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探究学習に対する世の中の認識

こんにちは、くらげ先生です。
前職のサービスの一端を無料の範囲で拝借して、世の中の探究学習に対する認識を調べてみました。
※使用サービス:「ミルトーク」

回答結果

(もしかしたら、回答のために検索してしまっている可能性は排除できませんが)探究学習が意味するものを「全く分からない」という人はほぼ居ない。しかしながら、「自由研究の延長」「自由設定のテーマを調べる」という程度の認識が大多数で、実際学生たちもその認識で終わってしまう子もいるのが実情かなと思います。ほんの僅かには、深堀りすること、論証することなど、探究が踏み込んでいきたい領域への認識を示してくれていました。

教師として届かせたいところ

探究の根底には、思考・判断・表現の力を育成。非認知能力の育成として、意思決定をすること、越境体験をすること、壁を乗り越える体験をすることなどを通して自己肯定感やより楽しく生きる知恵を得ること。さらには、教育に対する投資効果として、学び方や学ぶ姿勢の土壌を耕すことがあります。先生としては、そんなところを探究のベクトルとして持ちつつ、生徒の探究活動に対話を通した伴走をしていきたいと考えています。

対話の楽しさへの到達は大変だけど

対話といっても結構難しい。普段使わないタイプの思考や会話をするので結構疲れます。議論が楽しいと思える人でも疲れます。でも、探究の議論で盛り上がるのはとても楽しい感覚を覚えます。その楽しさが生徒側も理解し始めると、ひとりでに深まっていくフェーズになるし、生徒同士でも深めることができ、さらには、先生や専門家との対話も楽しくなるはずです。ちょうど、同じ趣味の人とのオタク論議みたいなものです。

この近辺に到達さえすれば、面接のトークには困らないし、小論文の問題など造作もなく解けるようになる。大学を含め学びの意義づけが一段高まるのは間違いなく、講義から習得できることも多くなります。

イノベーター理論

今、上記のような探究に踏み込めている。あるいは、その認識を持って進められている人は、ほんのわずか。イノベーター理論で言うところの「イノベーター」2.5%であるのが肌感覚。ここから、「アーリーアダプター」となる教育関係者が入り始め次の13.5%が超える頃になると、世の中一般認識もちょっと変わってくることでしょう。※ただし、ここを超えるのがこの理論のなかでの難関「キャズム」です。その時にはまた次の作戦が必要になりそうだけど、一応まだその段階ではないでしょう。

大学入試の変化

今、総合型選抜入試が加速しつあります(旧AO入試)。国公立では3割を目指し(東北大学は早くもこの域に達しているそうです)、私立大学でも半数近くを総合型に切り替える流れがあります。
一般入試の下位層を、総合型の入試の枠に置き換えるような形になっていると思うのですが、総合型で入学できるような存在は、たとえスタート時点で少し学力が届かずとも、その後の伸びが大いに期待できるそうです。
この流れによって、質の高い学生を世の中に排出することのできるチャンスが大学にも増えてくるのです。

これからの仕掛け

今現在、探究の価値を簡単に一言で、というのも結構難しいのですが、認識が広まっていく中で、良い表現を見出してくれる方(自分もそれを目指しますが)が現れてくれることでしょう。
そのためにも、今かかわる学生に、よりよい探究の学びを届けていきたいと思っています。


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