【事例】対話で引き出す
文章もデザインの論理でスマートに!くらげ先生です
今回は20年来の旧友から依頼された「子どもたちの自然体験イベントのレポート」を添削したエピソードです。
依頼はざっくりとやってきた
※読み飛ばして次に進んでいただいても良いです。
※H氏は、長年子どもたちの自然体験を地元で提供する活動をしています。
H氏「よかったらうちのホームページの活動報告の文章を添削してもらえませんか?!」http://-----。
私:報告たくさんあるなあ・・・「どれを見たらいいの?」「これ、誰向けの報告なの?」
H氏「じゃあ2月の報告で」「見ている人は参加している子どもとその家族」「参加者サービスとして面白がってもらって、応援してもらえれば」
私「身内ってことは親に対してだね」「目的が未だ曖昧だけど、応援っていうのは活動継続してもらうこと?それとも参加者増やしたい?」
H氏「参加させてよかったかは、帰ってきた子どもの反応でわかるから、たのしそう、こんなことをしたのか、ってわかること。参加者増加は目的ではない。親たちに褒めてもらえたらいいな、というのが理想」
私「褒めてもらいたいのはH氏?活動団体?子どもが親に伝える言葉では伝わらないものを伝えたいってことでいいかな?」
H氏「活動全体を褒めて(=満足して)もらいたい。その結果としてまた参加してくれたら嬉しい」
私「わかった。とりあえず、ココまでのやり取りだけでも、結構掴んでもらったことが有ると思うから、2月のレポートできたら送って」
対話の目的と要点
文章を誰に向けて発信しているのかと、文章を読んでどうなってほしいのか目的を明確にしました。
これは、プレゼンデザインでも全く一緒。というか、プレゼンで必要な要素を逆にヒアリングで自分の言葉で表現してもらったという対話です。
探究学習でも同様で、この探究をすることで何ができるのか目的を明確にしてもらうことと、この探究で物事に変化がもたらされるのは誰なのかを、ヒアリングして状況を整理します。大抵はこの時点で広げすぎて手に負えない課題を進めようとしている学生がほとんどで、状況を整理しつつ、フォーカスの必要性を説きます。
添削の概要
本番の文章送られてきたときのH氏のコメントとして「我ながら(文章に)変化を感じてます」とのこと。嬉しい言葉いただけました。でも、これは添削前。添削で私がとくに気をつけた点は、上記2点(下記1-2)と、読者視点で(下記3-5)です。
誰に=親=その場にいない人
目的=活動に対する承認欲求につながること
ストーリーとして臨場感が有るか
写真の情報から感じ取れるコメントになっているか
その場にいない親が一番喜ぶ情報とはなにか
実際の添削方針をなんとなく思い描きながらコメント付けしていき、途中で気づいたことが前段でも関係していれば戻って、直接修正ポイントと、加筆されるといいなと思う要素をコメントとして付け加えて戻しました。
あとがき
添削を終えて、H氏より、最初の質問攻めはちょっと頑張った感あるので、安心感与える投げかけがあったほうがいいよ!とアドバイスを頂きました。
たしかに、仰るとおり。大学生や会社の後輩相手の質問の仕方だったかな。(言い訳すると、同級生に対してだからちょっと油断した)
高校生向けには直接対話が基本なので、非言語の部分で緩和出来ているとは思いますが、改めて気をつけようと思いました。
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