探究の存在意義とは
探究を考える前に、教育について少し認識を揃えてから進めようと思います。 教育とは、社会で求められる人材を育てていくことにあると考えます。
では、社会で求められる人材とはなにか。 それは、時代、国・地域、環境によって変化するものであり、常に変化し続けるものである。
日本で言えば、戦争時代に必要だった人材、高度成長期に必要だった存在、バブル後に必要だった人材、SDGs世代の今必要になる人材は当然異なってくるはずです。
教育も、それに合わせた形で、有り様は変化していくものとして理解することが可能でしょう。過去のことはそれぞれの認識の中にお任せすることにして、現在はVUCAと呼ばれる時代。複雑な問題に対して主体的な思考判断で、同時解決を視野に、協働的に行動を起こしていくことの出きる人材ではないでしょうか。
様々な視点、視座、対話(コミュニケーション)の中で試行錯誤し、それらを通した内省で自ら成長していくことの出きる存在が求められています。企業にお努めの方は、どのような人材が会社に入ってきてほしいか考えればイメージできるのではないでしょうか。
既存の教科の教育がそれぞれ存在しているだけでは(テストの高得点が取れるだけでは)学びは学びのためだけの存在になってしまいますが、ここに、探究の視点を持ち込み、教科の学びをつなぎ、社会につなぎ、自分に繋いでいくことができる可能性が出ます。
探究単発の学びも存在しますが、それらは、活用してこそ意味を成す道具部分であり、実際の探究的な思考の場面において、様々な教科の視点と共に活かしていくためのものです。
目の前に現れる様々な情報から、今必要なものを選び取り、フェイクを受け流し、よりあり方に近づくための課題解決能力・思考力・判断力・表現力が、今の世の中に求められる人材育成=教育ではないでしょうか。
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