AviUtl2 VS YMM4
AviUtl2とYMM4の比較メモ
■目的
現用しているYMM4と比べて何が出来るのか、何が出来ないのかを調査。
実用例として、「OBSで録画した動画をカット編集の後に出力する」状況を想定。
■実験環境
ソフトウェア
Aviutl2
AviUtl ExEdit2 2.0beta1
YMM4
v4.42.1.3Lite
実験機
CPU Ryzen9 7950X
GPU RTX3090
RAM DDR5 32GBx2 4800MHz
SSD動画データ置き場 m.2 3.0x4 2TB
TEAM TM8FP6002T
SSDソフトウェア置き場 m.2 4.0x4 4TB
CT4000P3PSSD8
■動画ソース

sorce1.mkv
FHD 30fps HEVC 3Mbps 30分

sorce2.mp4
FHD 30fps HEVC 5Mbps 23分40秒
■実験
(1)操作感確認
sorce1を読み込んで、自由にシーク出来るか確認
YMM4:問題なし
Aviutl2:問題アリ
D&Dでもファイル指定でも読み込めない
Aviutl2の対応形式は以下だけの模様。
png,mp4,jpg,bmp,wav,gif,mp3,avi,mpg

(2)操作感確認Take2
sorce2を読み込んで、自由にシーク出来るか確認
YMM4:問題なし
タスクマネージャを見る限りGPUデコーダを有効活用しているようで、軽快に動作した。

Aviutl2:問題なし※1
Aviutl2はCPUでデコードをしているらしく、シーク操作をした瞬間毎にCPU負荷がハッキリ掛かっている。
※1:読み込まれていた場所から数分の距離にシークさせると、CPUデコード処理が長時間発生する。プレビューまで時間がかかる為割とストレス。

(2)プレビュー確認操作
クリックしたままシークする
YMM4:問題無し
ゆっくりシークしても飛び飛びでシークしてもストレス無くプレビューされる
Aviutl2:問題アリ
プレビューを1コマ描画する為に1分程度かかる。
7950でこれだと普通のPCだと実用に耐えなさそう。

(3)カット編集
動画を15分にカットする操作
YMM4
特に引っかかる場面無く操作完了
Aviutl2
プレビューに時間がかかるのでカットする場面を探すのが大変
カット操作がもっさりする、というかプチフリした。

(4)動画出力
YMM4:問題なし
FFmpegでHEVC3Mbpsの設定で出力した。

GPUエンコーダを使用して出力されていた。

Aviutl2:論外
出力形式がAVI,PNG,JPEGの三つで、事実上AVI一択だった。
AVI形式でしか出力出来ないのは論外であるため、出力を中止。


■まとめ
まだベータ版ではあるもののAVI出力しか出来ない現状では、実用に耐えないと判断する。
何が出来て何が出来ないか?
《可能》
・HEVC入力
・AVI出力
《現状単体では)不可能》
・mkv等一部動画形式の入力
・AVI形式以外での動画出力
・GPUエンコーダを使用した動画出力
■所感
元々Aviutlは拡張Pluginありきなので、AviUtl2に対応した拡張機能が出そろってからが本番と言える。
今から新規で導入するならYMM4がオススメ。
特に合成音声での動画作成を考えるなら、各種音声ソフトに対応しFFmpegによる多様な動画形式に出力出来るYMM4は控えめに言っても優秀。
■更新履歴
2025年7月16日 初書き
