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家にも「衣替え」があった

こんにちは

前回は、どこかへ行く理由って「人」もあるよね、というお話をさせていただきました。
ちょっとしたふれ合いだけど、心に残るようなやり取りがまたその人に会いたくて、また行こうと思うことにつながるのではないか、そんな内容でした。

▲よろしければご覧ください。


では今回は

「衣替え」にまつわるお話をしていこうと思います。
6月になると衣替えということで、学生さんや企業等にお勤めの方々は制服やスーツが夏仕様になっていくのではないでしょうか。

この「衣替え」ってそういえばどういう習慣なんだろうと思ったので、改めて調べ考えてみた、という内容です。

今回もお付き合いくださるとうれしいです。

それではどうぞ

■意外と昔から

まずは、衣替えの歴史から見ていこうと思います。

「衣替え」の文化は遡ると、平安時代まで。
元々は中国から伝わってきた習慣で、平安の時代に宮中行事として始まったと言われています。
その時は年に2回、そこは現代と変わりませんね。

しかし江戸時代になると年に4回も(幕府の取り決めで)衣替えを行っていて、庶民にもその習慣が浸透していきました。そして明治時代に入り洋装文化の浸透と共に当時の政府が年2回と定め、現代の衣替えに繋がっています。

※もっと詳しく知りたい方はウェキペディアをご覧ください。
ボクも見ました。

「衣替え」というある種の行事も実は中国(大陸文化)から伝わってきた習慣だった、というのも知らなかったしそこまで考えていなかった、が正直なところ。

その他の日本文化においても日本独自、発祥と思っていた事柄は意外と違っていてその多くは外(海外)から取り入れたもので、そこから日本用に解釈し変容していった、ということが調べてみると結構あるものです。
(また別機会で話してみたいです)


■暮らしの衣替え

この衣替えも人の衣服だけではなくて建築においても時期になると内装を替えていた習慣がありました。

そこで建具の話にもなってくるのですが、「障子」ってありますよね。

一般的な障子は木の骨組みに紙を貼ったものを指すと思います。
その障子を夏の時期になると紙の障子ではなく簾(すだれ)の障子に入れ替えます。(簾戸(すど)なんて言ったりします。)あるいは襖などを外して簾を掛けたりして、部屋全体に風がより通るように模様替えをする習慣がありました。
京町屋などでは建具替えと呼ばれ、夏の暑さ対策をしてきたようです。

今では、そこまでの習慣はなくても近い事をしているかもしれません。
例えば、敷物を厚手のものから夏用の敷物に替えたり、透き通ったガラスの器を飾ってみたり、暖簾を麻生地などにしてみたり、どれも肌触りや見た目など周囲の環境も涼し味を感じ取れるモノに替えていると思います。

今年も梅雨の時期に入りました、そして明けると暑い夏が来ます。
建具替えとまではいかなくても、こうした日本の習慣から得たアイデアでその時期を気持ち良く過ごせるし、ツライ季節を肯定的に受け入れられるんじゃないかなと。

そう、家も人も季節に合わせて表装を替えてきた習慣は機能的(合理的)になり過ぎた現代ではちょっとした変化を味わう余白を作り気持ちのゆとりをもたらしてくれるのではないかと思います。

この辺りが、暮らしを楽しむ、っていうところにも繋がりそうです。

衣とちょこ座

ということで、
ボクもちょこ座を飾り台にして夏物を飾って実践してみます。

ちょっと宣伝っぽくなってしまいましたが、
今度皆さんの「暮らしの衣替え」を聞かせてください。

それでは
ここまでご覧いただきありがとうございました。

ではまた


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