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病院のベッドが恋しくなる理由

タイトルから不謹慎と思われたらすみません…
ただこれは、自分の闘病からきているものなので許して欲しい。

私自身、国指定の特定疾患“潰瘍性大腸炎”患者と認定されて、うん10年となった。
初めて診断されてすぐ“絶食入院”3ヶ月に始まり、数ヶ月スパンで長期入院を繰り返してきた経緯がある。

途中双子を出産してシングルマザーになり、両親のサポートを受けながら、なんとか育て上げた。

そんな私だが、実は直腸数ミリ残して大腸を摘出している。
この病気の最終手段だ。
「これで、病気に悩まされる心配もなくなった!」と思っていたら、別の心配事が。
それは術後のイレウス(腸閉塞)。
ここでは詳しくは書かないけど、大腸を失った私は、その代わりに小腸を大腸代わりとしていて、そこが癒着して機能が止まってしまうことが増えてしまった。

この症状が出てどうしようもなくなり、救急車で地元の病院に搬送されること数回。
最初の担当医が、手術をした病院と連携の上受け入れてくれた。
あまりに辛い状態に、病室の固いマットレスが敷かれたベッドに横たわった瞬間
「何も心配しなくていいんだ」
と、ホッとして少し痛みが和らいだ気がしたのが忘れられない。

何度か発症するうちに、この症状の予兆が分かってきたので、自分でケアできるようになったのと、担当医がいなくなった地元の病院では、入院しないといけないほどになっても入院拒否されてしまうため、病院の病棟ベッドに横になることはなくなった。

それでもたまに、あのベッドが恋しくなる時がある。
多分、体調や精神が落ち込んでいる時で、何かに“安心したい”のだと思う。

もちろん、入院しないに越したことはないのだけれど…

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