(短編小説)眠れない朝を抱いて
このお話は、筆者の実生活をベースにした創作です。
実話を元にはしてますが、
登場する人物名・団体等は一切存在いたしません。
(登場人物)
・新井 ・・・ 中小企業の事務員(40代)
妻と娘1人の3人家族
午前4時。
また、いつものように目が覚めた。
継続睡眠が4時間を超えなくなったのは、
いつからだろうか?
平日なら、23時くらいには就寝して、
朝6時前に起床すればいいのだが。
間で目が覚めない事はなく、
目が覚めると、大概朝まで眠れない。
加齢、食生活、日常のストレス。
思い当たる理由は、山ほどあるが。
自分だけが、特別な事はないはずだ。
聞いてみれば、似たような人はいるし、
SNSをのぞいてみれば、
仲間はいくらでも見つかった。
「自分だけではない」と言うのは、
いくらか救われる事実ではある。
ただ、それで納得してるから、
いつまでたっても、悩んでる気もする。
変えたいのなら、考えないといけない。
ZZZzz・・・
反面、うちの娘は良く眠るw
起こすのは、いつも新井の仕事だが。
ホッといたら、いつまでも寝そうだ。
自分だって子供の頃から、
不眠だったわけではない。
ただ、思い返してみても、
親に起こされた事は、ほとんどなかった。
目覚まし時計にも、頼った事はない。
「そもそもが、小心者なんだよな・・」
結論としては、そういう事か。
そして、そんな自分と知っているから、
目の前で爆睡してる娘には、
「小さな事で悩まず、
青い空のように、おおらかに生きて欲しい」
そう願い、空をイメージした名前を付けたのだ。
今のとこ、その思いは叶ってるではないか。
家を出る時間まで1時間を切ってるのに、
この見事な爆睡具合、、、
「おーい、朝ー」
「おとーさん、もう出るんだけど」
「ふとんを片付けたいなー」
「・・・・」
朝から、イラ立ってはいけない。
それに、見ろこの娘の眠りっぷり。
自分だって、別に今すぐ家をでなくても、
コーヒーを楽しむくらいの時間はあるのだ。
自分に足りないのは、この余裕。
「子から学べ」とは、まさにこの事か。
ゆっくり寝て。
休憩時間は休憩し。
家に帰れば、仕事の事は忘れる。
そう、ありたい。
とはいえ、、、
そろそろ起きないと、遅刻だろ?
ゆすり、たたき(軽く)
布団をはぎとる。
「何? 今日は体育祭の代休なんだけど・・」
新井の2大コンプレックス。
① 気が小さい事
➁ つまらないミスが多い事w
【そんな新井の、過去話です】
小学生~就職編
婚活編
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