【熊本地震】自粛せず、みんなの防災を発信してほしい理由
やっぱり、震度7はレベルがちがう。
あんなに長く強く揺れたら、もう、命があるだけでよかったと思うしかない気もする。
大地震発生時にいちばん大事なのは「死なないこと」であり、それがクリアできたら100点!
…と言いたいところだけど、助かったあとは生きていかねばならない。
生きるために、なにかを食べて、どこかで寝て、を繰り返す。
もし自宅倒壊の危険がなければ、散らかったものを片づけて、壊れたものを捨て、少しずつ暮らしを立て直していかねばならないのだ。
折れそうな気持ちをふんばって。
震度6以上を一度でも経験した人には「地震免罪符」が発行されて、もう二度と経験することなんてなければいいのに、と思う。
そしたら、熊本のみなさんは、今日から安心して眠れるはずなのに。
地震のやっかいなところは、いつ、どこで、何回発生するのかわからないことだ。
これがほんとに神経を削ってくる。
たとえ九州から本州に移住しても、地震のリスクから逃れられることはないのだから、日本って…。
だけど、四季があり、温泉が湧き、海の幸も山の恵みもおいしいという、いいところもたくさんある。
結局、活断層の上に住むわたしたちが、地震の特性をとらえてうまく付き合っていくしかないのだ。
今、熊本地震の被害を見ては、心を痛めている人も多いだろう。
同じ日本で大変な思いをしている人がいるのだから、自分たちが日常を楽しむことを申し訳なく思う人もいるかもしれない。
そんなときはどうか、自粛するのではなく、自分の暮らしの中の防災をなにかひとつ発信してほしい。
noteやSNSで発信しなくても、身近な人に話すのでもいい。
完璧な防災じゃなくてもいいし、専門性なんてなくても大丈夫。
たとえば、
「もしも断水になったら、どうやってしのぐか」
みたいなことでもいいと思う!
「災害用トイレを◯日分備えましょう!」
という情報だけが、正解ってわけじゃないと思うのだ。
「うちは庭があるから、その一角をトイレにしようかなと考えてる」
とか
「近くに小川があるから水を汲みにいくつもり」
とか
「自分は潔癖で川の水とか無理だから、水だけは大量に備えている」
とか。
人によってちがっていいし、環境によってちがうもの、それが防災だと思う。
自分の頭で考えた身近な防災が、だれかの考えるきっかけになるかもしれない。
被災地に心を寄せながら、悲しみを必要以上に受け取ることなく、今自分にできる小さなことをやっていきたい。
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