うつ病治療に効果的な文章術
書くことも、うつ症状の悪化を防ぐ効果があります。
私がやっていたのは、主に次のことです。
1日の計画を書く。
悩みを書き出し、解決可能なものには解決策を併せて記す。
これからやらなければならない事を書き上げ、重要な事に対しては対応策を書く。
思い浮かんだ良い考えやアイデアなどを書く。
誰にもみせない日記を書く。
これらの習慣がうつ病治療の一助となったのは、気持ちを整理できたり、悩みを解決できたり、やるべきことの道筋が見えたり、前向きな考え方ができるようになったり、つらい気持ちを吐き出せたりといった効果があったからだと考えています。
グリーフケアに関する本でも、「書くこと」には喪失感を和らげる効果があると述べられていました。
つらい気持ちを和らげるには、誰かに悩みを聞いてもらうことが効果的ですが、ありのままの感情を他者に伝えるのはハードルが高く、ふさわしい相手を探すのも難しいものです。
そのため、『書くこと』は気持ちを落ち着かせる有効な手段となります。
同書では、誰に見せるものでもないのだから、文章の体をなしていなくても、頭に浮かんだ言葉をそのまま書き出すことが勧められています。
こうして自分の内面を表現することで、様々な気づきが得られ、新たな気持ちが芽生えます。
そして次第に心が静まり、今の自分にとって大切なことも見えてくるようになるでしょう。
ただし、気持ちを文字にする作業は人によっては苦痛を伴う可能性もあるため、焦らず自分のペースで進めることが大切だと述べられていました。
私の場合、昔からスケジュール管理と日記が習慣であり、いわゆる「メモ魔」でもあったため、書かないことの方がむしろストレスになります。
だから、この手法は私に合っていたのでしょう。
精神科医の樺沢紫苑さんも著書のなかで、書くことの効用を述べています。
悩みを書き出すことでストレスが吐き出され、脳内が整理され、間違った考え方に気づくことができるからです。
悩みの書き方は、人に相談するイメージで文章化するといいと指南していました。
人に相談する気持ちで書くと、自分が何に悩んでいるかが明確にできるからです。
また、日記を書くことで自己洞察力が鍛えられるとして、日記を習慣にすることを薦めています。
日記の書き方としては、寝る15分前に、今日あったうれしかったことや前向きな出来事を3つ書く「3行ポジティブ日記」を奨励しています。
これがうつ病治療になるのは、ポジティブ思考の訓練になるからです。
その結果、自己肯定感が高まり、自分をダメだと思いがちなうつ病から回復できるというわけです。
樺沢紫苑先生はYouTubeチャンネルでも、うつ病改善のコツをたくさん投稿されているので、大変参考になります。
見るだけでも元気をもらえます。お勧めです。
ひとり事業家で文筆家の山口恵梨香さんの「ひとり会議ワークブック」も効果的ですので、ご紹介しておきます。
限界家族日記の目次はこちら
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