喪失感からの立ち直り方を教えてくれる本
テレビからも、深い悲しみから立ち直る方法を教えてもらいました。
母が緩和ケアを受けるために転院をして、反応が乏しくなっているのを悲しんでいる時に、フジテレビの生活情報番組「ノンストップ!」をたまたま見て、そこでグリーフケアの専門家から大切な人を亡くした悲しみから心を救うヒントをもらえたのです。
あまりにもタイムリーだったので、神様が落ち込んでいる私にプレゼントをしてくれたような気がして、おもわず手を合わせてしまいました。
「グリーフケア」という言葉は、その番組で初めて知りました。
グリーフケアとは、家族を亡くして悲嘆に暮れている遺族が立ち直り、再び前を向いて生きていけるようにするための支援のことです。
またグリーフケアでは、人生の危機を生きなおすチャンスに変えることを目指して支援していることも知り、グリーフケアを深く学んでみたいと思いました。
そこでさっそく、ノンストップで紹介されていたグリーフケアの本を電子書籍で購入しました。
その本は「もう会えない人を思う夜に 大切な人と死別したあなたに伝えたいグリーフケア28のこと」です。
著者は、坂口 幸弘さんと赤田 ちづるさん。両氏とも、関西学院大学「悲嘆と死別の研究センター」に所属しています。
ちなみに、赤田ちづるさんは、ノンストップでグリーフケアの専門家として出演されていました。
それで赤田ちづるさんの著書を読んでみたいと思ったのです。
本書では、数多くの遺族の体験談を集めて、それを分類・体系化したうえで、グリーフ(悲嘆)に対処するためのヒントが書かれています。
ヒントは28あり、どこからでも読めるので、自分が抱えている悲しみに合ったものを選んで、実践的な対処方法を学ぶことができます。
人は必ず死ぬ運命にあり、長く生きていれば、誰でも愛する人との別れを幾度か経験することになります。
その底知れぬ悲しみを乗り越え、幸せに変えるいい経験にするために、本書は多くのヒントを与えてくれます。
YouTubeでも、本書の要約をしているチャンネルが多くあるので、興味のある方はぜひご覧ください。
うれしいことに、母が最期に入院した病院でも、グリーフケアをやっています。
悲しくてどうしようもなくなったときに、話を聞いてくれる場所があることは、とても心強いです。
職員の方から「困ったことがあったらいつでも来てください」と温かい言葉をもらえたので、いつか利用してみたいと考えています。
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