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【実録】銀歯を瞬間接着剤で付けたら、最後にとんでもないホラー?が待っていた

私は歯医者が嫌いです。
なぜかって、怖いからです。

だから、4か月前にひょっこり銀歯が服に引っかかってた時も

「どこのかな?わかんないし、痛くないからいいや」

って歯医者に行かなかった。
歯ぎしりするので、取れやすいって言われてたし。
しかし、コレだけはやっちゃいけなかったんです。

ーー私は、禁忌を犯してしまいました。

休みって歯科から医科まで(しかもGWでした)休診。
その朝、戦隊ものを見ながら
パンをかじったら、被せていた銀歯がポロッと取れました。
すると、目の前に昨日使った瞬間接着剤が……ある。

”これで付けちゃえばいいんじゃないか?”

悪魔な私の声の誘惑に負け、
ちょいちょいっと。

なんかつけた瞬間、熱感を感じて
”あ。ちょっとまずいかも”

とも思った……
でも、なんとか、ついた!

ちょっと、出っ張った感じするけど、
まあいいや。休みの間だけ乗り切れればいいから
どうせとれちゃうだろうし。

なんて安易に考えてたんです。

歯医者嫌いだから、取れたら行けばいい。
つまり、休み明けにすぐ行く気もなく、
くっついたから大丈夫なんて思ってました。

でも、噛むと
”ガクン!”
って感じがして。

噛み合わせが気になって、なんだか気分悪いな
と思うこともあったけれど
反対側で噛めばいいかなと。

歯医者は怖いし、今は痛くないし。
接着して6日。瞬く間に日は過ぎていき
しかし、接着面は取れることもなく、
でも、できたら行きたくないし……。

時刻は19:00。
歯医者は大体終わってます。
なんとなく、AIさんに聞いてみたのです。

”銀歯が取れて、瞬間接着剤で付けちゃったんだけど大丈夫?”

AIさんのお返事は

「すぐに歯科医院へ連絡し、事情を伝えて受診してください !」

え?!まじか?!おい!AI!
AIさん?!ちょっと!

そして、その理由がずらっと並びました。

それを見た私は
さぁっと青ざめました。
ビビりすぎて気分が悪くなってくる。

普段、登録販売者として
「お薬は正しく使って」
「自己判断は危険です」
なんて皆さんにアドバイスしている私ですが、
歯科に関しては完全な素人(言い訳)。
専門外の恐怖に打ち震えてしまうことになりました。

今日は土曜日。
もしかして、私、崖っぷちじゃん?

救急や休日夜間に開いてるとこに行くしかないの?

