用した人が優秀メンバーの仕事の邪魔してたり、「仲間感あるかも!」って一緒にやってるうちにどんどん期待値がずれて大爆発したりと、、。あるよね。。
だからというかなんというか、そもそも僕は「組織」みたいなやつがあんまり好きじゃないんですよ。というか苦手ですね。組織の一員になれない。教室のスミがなんだかんだ好き。中心になりたくない。そんなこと言ってたら実現できないことがいっぱいあるから、組織で働いたり組成したりもしましたが、もう根本的に向いてない。じゃあー諦めるのか?といえばそうじゃなく、自分の負の部分を認めつつ、最適最高の形を常に模索しております。
その一つは、時間限定のチームを作ることですね。プロジェクトと言ってもいい。この期間本気で走れる仲間たちって括りだと楽しいです。教室のスミにいるやつも文化祭のプロジェクトは本気でやるし、それは楽しいのです。だから、自分の中で「○月○日で終わる」みたいなのを割と持ってたりします。もちろんその後もそのチームメイトとの関係性は続いていくんですが、それは「仲間!」というよりも「戦友」ですね。かつて仲間として共に戦った友たち。だから久々にあったら楽しいし、思い出話で盛り上がる。だけど、継続的な関係はない。顔合わせる機会が減る。でもそれでいいし、それがいい。
あとは専門家集団と直接自分でやりとりすることですね。これはとても気持ちいい。自分よりも何倍もその領域に詳しく研鑽してる人の回答はクリアだし、納得感がある。
スタートアップとか起業とかの近くにいると、どうしてもある程度規模を拡大していくことが前提のような世界観があるんですが、これもうそれしたくない人はしない方が絶対幸せなんですよ。むしろそんな規模の拡大をしなくてもやっていける仕組みを作るところに最大に頭を使って工夫して創り出せばいんですよ。「誰かとやるの苦手だから、、」ってインパクトを諦めなくてよくて、どっちもとりにいきましょう!少なくても僕はそんな気持ちでいます。そしてある程度はそれができ始めてるような気もします。両方やるよ、と。そして楽しさも失わないよ、と。
「♡」は、誰でも(noteにアカウントを作っていない方でも)押すことができます。この投稿を「いいな」と思った方は、気軽に押してもらえると嬉しいです。もちろんフォローも嬉しいです!
こういうエッセイが好きでしたら本もどうぞ。
kindle unlimitedで無料で読めます。
→『頭の中がうるさい。でも、それでいいのかもしれない。』
いいなと思ったら応援しよう!
ここまで見てくださるなんて...ありがとうございます!!
チップをいただくより継続的に読んでもらえる方が嬉しいので、よければメンバーシップにぜひ!