久々投稿。児童養護施設で「社会福祉実習担当」をやってみて思うことを書いてみました。
お久しぶりです。
児童養護施設で働く「くらま」です。
前回の投稿からかなり時間が空いてしまいました。
仕事が忙しかったこともありますが、「何を書こうかな」と考えているうちに、気づけば何ヶ月も経っていました(笑)。
久しぶりの投稿なので、今回は普段あまり表に出ることのない「社会福祉実習の担当者」について書いてみようと思います。
私は児童養護施設で児童指導員として働いています。
子どもたちと関わる仕事がメインですが、ありがたいことに今年から社会福祉士を目指す学生さんの実習担当を任せてもらうことになりました。
実習生のみなさんと関わる中で思うこと、悩むこと、そして「この仕事をやっていてよかったな」と思える瞬間がたくさんあります。
今日はそんな話を、少しゆるく書いてみます。
「実習担当=教える人」…実はそれだけじゃない
実習担当って聞くと、
「学生さんに仕事を教える人」
というイメージがあるかもしれません。
もちろん、それも間違いではありません。
でも実際は、それ以上に「準備」が多い仕事なんです。
実習が始まる前には大学の先生と連絡を取ったり、実習計画を確認したり、「この学生さんにはどんな経験をしてもらおうかな」と考えたり。
実習が始まってからも、毎日バタバタです。
子どもたちの生活を支えながら、
「今日は何を見てもらおう?」
「どんな声かけをしたら学びにつながるかな?」
そんなことをずっと考えています。
そして実習生が帰ったあとには、実習日誌を読んでコメントを書いたり、一日の振り返りをしたり。
正直、「一日が30時間あればいいのに…」と思うこともあります(笑)。
「見せられない支援」があることも知ってほしい
実習生から時々こんな言葉を聞きます。
「今日は特に何もありませんでした。」
でも、その言葉を聞くたびに心の中では少し苦笑いしています。
実は、「何もなかった」のではなく、「見せられなかった」ことがある日なんです。
児童養護施設は、子どもたちが生活する家です。
学校でも職場でもなく、「暮らしの場」。
だからこそ、子どもの気持ちやプライバシーを守ることが何よりも優先になります。
家庭のこと。
親との面会。
気持ちが不安定になっている時間。
職員同士で支援方法を話し合う場面。
こういう場面は、実習だからといって何でも見てもらえるわけではありません。
私は実習生に「見せないことも支援なんだよ」と伝えるようにしています。
最初はピンと来なくても、実習が終わる頃には「そういうことだったんですね」と話してくれる学生さんもいて、その瞬間はすごくうれしいです。
実習生の成長を見るのが、実は一番楽しい
実習初日って、本当にみんな緊張しています。
子どもにどう話しかければいいか分からない。
職員にも遠慮してしまう。
実習日誌も「これで合ってるかな…」と不安そう。
でも、不思議なんですよね。
数日経つと、自然と子どもたちの輪に入って笑っているんです。
子どもたちって、大人以上に人を見る力があります。
「この人なら大丈夫。」
そう思ったら、一気に距離を縮めてくれることがあります。
そんな姿を見ていると、「実習っていいなぁ」と毎回思います。
そして最後の日。
「ありがとうございました。」
その一言を聞くと、こちらまで少し寂しくなるんですよね。
実は、勉強しているのは私の方かもしれない
これは実習担当をやるようになって、一番驚いたことです。
学生さんって、本当によく質問してくれます。
「なんで今、その声かけをしたんですか?」
「どうしてその対応を選んだんですか?」
普段は何気なくやっていることでも、改めて聞かれると「確かに、なんでだろう?」と考えます。
経験だけでやっていたことを言葉にする。
これって意外と難しいんです。
でも、その時間があるから、自分自身の支援を振り返ることができます。
だから私は、「教えている」というより、「一緒に学んでいる」という感覚の方が近いかもしれません。
実習担当をやっていて、一番思うこと
福祉の仕事って、「大変そう」というイメージを持たれがちです。
もちろん、大変なことはたくさんあります。
不定休で当直もありますし、思うようにいかない日もあります。
それでも私は、この仕事を選んでよかったと思っています。
実習に来た学生さんが、
「児童養護施設で働きたいと思いました。」
そう話してくれることがあります。
その一言だけで、それまでの準備や悩みが全部報われた気持ちになります。
未来の職員を育てることは、未来の子どもたちを支えることにつながる。
少し大げさに聞こえるかもしれませんが、本気でそう思っています。
最後に
久しぶりの投稿でしたが、読んでいただきありがとうございました。
児童養護施設で働いていると、子どもたちとのエピソードが注目されることが多いですが、その裏側では実習生を迎えたり、新人職員を育てたり、いろいろな役割があります。
今回は、その中でも「実習担当」という少しマニアックなテーマについて書いてみました。
これから社会福祉実習に行く学生さんや、同じように実習担当をしている職員の方に、「あるある!」と思ってもらえたらうれしいです。
もし反響があれば、次回は
「実習担当者が密かに見ているポイント」や「実習生にぜひ知っておいてほしいこと」なんかも書いてみようと思います。
久々の投稿でしたが、最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。
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