「余裕あるよね」と言われる私が、昔はずっと生きづらかった話。自分らしく生きることを教えてくれた3冊
正社員24年→時短派遣&副業3年と経て、今年から個人事業主になりました。少しずつですが、自分らしい働き方に寄せていけている実感はあります。
収入のポケットはいくつかあり、金融投資も続けていますので、個人の資産も順調に増えています。
時間にも融通を利かせられるようになり、大好きな旅行にもたくさん行くことができます!(去年は海外旅行3回、国内旅行4回)
今では、「いつも落ち着いている」「余裕があるように見える」「行動力がある」と言われることも多いのですが、昔は全然そんなんじゃありませんでした。
「いつも落ち着いている」ふうに見せないといけない、と思っていたので、外からのイメージはもしかしたら、そこまで変わっていないかもしれません。それでも、生きづらさを抱えていました。
やりがいのある仕事に恵まれている。家族もみんな健康。お金にも困っていない。大きな不満があるわけでもない。
それなのに、生きづらい。特に、人付き合いはめちゃくちゃ苦手でした、ママ友関係とか…。
コロナ前までのわたしは、誰が見てもちゃんとやれているように見えているのに、なんだかしんどい、という状態でした。
今思えば、他人軸な生き方だったからしんどかったのだとわかります。
そんなときに出会ったのが、今回紹介する3冊です。わたしの人生を劇的に生きやすくしてくれました。
1.「その生きづらさ、『かくれ繊細さん』かもしれません」
最初に読んだとき、本当にびっくりしました。「これ、わたしのことじゃん!!」と。
・傷つきやすいけれど好奇心旺盛
・社交的だけど、人と会うとものすごく疲れる
・人の気持ちを先に察してしまう
・空気を読みすぎてしまう
・人との距離感がわからない
などなど、今まで「性格の問題」と思っていたことが、「特性」として説明されていたのです。今までそんな自分は変わり者だと考えていたので、誰にも見せてはいけないと封印していました。
しかし、「本来の自分を封印して、周りに合わせていると苦しくなる」と書かれていて、自分で自分を生きづらくさせていたことに気づいたのです。
本来の自分を封印しすぎて、自分が本当は何をしたいのかわからなくなっていました。ここから、「自分が本当にしたいことは何か」と考えるようになり、正社員を辞める選択につながっていきます。
ただ、自分を「繊細」なのだと認めることには少なからず抵抗はありましたが……
また、わたしのようなタイプは、お金の不安があることで自己肯定感が著しく下がると書いてあったことも、腑に落ちました。わたしは「自由」を求めながら、同時に「安心できる土台」も必要なタイプだったんだと。
働き方を変えるとき、正社員とフリーランスの間に派遣社員の期間を挟んだことは、わたしにとっては土台を失わずに、働き方を変えていく最適な方法でした。
2.「ぼくたちは習慣でできている」
今は、習慣の力について語られている本は多いと思いますが、わたしが最初に読んだ習慣の本はこちらでした。
それまでのわたしは、「続かない自分はダメなんだ」と思っていました。でも、この本に出てきた一文にハッとしました。
自分で選んだことを続けるための忍耐は「努力」
やりたくないことを耐え続けるのは「我慢」
わたしはずっと、「努力」と「我慢」の区別がついていなかった。努力も我慢も同じラインでがんばろうとしていたように思います。やりたくないことは苦しいし、続かない。そして、そんな自分も好きになれません。
でも、自分で選んだ行動なら自然と続く。そして、その積み重ねが「自分を好きになれる感覚」につながっていきました。
「働き方も自分で選んでいい」と思えるようになりました。
3.「嫌われる勇気」
この本で、人との関係の見え方が大きく変わりました。
それまでのわたしは、人の評価や期待を無意識に背負っていましたし、逆もまた然り。
でもこの本に出てきた「課題の分離」は、自分の課題と他人の課題は別のもの、という考え方。相手がどう思うかは、相手の課題。
この線引きができるようになってから、仕事も家族もママ友関係も、ストレスがぐっと減りました。誘われたら行かなくてはいけない、と考えていましたが、自分がどうしたいかで選択するようになりました。
仕事でも、「ちゃんと評価されなきゃ」ではなく、「自分がどう働きたいか」に意識が向くようになっていきました。
さらに印象に残っているのが、「いま、ここ」に集中するという考え方。「いま、ここ」にスポットライトを当てれば、過去も未来も見えなくなる。
今できることに集中する、と決めるだけで、思考も行動もシンプルになりました。
3冊を通して変わったこと
この3冊を通して、私の中で起きた変化はシンプルです。
他人軸から自分軸へ。自分と向き合い、「自分」を主語にして考え、行動するようになりました。
具体的には
・自分の、その時その時の気持ちを丁寧に拾う
・やりたいことはやる、やりたくないことはやらない
・他者の課題に介入しない
こんなことです。
その結果、周りから「余裕があるね」と言われることが増えました。でも実際は、余裕があるというより「無駄に消耗しなくなった」だけなのかなと思います。
人生を突然大きく変えることは難しいですし、そうする必要もないと思います。
「本当はどうしたい?」と、自分に聞いてみて、小さく選び直すだけでいいのです。その積み重ねが、気づいたときには「なんだか生きやすい」に変わっています。
わたしにとって、この3冊は、自分に「本当はどうしたい?」と聞く最初のきっかけになりました。
