2025年3月 平潟港温泉、砥上屋旅館
先月、noteでフォローしている方々の記事を読んで驚いた。anjuさんと湯美さんが同じ日に同じ宿に泊まっていたのだ。ご両人とも当日はそうとはご存じなかったようで、noteのお互いの記事を見てビックリされたようだ。
これはその宿に行かねば、と思って予約をした。アンコウ鍋も美味しそうだし、温泉も良さそう。前日は、都内も含めて関東一帯に雪が降った。当日も夕方以降降雪の予報で、高速道路も通行止めになるとテレビで報じられていた。こりゃ、車はやめて列車にするか、と思ったが、幸いなことに千葉県から茨城県の海寄りは雨になりそう。常磐自動車道も問題なし。
ということで、車で出発。まずは水戸へ。


明日はずっと雨の予報なので、歩くところは今日のうちに、ということで、偕楽園へ。

お詣りしてから脇を行けば、偕楽園東門。おお、70歳以上は割引になるんだ。ありがたや。さて、梅の花はどのくらい咲いてるだろうか。



好文亭にも寄ってみた。偕楽園へはぼくは昔母を連れてきたことがあるが、カミさんは初めて。一通り巡らないと。好文亭でも70歳以上割引があって嬉しい。


まだ時間は早いので、勝田駅近くのサザコーヒー本店で一服することに。


さて、再び常磐道を走って、北茨城ICまで。そして、16時、宿に到着。

案内されたのは、3階の奥の部屋。昔ながらの木の階段を登る。荷物を置いて、とりあえず近所の探検に出かける。何しろ、明日は雨だから、歩くとすれば今日しかない。


漁港の右手に突き出た突堤の向こう側へ行くと、景色が変わった。

引き返して、今度は漁港の左手側へ行ってみる。港には漁船だけでなく、ヨットやクルーザーなども停泊していた。タイトル上の写真は、漁船越しに撮った砥上屋旅館。漁港の左手に突き出す突堤には、新しそうな漁協の建物。震災後に建てられたものだろう。隣の勿来町九面(なこそちょうここづら)の港へは、切通の道が通じている。碑によれば、それまで行き来できなかった所に洞門を掘って道を作ったそうだ。安永時代のこと。その碑の向かい側には、縣界標が立っている。


漁港の方へ引き返す。

というわけで、宿に戻る。



さて、お風呂に入ってこよう。我々は青い暖簾が掛けられた方。今日は2階。明日の朝はそれが1階に変わるとのこと。

さて、食事は2階のお部屋で。あらかじめ椅子席をリクエストしておいた。予約したのは、アンコウ鍋とお刺身盛合せのコース。




ビールと純米吟醸の日本酒を頼んでおいた。

給仕をして下さる女将さんに東日本大震災のことをお聞きした。6.7mもの津波になぜここが耐えられたのか。その当時、ちょうど目の前の道路が工事中で長く深い濠が掘られていた。住民の皆さんは高台に避難し、津波が来たけど、その濠に食い止められたそうだ。漁船は沖に避難して難を逃れたという。だが、先ほど見てきた右手側へ行ったあたりは、まともに津波を受けてしまい、海際にたくさん建っていた家々は壊れてしまったという。間一髪だったわけだ。そんな事情があったとは。
さあ、そろそろメインディッシュ、アンコウ鍋に火を点けましょうか。


おつゆの具合は大変よろしい。具材のアンコウも普段食べているのとは大違いで、味が濃くて旨い。いやあ、こりゃ、お酒が足りない。カミさんはさほど吞まないので、大半は一人で吞んでるのだが。

で、鍋の中身を一通りいただいたら、もうそれだけでお腹いっぱいなのだけど、最後のお楽しみが待ってます。雑炊! これは素人が手を出してはいけません。ちゃんと作って下さいます。

食休みしてから、再び温泉で体を温める。こりゃ、よく眠れそうだわ。あれ? と不思議に思ったこと。隣の部屋に夫婦連れが入ったはずなのに、夕食後はスリッパも見当たらない。まさか、夜の町に飲みに行ったわけでもないだろうに。と思いきや、こちらの宿は、3階の手前の部屋は寝室は別に用意することになっているのだった。部屋の仕切りは襖なので、フツーに寛いでおしゃべりしてると内容までは分からずとも、話をしてると分かる。寝るときはそれを避けるために別にしてるのだな。
翌朝は、天気予報通り雨。

6時から入浴可能。青い暖簾が出てる1階の浴室へ。



朝ご飯は8時から。その前に、BSで朝ドラタイム。と言っても、今放映中のおむすびは面白くないけど。

朝食もやはり美味しくて満足。ご主人は最後までお顔を見せてくれなかったが、いい料理人だなあ。
精算時に、noteがきっかけでこちらを知ったという話をしたら、そんな偶然があったんですねと女将さんは驚いておられた。anjuさん、湯美さん、本当にありがとう。いい宿を教えてもらえました。
9時半、出発。まずは、近所でお買い物。


この後、昨日見かけた大黒屋へ行き、あんこう揚げも購入。
大震災時に壊れたけど、その後建て直されたという六角堂へ向かった。車で10分もかからない。



本当は、お隣いわき出身の知人から大津港の物産館でシラスと佃煮を勧められていたが、な、なんと、水曜日定休だった。えー、そりゃないよ。しょうがない。もひとつ勧められていた常磐道中郷SAで売られているものを買っていこう。

お昼は、つくばに寄っていくことにした。



最後に、道の駅常総で野菜などを買って帰宅。15時過ぎ。近いから余裕あるなあ。晩メシは、買ってきた生々しくて旨い〆サバやあんこう揚げなどで充実の内容となった。
