〈詩〉ブランコ
お山のてっぺんに
一本の木が立っていた
その木の枝には
ブランコがあって
いつもそれで遊ぶ子がいた
その子はいつも独り、
夕暮れがやってきても
ブランコをこいでいる
友だちはいないのかい?
その子はそんなことは
気にも留めていないかのよう
ブランコは揺れている
ぼくはそれを見つめていた
ブランコをこいでいる子は
誰だろう?
もしホラーな詩なら
けっこう想像力を
かきたてられる人は
多いかもしれない
でも、ぼくなら
なるべくならそうはしたくない
例えばブランコに乗っている子が
自分の写し鏡だとしたら
どうだろうか?
自分はその時の中で
ブランコをこぎ続けている
それは、う〜ん
そう考えるのは
悲しい話かもしれないな
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