AIさんの
「今の状況はいかがですか?」

気分はサスペンスの崖の上だよ!
心が叫ぶ!
だめよ、そこは大人になって

”違和感はあるものの痛みはなし。
でも私は怖がりで……かかりつけに行きたい”
と訴えました。

すると、
いろいろ情報をくれました。


AIさんは辛辣。いや正直。
そうねあなたは間違ってないわ。

  • 歯は髪の毛ほどの細さの高さの違いも違和感となる。

  • 噛み合わせのズレで、歯が割れることがある。割れたら抜歯です。

  • 手持ちのもので接着すると、結局、歯の周りにくっついて銀歯も使えない。関係ない歯も削ることになる。

  • 接着が取れないときは、銀歯を割ります。歯が欠ける恐れがあります。

  • 虫歯があった場合、そこに蓋をしているので密閉に近い中で虫歯が進行し通常より早く悪化する可能性がある。

  • 接着の際、口腔内でやけどのような症状になることがある。

  • 支払いも高くなってしまうことがあります。

怖いことばかりが並んでおりました。
AIよ、ご丁寧にありがとう。

しかし、AIさんの優しさが救ってくれました。
どうしても、かかりつけまで待つなら、

  • 優しく歯磨き

  • フロスは使わない

  • 無理にはがさない

  • その歯で噛まない、嚙み合わせのずれがあるので優しく噛む

  • ……異常があったら、必ず救急に連絡する。

「月曜日になったら、必ず連絡してくださいね」
AIさんと固く約束をし、
月曜日まで震えて待つことにしました。

ご飯は美味しくないし、気もそぞろ。
大河も、日曜9時のドラマも頭に入ってこなかった。
それでも、2日間乗り切ってみせるよ。

……いよいよ月曜日、当該診療時間にすぐ電話しました。
AIさんのアドバイス通り、
言うべきことのメモを片手に
深呼吸、受付の人に伝えました。

「あ~。くっつけちゃった。あはは、そうですか~、ちょっと待ってください」

あらあらまあまあ~。みたいな感じで、応答してくれました。
ここの受付の人。堅苦しくなく優しくて好きです。
保留後……。

「今、痛みます?ぐらつきとか、腫れとかどうですか?」

「特にないです。でも、噛むとガクンってなるんです。すみません」

「大丈夫ですよ。熱感とかもないですか?」

「ないです。すみません」

「じゃあ、金曜日でどうですか?午前で」

・・・・・・ん?いいの?そんなに日あけて?!

「ただ、異常が出たらすぐ連絡くださいね。
それまで無理に取らずに、歯磨きも優しくで」

「……あ、はい。じゃあ。お願いします」

私が慌てているので、何度も日にちと時間を繰り返してくれて、
そこからさらに怯えつつ4日間。
いよいよ判決!じゃない歯医者へ。

まず先生がチェック。虫歯が進んでないかレントゲン撮って、
先生が来るまで衛生士さんが軽くお掃除。

「ほんとにすいません。面倒なことを」

「うふふ、ちょっとグラついてるから、多分すぐ……
周りの歯とかの歯石取っちゃいますね」

カリリ、シュオ~、ガリガリ
歯石を削って汚れを取っていきます。
すると……”カチッ、ポロッ”と

「あ!取れましたよ。浮いてたからちょっと触ってみました」

口をあいたまま、安堵の声をあげました。

「お”か”った”~。か”み”でず~」(よかった~。神です~)
私は半泣きで歓喜。衛生士さんは微笑む。

「いえいえ、でも……接着剤を掃除するので、削るかも」

そうですよね~。うん、自業自得です。
私頑張りますよ!
そこにちょうど先生がやってきて

「あ。取れた?浮いてたし、じゃあ中と周りの接着剤削って、
樹脂で埋めるようにしちゃいますね」

ゴイ~~~~~ン。ギュリギュリ。グイイイ~ン。

「響きますよ~」

かかりつけの先生、ほんとに早い。
かといって、雑なわけじゃない。
意外と、痛くない!!なんて名医なの~~~!!
しっかり樹脂にしてもらい完了。
ニコニコな私。

「お疲れさまでした。虫歯進んでなかったんで
次回、残ってるクリーニングでおしまいです。それと……」

先生は私の持ってきた
”接着剤付きでない銀歯”をピンセットでちょいちょいしながら、
首をかしげた。

「すみません。日がたっちゃって、すぐ来ないとだめですよね」

今日はもう謝り倒して乗り切ろう!と思った。

「それが……コレ、あなたのじゃないですね」

は?! 私のじゃ……ない?
じゃあ、4か月間。後生大事に持ってたソレは?
この接着剤まみれでもない、この銀歯は一体……。
先生と衛生士さんと私で乾いた笑いが出た。

「あははは~😅」

結局、自分のやらかした接着銀歯と、正体不明の銀歯。
二つの「過去の遺物」を歯医者さんに引き取ってもらい、
私の口も心も、これ以上ないほどスッキリした。

もう、二度と禁忌はおかしません!!
歯を失うところでした。大反省!

 その日、運勢を見ると「手放し」に最高のタイミングだったらしい。
うん、めでたしめでたし。

――いや待て、めでたくない!

肝心なこと忘れてる!!

 「じゃあ一体、誰の銀歯だよ!!」


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